Window4 日本vsサウジアラビア

◎八村頼みであり、頼みではない

当然のように八村のシュートから始まり、八村用にセットしてポストからのターンシュートを決め、無理くりのフェイダウェイだって外さず、29点を稼いだNBAプレイヤー。前半はノーミスでした。
そもそも、このポジションに優れたフィニッシャーがいなかったのも悩みだったのに、もっとも確実に決めてくれるのがPFになったので、日本のオフェンスは上手く回っていきます。

サウジは八村がボールを持ったら終わりなので、持たせないように守ろうとするのですが、そこでファールシチュエーションが生まれてくるし、それ以上に周りは楽になっていきます。っていうか、ほぼプレッシャーがかかっていませんでした。サウジのこれまでの試合を見ても失点は多めなので、ビッグマンで止めることを前提にしたディフェンスだったのでしょう。

八村に引き付けられ、ボールへプレッシャーをかけてミスを誘い出すことが出来ず、ホーキンソンのスピードについていけず・・・そんなサウジディフェンスなので、やりたい放題になっていった日本です。
八村のアテンプトは28分で14本と、そこまで多くはありません。ただ確率良く決めまくっただけで、通常なら20点に届くかどうかっていうアテンプト数です。29点取ったから八村頼みっぽいけど、むしろバランスよく打っていった日本でした。

そしてホーキンソンも通常通りに高確率フィニッシュでした。あと2P1本、3P2本決めていれば28点だったのにな。そこが八村との差だね・・・なんて言ってしまうほどに、このフィニッシュ精度が普通に見えてしまう怖い試合でした。
八村とホーキンソンで50点コンボ。そしてシェーファーもFG3/3で6点でした。ビッグ3人で無双しまくったっていうね。日本が強いのはインサイドだぜ。

ホーキンソンは29分22秒も出場しました。こんな点差なのだし、シェーファーと八村で十分に勝てるのだから、もっとシェーファーで行くべきだったというのも間違いありません。八村がいなくなるWindow5に向けて、チーム全体がシェーファーを使う意識をもっても良かった。そんな余裕のある展開だったしね。

八村頼みではない・・・といいつつ、ウイングに関しては八村以外の得点が全く伸びませんでした。ジェイコブスが大学が始まるってことで戻ってしまったこともあり、サイズ問題も発生してしまいましたが、これといってオフェンスで効果的な絡み方は出来ませんでした。

そんなわけで八村の存在は大きいながらもホーキンソンを中心に立派にオフェンスは構築できていました。八村に頼らずに出来ている部分も大きかったわけです。ところが、ウイング勢を見ると「やっぱり八村のフィニッシュ力がないと厳しい」という空気もあります。渡邊雄太がいなかった点もありますが、ホーキンソンの控えとしてシェーファーが頑張ったのに比べると、他のウイングたちは沈黙していたよ。

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