◎求める要素が変化していく
そんなわけでチームとしてTSを上げるために、3Pが上手い選手を増やしていき、効率の良いシュートが重視されてきました。それはTSが良い選手を集めていくような流れでもありました。
しかし、これが常識として進んでいくと、単にTSが良いというよりも
・ショートレンジを正確に決められる
・確率が悪いはずのミドルに強い
という分解された要素の方が重要になっていきます。極端な話でいえばTS65%の選手よりも、ミドルを50%決める選手の方が重要になっています。それは後者の方がレアだからだ。
ちなみにミドルエリアを攻めるのは、展開も出来れば確率良くシュートを決められるエースたちなのですが、そろそろ
ミドル専門のシューター
なんてものが登場してもよさそうに見えるし、今年のプレーオフではファーストラウンドで「3Pイマイチだから外す」ことになったミカル・ブリッジスが、カンファレンスファイナルとファイナルではオフボールムーブからのミドルで勝利に導いています。ミカル系の選手は数が少ないけれど、どこかで欲しくなるだろうな。
もちろん、個人としてTSが優れているに越したことはないのですが、それはチームオフェンスによって左右される個人スタッツでもあります。ヨキッチ補正を無視してTSだけで評価したら大変なことになるしね。そんなわけで次回へ続きます。
全員が走れるスモールラインナップが現代バスケの完成形かな、と当時は思ったものですが、今はいいセンターの取り合い…。戦術もトレンドも指標の解釈も進歩するんですね。
次回、続きが楽しみです。
ちょうどアダムスが「みんな3P打ちたがるから、スクリーンやリバウンドのスキルが低くて助かる」って言ってますが、まさに特定の方向へスキルが進むと、希少価値が逆になるんですよね。