ワールドカップ予選 Window3 韓国戦

パニック、パニック、パニック、パニック。みんなじゃなくてHCがパニック。
そんな韓国戦となりました。かなり信じられない展開であり、ここまで選手起用で負ける試合も珍しいです。繰り出した手段が想定通りに機能しないことはHCの責任なのか不明ですが、自分たちのパターンじゃない形に変化させていって、どんどん悪くなり、ドツボにハマっていくのはHCの責任以外の何物でもないのでね。では、順番に整理していきましょう。

◎最高のオフェンス

終わってみれば皮肉な話ですが、日本のオフェンスは過去最高とすら思える機能性でスタートしました。例によって西田にボールを預けてオフボールムーブから始まり、人とボールが動いていくと、最後はカットした馬場からコーナーの西田が3P。他にも斎藤のドライブから逆サイドのコーナーにいた西田へのキックアウトで3Pと魅力的に展開されました。
ここで西田のコーナー3P2本を例示したのは、日本のオフェンスが実質的に西田と斎藤のダブルPGになっていて、片方がコーナーへ広くスペーシングし、1つのアタックで決まらなくても、コーナーからトップへ上がってきて次のアタックが繰り広げられ、その間にもう1人のPGがコーナーへ・・・うん、最近流行の形ですね。5年古かったホーバスと違い、流行系が出てくるリッチマンのオフェンス。

斎藤と西田のコンビが良かったのは、それぞれボールを手放すのが早く、オフボールで動きなおすからでした。1回、オフェンスが上手くいかなかったときに西田がボールを持つと、斎藤がスクリーンにきたことでディフェンスが動き、その瞬間に西田が3Pを打ちましたが、まさに斎藤のオフボール1つでシュートチャンスが作れたシーンでした。こういうの増やそうぜ。
そして後に、これが斎藤だけで起こる現象ということもわかります。西田+安藤になると、パスは捌くけど、その場に止まってチョコマカしている安藤なのでスペースが動かず。佐々木は自分で長くボールを持ち、西田に渡しませんでした。ちなみに、4Qに西田がいるのに馬場に渡してしまい、馬場のハンドルという厳しい形も頻出しました。おいおい。

しかし、今回は準備期間がたっぷりとありました。日本が準備してきた策はガードのセット販売です。佐々木+富永であれば佐々木が長くボールを持っても富永のオフボールが活きるし、シューターを見ているからパスも出てくる。そんなわけで本日も5分が過ぎたところでガードはセットで交代します。この辺りでは何も問題はなく、ゲームプラン通り進んでいたはずです。

ところが1分半後、何故か今日は馬場と比江島を交代させての3ガードです。中国戦でもやってはいましたが、この組み合わせではなかったような。悪いことに富永が2つのシューティングファールを犯し、佐々木がターンオーバー。川真田もオフェンスファールと交代で送り出した選手が次々とミスを犯してしまいます。富永⇒西田、川真田⇒渡辺。

その1分後、ボール運びで比江島がボールを奪われ、エディにドライブからのスピンムーブをぶち込まれます。そして比江島を安藤に交代し、佐々木と安藤のダブルPGに移行します。

最高のオフェンスで始まった試合でしたが、オフェンスが機能しないのではなく、ボール運びやオフェンスファールでのミスなのに、大慌てのHCがパニックムーブの交代劇を繰り広げていきました。
斎藤 ⇒ 佐々木
西田 ⇒ 富永  ⇒ 比江島
馬場 ⇒ ジェイコブス

富永のファールトラブルは予定外であっても、シンプルにポジションごとの交代で良かったはずなのですが
斎藤 ⇒ 佐々木
西田 ⇒ 富永  ⇒ 西田
馬場 ⇒ 比江島 ⇒ 安藤

こうなってしまいました。最後の安藤への交代さえなければまだしも、ボール運びの失敗1つで見限る理由はなかったし、問題だったのはドリブル突破できないことじゃなくて、プレッシャーをパスで捌けなかった事。交代の意図と問題点もあっていなかったんだよね。

そして以後は富永がローテから外れ、比江島と安藤も後半は出場せず。縛りプレーを始めました。いやいや、どういうゲームプランだったのよ。そんなにミスが気に入らなかったのか。
他にも1Qは使わなかったジェイコブスを2Qで起用したり、2Q終盤に金近を使ってきたり。ローテーションがわけわからなかったです。どういうゲームプランだったのだろうか。

ワールドカップ予選 Window3 韓国戦” への4件のフィードバック

  1. なんか沖縄っぽい負け方だなーと少し思いました。とにかく落ち着いた展開になると強いのに、バタバタするとどんどん悪化して負けていくイメージです。
    岸本おじさんが必要だったかもしれません

    1. 琉球っぽい負け方ってなると、修正できなそうですね。
      これで5年連続ファイナルってのも不思議ですが。

  2. 減点法みたいな交代策は戦術の基礎が明快で、既にそれで結果が出ているチームがやるならアリだけど模索してる段階でやってしまうと…しかも結果がひどいとなると…
    せめて冷遇した選手へのメンタルケアが行き届いてることを祈るのみです

    1. 比江島おじさんがリーダー気質じゃないので、問題になっていない気もしますが、本来ならベテラン呼んで減点しちゃうのは波紋になるんですけどね。

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