◎ディフェンスのチーム
中国戦で川島を長く起用したわけですが、ファイナルは例によってスターターなのに出番は短くなりました。もっといえば3Qに韓国に3Pを2つ決められた段階で川島は下げられます。川島が決められたわけでもないのにさ。徹底してハードにマンマークで追い詰めろっていうハッキリとした指示を出されたわけです。
まぁ見事にロールマンプレーを決められたし、そこからも何度もロールマンをやられるのですが、韓国のセンターのつたないフィニッシュ力に大いに助けられました。「ハンドラーを潰せ」はセオリーになってきていますが、アンストラクチャーにすれば個人のフィニッシュ力が目立つので、ダメな奴にボールを持たせていったわけです。積極的なディフェンスから、消極的に相手のミスを祈ったのでした。
それでも、日本らしくない前へと出ていくディフェンスだったのが大きな進歩だったし、微妙なところをカークに止めてもらう作戦でした。最終的にはイ・ヒョンジュンのオフェンスリバウンドにやられた感もありますが、それはイ・ヒョンジュンだけが出来たことなわけでして、そこの個人能力の差は仕方ないじゃん。
ファイナルで接戦に持っていけたのも、このディフェンス力があったからこそ。
どこに拘って、どういう点が相手に効いたのかは、よくわからなかったし、個別の選手交代が成功したのかはイマイチだった気はしますが、全員がディフェンスを重視することが明確になっていたのが、チームとしての結束力にも繋がっていた気がします。全員を繋ぎ合わせるものが何かって話だ。
自分たちのオフェンスをやり続けるってのは簡単じゃないけど、自分たちのディフェンスはやり続けたぜ。
そして懸念だったファール癖も、準決勝、決勝と抑え気味になりました。グループリーグでは韓国に3P・・・じゃなくてフリースローを打たれまくったわけですが、ファイナルは15本に留めてのロースコアだったしね。
緊張感のある試合が続いた中で改善もしてきたってことで、吉本HCらしくディフェンスという共通言語は響いたのでした。
あとシンプルにリバウンドで勝てた大会でした。アジアレベルだと、良くある話ですが、今回は中東勢が弱かったことも含めて、ここのアドバンテージが今後も続くのかどうかね。カーク無双だし。