◎スパーズ:クェインタンス、タリス・リード
「ウェンビーの控えが弱すぎる」と悩みまくったファイナルを経て、スパーズは1巡目でセンター2人指名です。プラムリーとビヨンボのところに交換するのであればロスター的には問題ないのですが、贅沢というかなんというか。選手からすると、ただでさえウェンビーがいてスターターの座が難しいのに、2人+コーネットで競わされるような状況です。チームとしては補強だけど、選手としては厳しい環境だ。
クェインタンスはACLやって、復帰したけど4試合しかプレーできなかったシーズンだったので、かなりのギャンブル。ただ18歳なので長い目で見ているのだろうか。高いリムプロテクト能力を復活させたならウェンビーの控えとしては最適です。でも、道のりは長そうだぞ。2巡目でも取れただろうな。
一方でリードは即戦力にもなれそうなPF型のビッグマン。ウェンビーと同時起用で外まで守らせても悪くないし、機動力のある控えビッグになれそうです。ウイングスパンがあるのでリムプロ能力も十分にあるし・・・なんでリードの方が順位が低かったのだろうか。
◎シクサーズ:フィロン
なんとPGへ行ったシクサーズ。ちなみに指名権としてはマケインで手に入れた指名権なので、ガードを出してガードを手に入れた形です。マケインで良かったじゃん・・・って言っちゃダメ。
こちらも細身ながらスピードですり抜けるようなドライブが上手く、フィニッシュ精度が伴えばマキシーのイメージかもしれません。確かに控えPGが欲しいといえば欲しいので、その目的だったかな。でも、エッジコムを育成するならばどうなんだろ。
ドラフトで才能を見つけるのが上手いのがシクサーズであり、有効活用できないのもシクサーズ。今回もシクサーズで少しずつ経験を積んで次のチームで花開きそうにみえてしまうぜ。それともマキシー酷使を辞めるほどの即戦力っぷりを発揮できるのかどうか。
◎レイカーズ:キャメロン・カー
コンバインで評価を上げたといわれたけれど、結局は落ちてきたカー。フレーム的にディフェンスの成長に大いに期待でき、それでいて3P精度の高さが魅力です。ただ、ハンドラーとしてプレーメイクさせるのは厳しいガード。
その意味ではドンチッチのいるレイカーズはピッタリ。レイカーズ的にもすごく良い指名に見えます。足りなかったスピードを補えるタイプのディフェンダー。余計なことはさせずディフェンスと3Pにフォーカスさせやすいのもグッド。スマートをシックスマンにしておいて、スタートはカーでもいいくらいだ。
◎セルティックス:クリス・セナック
ワン&ダンらしいポテンシャルであり、プレー精度に問題があるPF型ビッグマンのセナックは、何故かセルティックスへ。セルティックスからすると足りないポジションにポテンシャルを埋めた形ですが、チーム戦術の遂行力を重視するマッズーラがどう考えるのか。
選手としては非常に面白い存在で高い身体能力とPFでもセンターでもいけそうなフィジカルを持っている機動力ビッグです。アウトサイドからの仕掛けも出来るだけに、今年のように10位台に上位チームが並ばなければロッタリー指名もあったかも。
◎サンズ:コア・ピート
わらしべ2巡目指名権をしたニックス。最終的にドラフト30位のピートはサンズへ行きました。1年前まではゴリゴリの上位指名候補でしたが、大学で「圧倒」出来なかったことに加え、トーナメント後にエージェントがシューティングを弄ったことで評価を下げたっていう変わり種。
まぁ要するに完成度が足りなかったPFです。サイズの面でもスタンディングリーチやウイングスパンがなかったので、センターは出来なそうってのも指名順位を下げてしまった感じかな。ここがセナックとの違いです。
サンズはPFはいないけど、ビッグは充実しているので3Pが怪しいピートを指名したのは何故だろうか。フレミングがいるし、どうせならウイングのエバンスでも指名していればッて感じです。ただ、いまやHCオットは「選手の特徴を上手く使う」という評価になったので、どうにかしてくれるのでしょう。マーク・ウィリアムスが主戦力になるんだから、ピートだって大丈夫さ。
そんなわけで1巡目の後半は、それぞれポジション的には指名する理由はわかるんだけど、そのプレー精度で起用するのかなー、という疑問が残る指名が多かったです。でも、それは致し方ないこと。指名したからには有効活用していく段階へと移行します。ここからは現場の仕事だぜ。
コアピートはアリゾナ生まれアリゾナ育ちのアリゾナ大学出身なので、完全な地元枠です。
とはいえフレームが完全にAGなので我々サンズファンは楽しみにしております。