◎改革を実行するのか
ウルブズは改革を実行してよい状況ですが、別にしなくても大丈夫です。自分たちのクビを締めるような動きをする必要はないってことです。ただ、今オフはヤニスとモラントが動くことが濃厚で、場合によってはレナードも動く可能性があります。ちなみに2年後にはウルブズがイーストへ動く可能性があり、この方がチャンスが広がるので、3年計画を始めるにも良い時期です。
しかもウルブズは意外と若いチームなので、コアメンバーを変更しなければ継続性もあります。若手を育てるのに失敗しているとは思えないくらい。
〇主力の年齢
コンリー 38歳
ゴベア 33歳
ランドル 31歳
ディヴィチェンゾ 29歳
リード 26歳
ドスンム 26歳
シャノン 25歳
マクダニエルズ 25歳
ボーンズ 25歳
エドワーズ 24歳
クラーク 24歳
ベランジェ 19歳
アントマンの24歳が嘘としか思えないわけですが、リードやマクダニエルズと共に先を見据えたチーム構築も一手なわけです。また、ゴベアとランドルについてもプレーレベルが落ちる前にトレードに使いたいという心情もあります。多くを求めるのは難しいけれど、ライジングしたいチームが補強するには2年契約は悪くない。まぁライジングしたいチームがあるのかどうかが問題だけど。
①ヤニス
ヤニスを狙う場合は多くの対価を求められます。マクダニエルズに加えて大量の指名権が必要となるわけですが、アントマン+ヤニスにはそれだけの価値があるといえます。狙うことそのものには否定的ではないのですが、同時に異なるトレードもしなければいけません。
・PGがいないと酷い分断オフェンスになりそう
・ヤニスとの共存が難しいゴベアをトレード放出
・ウイングとエースキラーの補充
要するに殆ど作り直し状態です。これを指名権がない状態で行うのは簡単ではありません。ヤニスのトレードに混ぜ込んで、かなり大きな動きが求められるわけですが、参加してくれるチームがあるのかどうか。さらに31歳のヤニスなので短期的な成功も必須となり、フロントが相当うまく動かないといけません。
②レナード
ヤニス同様の対価を求められるでしょうが、ダブルウイングエースを構築するのであれば、周囲の揃え方には柔軟性が出てきます。ヤニスと同じポジションのようにみえて、ゴベアが残っても別に問題はないし、PGは欲しいけど、いないならいないで別に問題ってわけでもない。
ただし、良いロールマンは欲しくなります。クリッパーズはシューターのロールマンを用意しなかったけど、レナードにハンドルさせるならば必要だよな・・・それがガーランドか。ウルブズにはリードがいるから何とかなるのかな。
・スペーサー/カッターは複数人用意したい
・ランドルはトレードに組み込むのは必須
・柔軟な選手起用で戦える
でも、ウルブズは「脳筋」といわれる選手起用なのでダブルウイングエースになることで役割分担の曖昧さの方が目立つかもしれません。ディフェンスチームを維持できるのはいいんだけど、相乗効果みたいのは生まれにくいからね。
③モラント
34歳のレナード、31歳のヤニスに比べて、26歳のモラントはアントマン帝国を作るにあたって最高の相棒にも見えてきます。懸念はケガの多さですが、それは3人とも同じだし、それこそウルブズのコンディショニング&メディカルの腕の見せ所かもしれません。
また、最も安い対価で手に入ると予想されています。キングスなんてラビーンを「モラント+1巡目指名権」と交換したがったって話だもんね。その意味では将来の指名権を失い過ぎることなくPGが手に入ることに。あとランドルを組み入れることにも抵抗無さそうだもん。
・ケガの多さを解決できるのか
・シューターとしての不安
・オフェンスパターンを増やせる
何よりもゴベアを残したままで戦えそうなのがモラントの良い部分です。ゴベアがいなくなるのってリバウンドやリムプロだけでなく、スクリナーの減少とかも関係するので、不安要素もあるんだよね。
今の戦術を大きく変更することなく混ぜ込みつつ、オフェンスパターンを増やせます。実際、ウルブズのプレーコールにはオフボールでディヴィチェンゾを動かすシューターパターンもあるのですが、アントマンがハンドラーをやっているとパスが出てこないので成立しません。
ちゃんとしたというか、アントマンが信頼できるPGが加わることで今のプレーコールのままでも選択肢は増えるはず。スクリナーを増やすなどのロスター調整は必要ですが、分かりやすい変化が起きそうなんだよね。
どうやっても「PGが欲しい」になりそうだし、プレーオフでもコンリーが出てくるとオフェンスは改善したし。ちゃんと相手を攻略したいならばPGが欲しくなり、ウルブズらしい個人技でのアタックも出来るPGならば、なおさら欲しくなるじゃないかとね。
でも、ケガの問題とか、プライベートの問題とか・・・健康なランドルの方がいいんじゃないのか。。。とも考えたくなります。当たるも八卦当たらぬも八卦。ロスター構成って難しいよね。
ウルブズはロスターに若手が多いのが非常に魅力的ですよね。昨年ランドルと再契約したことで継続路線になったといいつつも、今年のこの結果を受けてランドルさえ捌いて来シーズン若手を中心に再構築をすれば、3年後のイーストで覇権を取れる未来予想図が組めるのはラッキーな状況でもあります。なので、やはりヤニスやレナードに手を出すのは反対で、中期計画で力を蓄えるシーズンを送るのがベストと思うんですけどねぇ。。