◎スティール&ターンオーバー
オフェンスリバウンドと共に大事なってきたのがスティールですが、スティールってのは「相手がやりたいことを潰すディフェンス」の先にある能力として評価しているのが、最近のNBAです。なんせスティールが増加しているんだけど、その割にはターンオーバーは増えていないっていうね。
Bリーグはそこまでではないだろうね。ターンオーバーの1つな気がするので、両方みておきましょう。
〇平均スティール
NBA 8.4
Bリーグ 6.9(8.3)
〇平均ターンオーバー
NBA 14.5
Bリーグ 12.6(15.1)
48分換算で見ると、スティール数は僅かにNBAが多いですが、ターンオーバーはBリーグの方が多くなっています。NBAの潰しに行くディフェンスの流行は、まだBリーグには来ていない気がします。名古屋Dを除いて。
さて、どちらにしてもBリーグはターンオーバーが多いという結果です。0.6という回数は大きな差ではないように見えますが、そもそもターンオーバー自体がそこまで大きく動かないことと、試合のペース(ポゼッション)はNBAの方が10回くらい多いことを考えると、あと0.1くらい増えます。
ただスティールが少ないので速攻に繋がるケースはBリーグの方が少ないと想定されます。だからこそ試合のペースが遅いわけだしね。実はオフェンスよりも平面のディフェンスにおいての差がデカいようにも思えます。クソ上手い選手からボールを奪いまくるディフェンダーがいる世界だもんな。
〇ターンオーバーが少ないチーム
琉球 10.9
三河 10.9
宇都宮 11.2
群馬 11.3
佐賀 11.3
ターンオーバーの少なさはチームの強さに直結しがちです。CS進出チームで最もターンオーバーが多かったのは16位の長崎でしたが、長崎はペースが早いチームなので、ペース換算すると11番目に少ないチームです。そして長崎よりもTO率が高いチームはありません。上位11チームのうち8チームがCSに出ている計算です。
〇スティールが多いチーム
長崎 9.5
名古屋D9.0
仙台 8.3
京都 8.3
滋賀 7.8
〇スティールが少ないチーム
宇都宮 6.2
渋谷 6.0
A東京 6.0
広島 5.7
千葉J 5.6
A千葉 5.2
一方でスティールについては、そもそも差が付きにくいことや、スティール以外で守る戦術が準備できることから、成績との関連性は低くなります。その中で長崎と名古屋Dだけは異様なスティール力で、ディフェンスレーティングを上げています。極端ってことだね。
スティールは有効策ではありますが、アーロン・ヘンリー、スタンリー・ジョンソン、ブラントリー、カルバー、エルダーウィッチ、游 艾喆など、外国籍が奪いまくっていることが大事です。
一方でA東京と千葉Jはスティール力がないのにディフェンス力は高いという図式です。打たせといてリバウンドキープするタイプなのですが、被FGデータがないので、そこらへんはわかりません。