◎プレーオフ
ドラフト前に選手を評価する際に、個人的には多彩なプレーをしているかを重視します。
それは今回の前半に書いたように1つの得意プレーにおける多彩さであっても、後半のような多彩なプレーが出来ることでも、どちらでもOKです。ただ、そういう多彩さがないとプレーオフで身動きが取れなくなっていきます。
攻守に読みあいが続くプレーオフでは、インテリジェンスがものを言います。ただ、そのインテリジェンスは多くの場合で多彩であればクリアできる部分です。なんせ相手の弱点を使うとかは、コーチ陣が一生懸命考えるので、選手はコート上で実行する方が大事。ただ、当然のように予定していたプレーを止めに来られるケースもあるので、その瞬間に異なる選択はしないといけません。
こうして選手たちは多彩ではあるけれど、意外と判断系に弱いタイプが増えてきました。増えてきた結果として、本当の意味でインテリジェンスを発揮できる選手が目立ってきています。リーグの流行が進むと、流行とは異なる能力を持った選手が目立つってことを繰り返していくわけだ。
でも、インテリジェンスっていうよりも「戦術遂行力」と表現したくなる面も強い。
シーズン中に良い選手であることは大前提なんだけど、プレーオフでもよい選手であるかは別問題。対策されても次のプレーで攻略できるのかどうか。プレーオフで負けたチームの方がオフに補強を頑張るのは、そういう理由なんだろうな。
バスケIQという言葉を使うのは、「やばい」と同種で、自分の考えをそれ以外の方法で適切に表現できない、あるいは、そのためのボキャブラリを持っていないということだと思います。
英語で「まぶしい」っていう言葉がなくて、Fワードを使うらしいですが、それと似ていますね。
ものすごくうろ覚えですが、イングルスはスナイダーの100個くらいあるセットをすぐに暗記したっていう話があった気がします。
インテリジェンスの塊というか何というか…。
それでキャリア序盤のイマイチな成績でも生き残れたんですかね。
ちょうどイングルスのこと喋ったから、面白いです。