◎名古屋D
ここまでの4チームは程度の差はあれど、似たような路線で進むチームでした。だからこそA東京は三河へと進めば良さそうに見えるわけだ。しかし、名古屋Dと琉球は全く異なる路線です。特に琉球はザ・Bリーグだからね。
〇オフェンスレーティング
琉球 116.5(5位)
名古屋 109.0(14位)
〇ディフェンスレーティング
琉球 106.3(5位)
名古屋 98.6(1位)
この2チームは似ていません。なんせ名古屋はCS出場チームで唯一【オフェンス力がないチーム】です。その一方で唯一のディフェンスレーティングが100を切っています。変態ディフェンスチームです。ってことで、名古屋Dから見ていきましょう。
〇スティール 9.0(2位)
〇ブロック 3.3(2位)
〇ディフェンスリバウンド 26.7(3位)
名古屋Dといえばスティール。スティールといえばアーロン・ヘンリー。
にもかかわらずディフェンスリバウンドもブロックも強いという厄介なディフェンスチームです。このブロックについては、やっぱりアーロン・ヘンリーが筆頭。もう1人ディフェンス戦術すぎます。果たして東京サンロッカーズはこれを出来るのか?
リバウンドについては最も多いエサトンで4.9。続くのは、やっぱりヘンリーで4.8でした。それ以外は全体的に奪っています。チームディフェンスとしてはリバウンドキープタイプなんだよね。ただただヘンリーが変態すぎるだけです。
どうみても逆アイソすべきだよな。ヘンリーの近くにパスするだけでギルティ。
一方で名古屋のオフェンス力の低さは、なかなかのものがあります。このFG成功率でCSに出れるなんて信じられないレベルです。
〇3P成功率 32.7%(17位)
〇2P成功率 49.0%(25位)
特に2Pに関しては下には秋田しかいません。なんせ外国籍ですらエサトン以外50%を切っているからね。なかなかに、どうにもならないオフェンスをしていますが、それをオフェンスリバウンドの強さで補っています。
〇オフェンスリバウンド 15.6本(1位)
シュートは下手だが、スティールとオフェンスリバウンドで勝っているなんて、どこのピストンズでしょうか。この点では琉球も似ています。
◎琉球
〇オフェンスリバウンド 15.1(2位)
〇ターンオーバー率 15.4(4位)
同じくオフェンスリバウンド勝負をしている琉球ですが、加えてターンオーバーが少なく、とにかくポゼッション確保に動いています。ザ・Bリーグな戦術にみえますが、見方を変えるとザ・Bリーグで成功している唯一のチームの気もしてきます。名古屋Dをいれても2チームかな。
〇3P成功率 31.4%(23位)
〇2P成功率 53.5%(15位)
琉球は名古屋Dよりも3Pが決まらないのですが、かわりに2Pは平均程度は決めています。どっちもどっちなのですが、ビックリするのは、これでオフェンスレーティングはリーグ5位ってことです。
群馬に次いで1試合当たりのポゼッションが少ないので、オフェンスリバウンド率は名古屋Dを上回ってリーグ首位です。多分。(計算できない)
〇アシスト 18.6(26位)
そんな事情もあってアシスト数はリーグ最下位です。ダントツで個人技仕様のオフェンスと、ただひたすらのハードワークで勝っているチームでした。まじで、これでオフェンスレーティングが高いって、どうかしているよね。現代バスケを全否定している。
今オフは戦術の核であるクーリーこそ残留したものの、カークとヴィック・ローがいなくなっており、HCにPGも交代したので大きな変化があるでしょう。これで同じ戦い方したらチームカルチャーの勝利だわ。桶谷HCが川崎で成功するのは苦労するだろうけど、琉球の方も苦労しそうなんだよなぁ。