ワールドカップ予選 Window3 vs中国

◎クイックネスとプレーデザイン

そのPGでは佐々木がオフボールでポジショニングを変更しての3Pをしっかりとヒットし、カバーがいないと見るやドライブでの得点も加え13点4アシストと結果を残しました。今日は斎藤よりも良かったぜ。
ただ、そこはシュートが入ったとか、相手がベンチメンバーの時間が長かったとか、いくつかあるので「今日は」っていうだけの話です。以前はガードがクイックネスでアタックするか、お願いホーキンソンするかでプレーメイクしていましたが、今はもっと複数人が絡んでおり、正しくパスが出てくることが求められます。その点では斎藤の方が良かったしな。

この試合のファーストプレーは西田がボールをもってタメを作り、ホーキンソンと斎藤がダブルスクリーンで渡邊がフリーになり、パスを貰ってのドライブでした。見事に外したけどね。
また印象的だったのは、斎藤とホーキンソンのピック&ポップの形と思いきや、ポップしたホーキンソンが渡邊にオフボールスクリーンをかけ、斎藤からのパスで渡邊が3Pを決めたシーンでした。同じコールは何回かやっていたど、3人くらいがしっかりとプレーメイクに絡んでいるし、3Pを決める理由もありました。

テレビ放送では50%超えてたけど大ウソじゃん。40%の成功率でしたが、タフな3Pを決めたのは富永のブザービーターくらい。しっかりとプレーメイクしてのキャッチ&3Pになっており、中国ディフェンスを振り回しました。これがあるから、簡単には追いつけない空気だった。
また、31のFG成功のうち27がアシスト付きです。ものの見事なパスゲームでの崩しでした。U17と違い過ぎます。トップとアンダー世代で日本がやりたいバスケに差がありすぎます。

渡邊は16点でしたが、上手く点を取らせるためのプレーを沢山デザインしてもらっています。むやみな1ON1ばかりしていたのが嘘みたい。日本のストロングポイントがしっかりと活かされたプレーが多く使われたのでした。馬場と西田で9アシストだし、本当にそつなくプレーできました。
もちろん課題はあって、接戦だとPG達がホーキンソンを頼りすぎてしまうこと。余裕があれば他のプレーを選択できるのにさ。相変わらずの高確率と運動量で27点のホーキンソンでしたが、31分出場なので起用法としては及第点かな。
そして、ここに点を取らせることが出来ているのに、ジェイコブスは0点だったこと。なんでジェイコブスにはパスを出せないんだい。この点はものすごく不思議でした。渡邊の仕事をジェイコブスもやっているはずなのにさ。外国籍頼みのクセは抜けていないのか。

それにしてもHCというか、ACリッチマンになっただけで、こんなにオフェンスが改善するのかね。不思議なもんだよね。
そして西田の重要性が高まった中で、富永も判断の良いプレーができたし、馬場は長崎に近い仕事になって楽そうだし。選手がBリーグでやっていたこととしてもフィットしているのかな。ただ、これから西田は三河が違う道を歩むので苦しくなるのだろうか。

ということで、これといって批判するポイントはなく、終始安定して戦えた中国戦でした。次はイ・ヒョンジュンのいない韓国戦なので、ディフェンスであわてる必要がないだけに、より落ち着いたバスケをしてもらいましょう。

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