◎ガードとウイング系
ノア・ペンダ 37.4%/28.8%
ジャマール・ケイン 37.3%/29.6%
ジャスティン・シャンパニー 32.7%/26.3%
マジックの2人とウィザーズのシャンパニーも主力の弱さを支えています。3人ともリバウンドに強いタイプですが、マジックの場合はペンダ、ケイン、ビターゼ、アイザックとベンチメンバーになるほど強い・・・ってことは複数のオフェンスリバウンダーが並んでいる事情もあります。最終的にケインはスターターになったわけだけど、チームバランスから言うとガードよりも必要なんだろうな。
ウィザーズはちょっと若手の未完成チームとしては、そもそもオフェンスリバウンドへの意識が低すぎるだけの気もします。その中でシャンパニーは積極的に飛び込むのでチーム内で大きな差を付けました。これらはあくまでも個人としてのリバウンド能力なんだよな。
アンドレ・ジャクソン 29.6%/25.8%
デニス・ジェンキンス 37.2%/34.4%
クラークソン 35.3%/31.6%
ディラン・ハーパー 32.5%/29.3%
ガードを見るとオフェンスリバウンドへ積極的に飛び込む選手が並びますが、クラークソンは昨シーズンまでなら考えられないし、ジェンキンスとハーパーは今シーズンに登場した選手です。警戒が薄かった点もありますが、このガード陣が飛び込む姿勢を見せることは、相手に対応を促し、それがビッグマンを楽にもしているはず。
アンドレ・ジャクソンはヤニスにインサイドをお任せしているチームスタイルにおいて、非常に重要なハードワーク担当だったはずですが、ここを軽視したリバースらしさというか、現代の流れから離れているというか。ガードとして見ないで成功させたのはグッドウィンにも当てはまるので、サンズにいけば輝きそうだよな。その前にタイラー・ジェンキンスだから有効活用するのかな。
いずれにしてもガードの新しい役割になってきています。偽センターというほどインサイド仕事はしないけど、相手に警戒させる意味でも積極的に仕掛けていけるガードが欲しくなる。ジェンキンスなんてカニングハムと同時起用じゃなければ、オフェンスリバウンドに飛びこむのは自重しているはずだし、ピストンズというリバウンドチームにいながら3%くらい上げているのが凄い。
マカラム(ATL) 32.0%/28.7%
フィアーズ 32.5%/29.4%
マサリン(LAC) 29.7%/25.6%
シェッド 31.8%/28.5%
最後はちょっと不思議な選手達です。マカラムはウィザーズで、マサリンはペイサーズで、それぞれ数字が悪かったけど、トレードで違いが出てきました。それぞれ自分で取りに行くわけでもないので、単なる偶然かもしれません。っていうか偶然のはずです。
その一方でいずれもチームにおいては珍しい動き回るタイプでもあります。ディフェンスを崩してシュートを打つことは、オフェンスリバウンドのチャンスを増やしてくれます。実はマカラムも意外とオフェンスリバウンドをとるというか、自分のシュートミスを拾いに行くことがあります。それが効果的かどうかは別にして、「自ら取る」をするのは効果的なんだろうな。
ただし、さすがにこんな選手たちをチームに加えることでリバウンド強化ってのは無理があります。やっぱり、どこかで自分でもぎ取ってくれる選手じゃないと強化にはならないよなぁ。
モーリーボールにおいては、何故か結果に繋がっている選手を獲得している面もあれば、効果的だと思われるプレーを増やすために向いている選手を獲得しに行ってました。「タグアップ」という考え方が広まったこともあり、積極的に飛び込む(フリをする)選手を増やすのは一手だし、それをチームとして戦術に組み込むべきとなります。
ただ、対策が早いのもNBAであり、結局はしっかりとリバウンドを取る能力があるからこそ警戒されるわけで、一定の能力は求められます。
ベン・シモンズ型のSGが重要になってきた感があるのも、そのひとつですが、意外とそういうタイプが大きな差を生んでるわけではなく、ベンチから出てくるハッスル担当の方が違いを作っています。選手層が大事になっていく中で、よりベンチメンバーにはハードワークが必要になってきそう。
そのハードワークもガムシャラに動くのではなく、明確にターゲットを定めなければいけません。その1つがオフェンスリバウンドなのは間違いなく、統計的に優れた選手を集めて実験してみたいぜ。