◎Junyong Choi
日本の敗因がHCのパニックムーブならば、韓国の勝因はパニックムーブを引き起こした19歳エディと後半にオフェンスを作り直した200センチのウイング、32歳チェでした。今回のワールドカップ予選はウィンドウ3が初登場なのでイ・ヒョンジュンの代役なのかな。完璧なる代役っぷりでエース不在の中、日本を打倒すヒーローになったのです。
3Qで二桁ビハインドになって登場すると、初めはホーキンソン相手の3Pでした。日本のディフェンスはポッププレーについていけないので、韓国としては狙いどころなのですが、狙ったところでシュートの成功率が低いんだよね。ただ、ベテランが出てきて1つ沈めます。
ちょうどここでホーキンソンがベンチに下がったので、次は川真田相手に1on1を仕掛け、見事なフェイダウェイでした。続けて川真田からファールドローしたところで、日本は川真田を諦めます。いやいや、川真田である程度やられるのなんて当然じゃん。ホーキンソンだってやられているんだから、難しいフェイダウェイを決めたチェを誉めるしかないのにね。
この後、速攻も決められたところで日本はタイムアウト。マッチアップを渡邊に変更します。こういう時は渡邊をつけておけば安パイですが、佐々木がファールしてフリースロー与えたり、渡邊相手のフェイダウェイを決められたり。ちょっと見事過ぎたチェだし、ますます川真田で良かったし。
ポストアップにパニックになっていった日本ですが、本当のパニックはこの後にやってきます。いっても渡邊だし、そんな問題は起きないというか、これで止められなかったら諦めるしかないし。
今度はアウトサイドへとポジションを変更したチェ。ポッププレーでパスを受けながら、自らもパスを捌いていきます。エクストラパスでコーナー3Pをアシストすれば、空けたインサイドにカットするチームメイトにアシスト。さらにオフェンスリバウンドのねじ込みまでしてしまうぜ。
韓国が9点リードまで行ったところでベンチに下がったチェ。日本がダブルPG+西田で小さくなったこともあり、中外を入れ替えられたことで守れなくなっていました。それまで韓国は1ON1ムーブ中心だったのに、急にコンビプレーとカッティングなんだもん。
さて、4Q残り5分でベンチに下がったチェですが、ホーキンソンタイムがはじまったのでその1分半後にコートに戻ってきます。戻ってきた直後にアシストだぜ。さらに追い上げを食らったところでファールドロー。結局、またもチェが中心になったオフェンスにより、残り1分9秒で韓国は8点リードに。まぁその後バタバタして日本に勝つチャンスも訪れたのですが、それはチェの仕事じゃないし。
〇Junyong Choi
16点
2P4/5
3P1/5
FT5/6
3リバウンド
3アシスト
19.5分
+20点
チェがベンチに座っていた20.5分で日本は+18点でした。もうチェの存在にやられまくった後半でした。また韓国はチェとエディを除くとフリースローが6/14と外れまくっており、勝負所でチェが中心になったことはメンタル面でも重要でした。うーん、どうにもできなかった感じの桶谷ジャパン。
〇エディ
9点
2P2/2
FT5/5
1リバウンド
5スティール
17分
+11点
そして19歳のエディは5スティールに加えてFG+FTがパーフェクト。ディフェンスのエディに対処するのは難しいし、オフェンスのチェを止めようとするほどに振り回されました。シンプルにオフェンスで対抗するのが正解なのですが、そうは出来なかったのが国際試合のプレッシャーなのか、やっぱりエディが怖かったのか。
なんか沖縄っぽい負け方だなーと少し思いました。とにかく落ち着いた展開になると強いのに、バタバタするとどんどん悪化して負けていくイメージです。
岸本おじさんが必要だったかもしれません
琉球っぽい負け方ってなると、修正できなそうですね。
これで5年連続ファイナルってのも不思議ですが。
減点法みたいな交代策は戦術の基礎が明快で、既にそれで結果が出ているチームがやるならアリだけど模索してる段階でやってしまうと…しかも結果がひどいとなると…
せめて冷遇した選手へのメンタルケアが行き届いてることを祈るのみです
比江島おじさんがリーダー気質じゃないので、問題になっていない気もしますが、本来ならベテラン呼んで減点しちゃうのは波紋になるんですけどね。