◎ガードたち
河村が16分半で9アシストしたのを筆頭に、チームで29アシスト2ターンオーバーです。ここまで完璧にプレーメイキングが機能することなんてNBAでもありません。パーフェクト。いうことない。マジで。ディフェンスでサイズのデメリットを使われまくったことだけが後悔ですし、八村も河村もいない次回の対戦はどうするんじゃい、っていう疑問だけは残りましたが。
あとは・・・なんでしょうかね。前述のとおり、佐々木がダブルPGするのに慣れてきて、当初のようにボールを持ちすぎることが減ったことでしょうか。組み合わせとしても(西田と富永が欠場した)韓国戦みたいにムリな形ではなく、基本は佐々木と斎藤でのダブルPGでした。この2人のコンビネーションが良くなっていると認識しているのでしょうね。
プレーの側面で言えば、単純なピック&ロールが減ってきました。韓国戦までの手ごたえがあったことで、お願いホーキンソンをしなくても組み立てられる自信がついたことと、良くも悪くも八村がボールサイドに出てくるので個人技突破するスペースがなくなり、パスで展開することが増えた印象です。この辺は明確な理由はなく、その場での状況判断で作られたのだと思います。
あとコーナーが空いているので、ちょっと困ってもパスを出す先があったんだよね。サウジのディフェンスの問題も絡んできたわけでした。
はい。語ることがないので、U18のことを思い出してみましょう。
ロスターバランスとしてはベネディクト中心だったU18と似ているので、ガード陣のプレーメイクも似たような感じでいいはずです。ホーキンソンと比べてはいけないけど、アレックスとケイマンというセンター陣も躍動していたしね。
まぁオフボールの3人が全く動かないU18とA代表を比べても意味はないのですが、困ってはスクリナーを呼んで、特に何も起きないPnRをしていたU18の厳しさを感じるし、PGに求める能力もかなり違ってみます。U18は中村が良いプレーをしていましたが、どんなプレーを構築するのかは迷いだらけだったなぁ。
ダブルPGが増えてきたことで、片方がサイドライン際に行くこと、オフボールで動きをつけていくことなど、A代表で改善してきたことが複数あります。それらはU18では特に問題でPG陣はトップに張り付いていました。育成年代の方が「このプレーをする」という既成概念みたいのが強い気がします。
よく190センチくらいの選手がセンターをしていると「将来のためにガードにすべき」っていう意見が出ますが、逆もまた然り。ポジションを変に固定せず、違う役割もこなすことはプレーの可能性を広げることになってきます。PGであっても、PGじゃない動きを出来ることは、戦術が高度になるトップレベルでは大事なことだぞってね。
そんなわけで、A代表が充実しすぎ問題すら出てくる今夏。びっくりするほどに華麗に展開していくし、ポジションチェンジが多いA代表。これを率いているのが琉球の桶谷だってのは不思議で仕方がないけどね。
なお、裏で韓国がレバノンに負けました。日本も去年のアジアカップで負けた相手です。あの時はホーキンソンが負けたっていう感じもあり、日本の計算は全てが狂ってしまった。これでレバノンが首位、日本は2位です。3位までに入ればOKなので、トップ2チームが固めたことは予選突破にはポジティブです。ワールドカップ出場は間近になってきたよ。