Window4 日本vsカタール

どうして、ここまで上手くいったのだろうか

八村が加わって戦う最後のワールドカップ予選は123ー70の53点差での大勝利。お客さん、123点ですよ。123点。最終予選なのに123点なんですよ。ドン引きしちゃうくらいに華麗なるオフェンスで粉砕してきました。
サウジ戦よりも良い結果になりましたが、その理由は渡邊雄太が戻ってきたことと、富永を長く起用したこと。そもそも素晴らしいプレーを続けていた富永よりもダブルPGを選んだサウジ戦やWindow3が信じられないので、桶谷采配についての疑問点は沢山残っています。でも、日本がこんなに鮮やかに点を取っていくなんて・・・いや、正しくは

なんて信じられません。今回は河村もいて2試合で19アシストと暴れまわったのも一因ですが、3Pは6本すべて外しているので、韓国との親善試合みたいに「上手く構築できなかったけどねじ込んだ」っていうシーンはゼロでした。だから個人能力でゴリ押ししたわけでもないんだよね。

どうしてこんなに上手くいったのか。カタール戦の感想って殆どないので、全体像で触れていきたいと思います。

◎Window3のこと

まず初めに触れておくべきは中国・韓国と対戦したWindow3も内容は良かったことです。もちろん、八村と河村がいないのだから全体の精度は落ちますが、十分に良い内容のバスケをしていました。
92-73 中国
79-81 韓国
サウジ&カタールに比べると、中国の方がディフェンス力が高く、それでも92点を取っています。その時点で「日本のオフェンスがこんなに素晴らしいなんて信じられない」って感じでした。
続く韓国戦も3Q中盤に11点リードした時点では「この内容で負けるわけがない」って空気でしたが、桶谷パニックムーブ采配が発動しての逆転負けです。どうしても負けてしまったから内容が悪く見えるけれど、問題があったのはダブルPG作戦だったのでした。

では、どうしてパニックムーブが始まったかといえば
①エディ・ダニエルズのディフェンスでオフェンスの起点が潰された
②チェ・ジュニョンが中外自在に動くセンタープレーに対処できなかった

この2つから自分たちがやるべきことを見失ったわけです。

特に①に関してはターンオーバーの発生から、比江島と富永を捨てる選択をし、斎藤と佐々木を引っ張った結果としてPGの球離れの悪さと疲労、サイズ負けするディフェンスという構図が強く出てしまいました。斎藤の5つを筆頭に17ものターンオーバーを喫してしまったのが敗因です。

このPG近辺の起用法問題というか、エディ・ダニエルズに起点を潰されなければ、オフェンス構築自体は非常に上手くいっていました。
ホーキンソン 30点 FG11/16
渡邊     18点 FG5/14
西田     13点 FG5/9
馬場      8点 FG3/5

スターターの4人は確率が悪かったのも35.5分もプレーした渡邊だけであり、チーム最高の+9点だった西田のプレータイムが短かったことの方が悔やまれます。

そして数字の上でも、このWindow3の内容がベースにあり、韓国との親善試合2つを挟んで、Window4が素晴らしい内容になった点もわかりやすくなっています。反省点が活きたし、それ以上に八村と河村効果が生まれたってことです。

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