残されたRFAの1人、ベネディクト・マサリン。その能力についてYouTubeで語ろうと思ったのだけど、ちょっとやりにくい内容だったのでブログで語ってみましょう。とはいっても、語る要素は少ないんだよね。
ルーキー時代に「レブロンを倒す」発言をして顰蹙を買ったマサリン。別にルーキーが未来に向けて発言するくらい許してやれよ、って思うし、実際にマサリンが持つ能力は非常に重要かつ、多くの選手が出来ない事だったので、一発大逆転で大化けする可能性を秘めていました。
しかし、時は過ぎて4年間。常にポテンシャルの高さを見せながら、安定感のなさも見せ続け、どうやってもレブロンには勝てないキャリアになってきました。まぁそもそもレブロンに勝てる選手がいたら、現時点で殿堂入り確実なので、ごくごく一部。一握りの才能であることを示さないといけないからね。
特別な武器を持ちながらも、レブロンどころかオールスターにも、オールスターどころかスターターにも成長しなかった4年間ってことにはなるわけです。まずは4シーズンの比較を見ていきましょう。
〇得点
22-23 16.7
23-24 14.5
24-25 16.1
25-26 17.6
〇アシスト
22-23 1.5
23-24 2.0
24-25 1.9
25-26 2.4
一応、4年目でキャリアハイの得点とアシストですが、誤差って感じですね。あとアシストは増えたけどターンオーバーも同じように増えています。もともとプレーメイカーではないので、気にするラインではありませんが、得点の伸びが足りていないのだから、アシストくらい増えていないとねぇ。
〇プルアップ3P
22-23 1.6本 34.9%
23-24 2.0本 36.4%
24-25 2.2本 28.6%
25-26 2.3本 29.0%
〇キャッチ&3P
22-23 2.2本 30.8%
23-24 1.5本 38.6%
24-25 1.9本 41.3%
25-26 2.0本 35.5%
3Pはマサリンの課題として始まりましたが、2年目には37.4%と改善しました。この時点では立派に成長していきそうにもみえたわけです。しかし、3年目にプルアップの成功率が大きく落ちてしまいます。でも、本当の問題はそこではありませんでした。
キャッチ&3Pは3年目に40%を超えました。でも、問題は1.9本しか打っていないことです。ペイサーズにおいて30分で1.9本は少なすぎました。ベン・シェパードが19.5分で2.8本打っており時間当たりでは倍近い差があります。戦術実行力の問題ね。
キャッチ&3Pを40%決められるのに、トータルで34.0%に留まってしまったことが、マサリンらしい不安定さが出ていました。シュート精度は上がったんだけど、それを有効活用は出来ていなかった。
さて4年目で成功率が下がっていますが、これはほぼクリッパーズに行ってからの問題です。ペイサーズで37.2%だったのに、クリッパーズでは20.7%まで下がりました。そう考えると立派に戦術的にもペイサーズにフィットしようと改善していたのかもしれません。
一方でクリッパーズでは28.0分とプレータイムを落としたのに、ペイサーズ(31.8分)と同じ17.4点も取っています。ってことでクリッパーズ戦術でプレー精度が落ちたけれど、その反面でマサリンらしいプレーが出やすくなりました。ここは今回のポイントです。
〇FGA ペイサーズ ⇒ クリッパーズ
3P 5.4本 ⇒ 3.2本
2P 7.3本 ⇒ 9.1本
FT 5.2本 ⇒ 7.5本
トータルのアテンプトに変化はなかったのですが、3Pを減らし2Pを増やしました。これに伴ってフリースローが増えたことで変わらぬ得点力を発揮した形です。
4年間で3Pを向上させたけれど、そもそも得意ではなかった分野だから弱点の改善だったわけです。それよりも得意技を出すことにフォーカスしやすくなったクリッパーズでのプレーは、よりマサリンらしさには溢れていました。
エキスパンションチームでエースをやらせてみたいです。