◎クヌッペルのロールマンアクション
ホーネッツのオフェンスはクヌッペルorミラーをハイポストに置いた形からスタートします。ここでクヌッペルが見事なゴーストスクリーンをしていくわけですが、それは配信で喋ったし、今回の内容の70%がここにあります。
さて問題はラメロと他のPGの違いでした。
このゴーストスクリーンをセットするにあたって、クヌッペルがいるサイドへとドライブする『形』をセットするのが大事なのですが、みんな割と適当です。ってことはクヌッペルが個人でやっているのかな。
次にゴーストが来た時にするべきPGのアクションはタイミングとディフェンスを見た選択が大事になってきます。
①クヌッペルが抜け出すと同時にドリブルで仕掛ける
②自分に2枚くるならクヌッペルへパス
③スイッチならば進路を変更して1on1
④2人ともクヌッペルならプルアップ3P
ホーネッツは③を意識しているのか、自分で仕掛けられるタイプのPGを集めていきました。しかし、セクストンとトレ・マンはもちろん、ホワイトも②の判断が『遅い』タイプです。③と④が強みなのだから、そりゃそうだ。
デッドラインではコンリーとタイアスが一時的にホーネッツへと来ましたが、もしも残していたらどうなっていたのかは気になります。シューター中心のオフェンスであればパサータイプの方がいいじゃん。っていうか、コンリーって全盛期はシューターサイドみたいなPGしていたな。
結局はドラフトでクリスチャン・アンダーソンを指名したわけですが、メインはホワイトとみられていることもあり、どうしていくのだろうかね。似たような意味でPGに配給して欲しいホークスはフレミングスを選びましたが、今年のドラフトにおけるPGは「タイプ」が重要だったようにみえるし。
前述のとおり、ラメロのオンコートで際立つのはアシストの多さとターンオーバーの少なさです。これらのプレーをしっかりとミスなくこなすっていうのは、それなりの経験値が必要になってきます。シューター陣にとっては、もどかしいシーズンになるかもしれません。
〇ラメロのパスから3P
8.1本
42.7%
〇ブリッジスのパスから3P
6.0本
40.2%
ラメロのパスからは3.5本の3Pが決まりました。思ったよりも少ないです。ただ、今回はブリッジスもトレード放出しており、こちらも2.4本の3Pに繋がっています。成功率が高いのはミラーやクヌッペルにパスを出しているからという一面もあります。(ラメロとブリッジスの3P成功率が低い)
ホワイトのパスからも成功率が高いので、全てが失われるなんてことはありませんが、パスを出すサイドとして中心的だった2人がいなくなるってのは、なかなかの決断でした。
〇アシストのない3P成功
ラメロ 103本
その他 113本
でも、パスがなくって苦しむよりも、ラメロがしていた「自分に引き付けるプレー」がなくなる面の方が大きく響きそうにも見えます。なんせアシストがない(自分でクリエイトした)状況の3Pは半分がラメロでした。シュート能力で言えばクヌッペルは余裕でステップバックも決めていきますが、そういう仕事はしていなかったしね。
ラメロがいなくなることは、タイミングの良いパスが出てくる回数が減りそうなことと、ラメロに引き付けられるディフェンダーが減ってしまう・・・つまりはクヌッペル優先でゴーストを守りやすくなる一面があります。シューターチームにとっては厳しい内容にも見えてくるぜ。