さようならピストンズ’26

◎ターンオーバーという伸びしろ

ピストンズは首位のチームとは思えないほどにターンオーバーが多く、その割にアシスト率は平凡なチームでした。どちらも伸びしろとして残されています。
ターンオーバーが多いといえばカニングハムですが、今シーズンは3.7まで減らしています。これはヨキッチと同じ数字ですが、23点10アシストの選手としては標準くらいまで下がっています。標準っていうか、これくらいは普通にするよね。問題はそれ以外のメンバーが多いことです。

例えばセンター3人で3.0もあります。イリーガルスクリーンなんかもあるので、これをもって一概に多いとは言わないけれど、プレーメイクの大部分をカニングハムに任せているチームにしては、センター陣のミスは多いぞ。リードくらいプレーメイクにも絡んでいるならば致し方ないかもしれない。

ハンドラーであるジェンキンスは割と少ないくらいですが、アーサーは多い・・・といいつつ、ここもルーズボール系のファールが含まれるから微妙な感じ。ルバートとホランドは明らかに多いです。ピストンズの場合はセンターとウイングの控えにターンオーバーの問題があります。

その一方でベテランの3人は少ない。あぁベテランらしいぜ。
こうみるとターンオーバーを減らす余地はかなり残されています。極端な話でいえばルバートとホランドの出番を減らすだけでもターンオーバーは削減される。ただ、その構成はカニングハムへの依存度を高めてしまうんだよね。

これも劇的に減らせってわけではなく、もしもチーム全体で1.5回減らせば一気にリーグでトップ6になってきます。十分に達成可能な数字だし、連携が深まるにつれて、個人が経験を積み上げるにつれて減ってくる要素でもあります。
実は若手チームらしくミスが多かったピストンズ。そのミスは特定の誰かに多いわけではなく、見事に若手全体が少しずつ改善しなければいけないくらいの多さでした。その中でバイオレーションのスタッツがあるので、スティールされた以外にどんなミスがあったか見てみましょう。なお82試合の合計です。

他にもありますが、主だった項目です。回数的に最も多いのがオフェンスファールですが、これはリーグ20位なので実はそんなに多くありません。トラベリングも26位なので意外と粗さのあるミスが少ないチームだったりします。
次に多いショットクロックオーバーはリーグで3番目の多さです。つまりはオフェンスの悪さそのものがターンオーバーの多さに繋がっています。前述の個人レベルではなく、チームレベルで改善できる要素が多く残されています。っていうか、よく60勝したよね。

バックパスが多いのもプレーメイク問題だしね。単純な個人の成長だけでなく、チームオフェンスの改善・・・それも24秒で打ち切ることさえできればよいレベルの改善でいいのは、伸びしろすぎます。

ちなみにオフェンスのうちショットクロック4秒以下でのシュートが9%もあり、EFGは41.0%です。ここも改善ポイントなので、本当にチームオフェンス次第でどうにかなってきます。
また、この4秒以内のショットをルバートとホランドがそれなりに打っていることや、アーサーが外で貰っても打ち切らないことを考えると、いくらでも改善できる気がしてきます。ホランドとアーサーがフィニッシュ力を上げるだけでいいってことだ。

ターンオーバーが多いピストンズですが、それは個人の問題でもあり、チームの問題でもある。
「ミスを減らせ」と言われると簡単ではありませんが、「もっとプレーメイク力を上げろ&フィニッシュ力を上げろ」で解決するのだから立派な伸びしろです。
そしてアーサーの件については別の記事にしましょう。アメンのことでもあるし。

さようならピストンズ’26” への4件のフィードバック

  1. デューレンの延長ばかり取り立てられますが、ピストンズが考えなくてはならないのはチームとしてどう成長するか、ですよね。カニちゃんがどうにかしてくれるのは前提ですが、デューレンスタート・アーサースタートを増やすだけでも負担軽減・オフェンスの多様化に繋がるので、やっぱりハンドオフを中心に考えるのがやりやすいしベストな気がします。

    1. デューレンの方は、どうせハンドオフしかないから、まだアレですけど。
      アーサーの方は本当にどうしようと思っているのか疑問がありますね。ある意味ではアーサーにあうベンチプレイヤーを連れてくるとかも、立派なチームの成長ですしね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA