FIBA U18アジアカップ2026 東アジア地区予選

福岡第一高校で開催される国際試合。本当に普通の「学校の体育館」でしたが、これを実施しないと本戦の出場枠が減らされる懸念があり、急遽の開催になりました。U18は合宿や遠征をしてきましたが、時期的にインターハイ予選が開催されており、参加したのはユース組と予選が終わった(といっても2日前に決勝が終わった)高校だけでした。
ただ、福岡予選が終わっていた(終わらせていた?)ので、福大大濠の選手だらけとなっています。今年からHC交代しましたが、U17は琉球U18のHCが兼任しており、どちらも「主力選手のチームのHCが代表のHC」になっており、ここら辺は急増チームが前提の中で選んだ策にも思えてきます。

さて、そんな中で出場しない選手の代役として選ばれたのがU17組でした。特にアメリカでレッドシャツだった越には久しぶりの公式戦を体感させる目的もあった気がします。今月末からU17ワールドカップなので、一部の主力を組み合わせてチーム作りを進めたかったようにも見えます。いろんな事情が重なってのメンバー構成でした。

勝ち負けでいえば、1勝しておけば本大会には進めるので拘る必要もなく、急増チームらしい課題もあったので、それは8月までに解消しておけばOKです。気にしなくていい。言い換えれば親善試合に近いので、あまり触れることもないかなー、って思っていたのですが、むしろ色々と思うことが出てきました。
この後のU17ワールドカップ、U18アジアカップに向けての整理としても感想を触れておきましょう。

◎史上最高かもしれない

選手を招集できなかったとはいえ、ここには白谷 柱誠ジャックと本田 蕗以がいます。この2人がスピードに乗ると止められるチームはなく、個人レベルで言えば韓国の11番くらいしか対抗できそうになかったです。力強いドライブでゴール下へ侵入すれば、ほぼファールを貰える状態。
しかも、今回はエースのベネディクトが不在です。ドイツ遠征では圧倒的な能力差を見せつけていたベネディクトなので、本田がベンチスタートになりそうなくらいです。これまで1人いればよい方だった『ウイングエース』が3人もいるのは、個人レベルで言えば他の世代を上回っています。

そして今回は沖縄水産の199センチ、アレックス・マクミランが躍動しました。サイズがあるだけでなく、運動能力も秘めており、アウトサイドのディフェンスもしっかりとこなしていました。リバウンドでは個人の戦いでは韓国のインサイドに負けることはなく・・・まぁ中国は置いといて・・・センターというかパワーフォワードのポジションにおいても日本は個人で上回っていきました。センターがいない国も多いからね。

フルメンバーが揃っていなくても、少なくとも3つのポジションでは個人レベルで上回っている。そこまでの違いを作れるのは他の年代では考えにくかったぜ。マルチネスが戦術で解決していた部分を、個人の能力差でどうにでも出来るのだから、史上最高の世代かもしれません。
育成世代なので自滅パターンもあれば、ひたすらオープンショットが決まらないこともあるし、必ずしも4枠のU18アジアカップを突破できるとは限りませんが、逆に個人技だけで突破してしまってもおかしくない。そんな感想を抱いたのでした。要するに今大会でみせたアレックスの存在はデカいぜ。

FIBA U18アジアカップ2026 東アジア地区予選” への2件のフィードバック

  1. タレントは過去最高クラスですが、過去最高クラスに観ていて面白く無かったです。
    片峯HCは「育成世代はフォーメーションよりも個人スキルを磨くべき。」としてフォーメーションを殆ど決めなかったそうです。
    お陰でPGとCはほぼオマケ扱いでした。
    これならPGではなくシューターをもう一枚増やした方が良いのでは?と思いました。
    ただ櫻井のディフェンスで相手の勢いを止めたところはありますが。(櫻井がPGなのかは微妙)
    宮里、越、高橋のPG3人衆+白谷、ホーキンスのウイングのバスケの方がインテリジェンス感じられて楽しかったです。

    1. それはもう完全に同意です。
      つまらんバスケをしていますね。そしてそれが日本における正義なんでしょうね・・・。

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