キヨンテとアーサー

◎75Mで12人を構成する

今、ピストンズのサラリーを上位から見ていくと10番目がオコリーで4.5M、11番目がジェンキンスで4Mです。今オフはルパートをトレードに出して、プリンスとギャリー・ハリスを手に入れましたが、この2人も4Mを下回っています。つまり、概ね6人が4M以下となり、合計で24M使うことにしておきましょう。

同じくジャズを見てみると、驚くことに同じように10人目がセンサボーで4.8Mです。こちらも契約延長を抱えているので来シーズンは10人目ではなくなるのですが、コディを放出しており、来シーズンはコリアーが4.9Mで10人目あたりになるでしょう。
以下、ミハイルー、バンバ、フィリポフスキーと並んでいきます。ピストンズよりも安いのですが、ジャズもやっぱり6人×4Mで24Mというあたりがラインとして設定されています。

最大で24Mなので、もう少し削減できるのですが、削減したところで20Mだし、ウェイブ案件も出てくることが多いので、10番手以下の合計が24Mだと置きましょう。
ちなみに現状だとニックスは7番目に高いアルバラドが4.4M、8番目がマクブライドで4Mとなっています。上位陣のサラリー合計によってはチームの7番手と、チームの10番手が同じくらいのサラリーってことです。

では、残りの6人を考えていきましょう。サラリーとしては51Mほど残っています。これを配分していくわけだ。

ざっくりと役割を振ってみました。スターターの中に2人のエースがいるとして、6番手には個人で点を取れるタイプを用意したくなります。どうじに(7番手ではなくていいが)1人で複数の仕事をする選手も必要です。
相手によってはシューターだったり、ストレッチビッグだったりを使いたくなりますが、それは10番手以降でも雇うことはできるので、ここでは無視しましょう。

言い換えれば4番手から7番手までの4人は、多少の凸凹はありつつも、みんな大事です。豪華なスターターとか時代遅れなのだ。ってことで、4人×10M+2人×5Mで50Mです。これですっぽりとタックスラインを下回れます。ではジャズの状況を見てみましょう。

こうなってきます。合計で12Mほど高いですが、27-28シーズンからの話なので契約が切れているジョシュ・グリーンは安くするだろうし、オコギーとヘイズは片方だけ残すイメージに見えます。必要ならばタックスに突入するかもしれません。そのレベルで収まってはいます。あっセンサボーが昇給するのも加わるか。

ピストンズはもう少し苦しい状況です。とはいえ、3人合計が10Mほど少ないので、ジャズより余裕はあります。

合計で10Mくらいオーバーしていますね。これがトバイアスに良いサラリーを出さなかった理由なのでしょうか。どうみてもダンカン、ジョー、ハーターは多すぎです。ジョーかハーターはカットすることになるのでしょう。それで成立します。
ジャズより10M低いことでコリンズ+ダンカンで32Mをなんとか払えます。いや、4番手と5番手の合計で32Mは高くないはずなのですが、トータルで見ると厳しくなるんだな。これが今のサラリーキャップの難しいところだ。

見方を変えれば、どうしてデューレンのサラリーに拘っているのかの理由がここにあります。デューレンに5M多く払うだけで、もう1人カットしなければいけません。来オフの話なので、最後にどうするのかわかりませんが、このサラリーバランスで厳しいのだから大変だわ。

ビッグ3が上手くいかないのはNBAの歴史ですが、ビッグ3を成立させるためには、3人合計サラリーを抑える必要があります。そのラインを攻めていったピストンズとジャズ。それがアーサーとキヨンテへの契約に繋がっています。
デューレンとの契約がまとまるのか、それがピストンズの悩みですが、ジャズもセンサボーやコリアーと続いていく契約延長をどこで決着させるのかという問題もあります。チームを維持するのが難しいのがNBAだぜ。



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