ジャズと一貫性

◎オフェンシブというか守れない

ジャズは攻守にレーティングの悪いチームです。タンクしまくっていた事情もありますが、していなくっても大差ないのがディフェンス面です。一方でオフェンスレーティングは低いけど、オフェンスの爆発が勝ちパターンです。大量得点を取ってねじ伏せるか、取れずに負けるか。

125点以上とって14勝11敗と勝率が悪すぎますが、それよりも115点未満で1勝しかしていないことが目立ちます。お互いに点を取れない試合もあるのが普通ですが、物量でねじ伏せる勝ち方しかしらないので、こんな酷いことになります。

ポイントは勝ちパターンがどうたらこうたらではありません。ジャズはこれを4シーズンに渡って繰り返してきたことです。「自分たちの戦い方はこれなんだ」という方針は全くブレませんでした。
その間、選手は入れ替わってきました。ルーキーたちが加わるだけでなく、ある程度ベテラン陣の入れ替えもあったけど、方針だけはブレない。失点上等のハイスコアリングゲームです。

弱いころからブレずに同じ方向性で突き進むというのは、近年の成功事例です。
サンダーしかり、ペイサーズしかり。逆に短期的な変動をしてしまうチームは、プレーオフで戦術力の弱さを見せていきます。戦術だったり、コアメンバーだったり。スター選手でも頻繁にトレードされる時代ですが、勝ちたければ一貫性は欠かせません。

よくオフになると補強したことで「来シーズンは強い」と言い出すパターンがありますが、「お前ら、勝てなかったのは戦力が足りないだけだと思っているの?」と言いたくなるパターンが殆どです。戦力が整ったことで急に勝ち始めるチームなんて今年のスパーズぐらいな印象なのにさ。
その点でジャズについては、やっていることに一貫性があり、そこに戦力が揃ったのであれば、一気に反撃する可能性があります。

これ、かなり大事な事なんだよね。それはひょっとしたら「一貫性」が大事なのではなく、選手たちが同じ価値観を持っていることが大事なのかもしれません。

ターンオーバーを恐れず、ハイペースでパッシングしていくのがジャズの特徴ですが、それは言い換えれば優先順位として

ターンオーバーの抑制 < ハイペースでのパッシング

という構図がチームに浸透しているってことです。プレーコールとして何をするのかよりも、ミスを恐れずにペースアップする姿勢がチーム全体の共通意識なわけだ。当然のように速攻での失点もリーグワーストです。逆にディフェンスをサボってでも、カウンターアタックに行くのもジャズらしさになっているし。

いずれにしてもジャズは4シーズンに渡って一貫した方針で戦ってきました。今や失点したところで気落ちする選手はおらず、次のオフェンスへと向かっていきます。ミスなんか恐れず、強気に3Pを放っていき、オフェンスリバウンドにも積極的です。カウンターされることなんて蚊に刺されるようなもんです。

これもまた「チームのカルチャー」ってものさ。

ジャズと一貫性” への1件のフィードバック

  1. コディの新天地での飛躍に期待です。ポテンシャルはあるでしょうから。

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