さようならティンバーウルブズ’26

ナゲッツに勝ったのも束の間。スパーズ相手にはディヴィチェンゾの不在が大きく響き、ランドルが機能しなかったこともあって惨敗な感じとなりました。2年続けてアントマンへの徹底マークへの対応が出来ず、セカンドエースでは機能しない問題が発生しました。
前回触れたように1枚エースでも解決する方法が出来てきているので、ウルブズもそっちに進むことも可能なのですが、どちらにしてもPG不足という空気は否めません。デッドラインに求めてきたPGでしたが、やっぱり必要だったということなのだろうか。

◎継続を優先

昨シーズンに2年連続でカンファレンスファイナルまで進み、1つの完成形を見せた一方でサンダーとの差がハッキリみえてしまいました。オフにランドル、リード、NAWとの契約が切れたこともあり、アントマン中心の形で次の中期プランに踏み出すチャンスもあったといえます。
ウルブズが優先したのはリードとの再契約。これはアントマンと一緒に歩める選手として納得いくものでしたが、ランドルとも3年契約したことでチームが継続することを選んだ形になりました。NAWを優先しなかったことも致し方ないしね。

個人的には、この判断はマイナスに見えていました。なんせ当時は「NBA史上最大のオフになる」なんて宣言していたシャムズもいたので、ランドルではなく新たなエースを迎え入れるチャンスでもあったわけです。しかし、終わってみれば無風に近かったオフだったので、ウルブズがスターを手に入れるチャンスは殆どなかったのでした。
そして継続した結果、最終的にはセカンドラウンドまで進んでおり、あの時の選択は失敗ではなかったといえます。そして今オフはスターの獲得すらも考えられる状況であり、その時にランドルのサラリーはトレードのアセットにもなりえます。

しかし、当然のようにデメリットも出てきました。それはコンリーの衰え。既に昨シーズンの時点で懸念事項になっていたし、だからこそタウンズをランドルにした意味があったのですが、今シーズンは遂に試合に使うのを躊躇うレベルになってしまった。コンリーが使えないとゴベアが消えてしまうという副次的な懸念もあり、非常に厳しいものがありました。

そしてPGを求めたデッドライン。コービー・ホワイトなんかの噂もある中で手に入れたのはドスンム。どうしてコンリーが厳しくってドスンムなのか、全くわからなかったわけですが、意外にもヒットします。
トランジションがなかったチームにやってきたドスンムは、チームをスピードアップさせ試合に変化をつけてくれました。アントマン不在の時にはエースとしての働きも見せ、劇的な違いを生み出します。意外過ぎるぜ。

ただ、ここに留意事項がついてきます。ブルズへと旅立ったディリングハムは、トランジションが求められるチームで自分の特徴を示し始めました。もちろん、プレーレベルが違うのでウルブズで同じことをするのは難しかったし、単純にディリングハムよりもドスンムの方が(ブルズでも)上だったのトレードそのものは否定しないのですが、ウルブズがもっとディリングハム仕様のオプションを持っていれば・・・ってなります。
これ、層の厚さの話に通ずるものがあって、ディリングハムのレベルが低かったことよりも、異なる特徴の選手を活かすのが難しかっただけっていうね。

そのディリングハム以上にレオナルド・ミラーはブルズにフィットし、来シーズンはコアメンバーの1人として開幕を迎える勢いです。こちらについてはウルブズの特徴と異なりすぎて、そもそも活かすのはムリだったのですが、ディリングハムとミラーは「ウルブズが選ばなかった未来」にも見えてきます。
アンツ、マクダニエルズ、ディヴィチェンゾ、リード、ベランジェを考えると、次のチーム作りでは、よりアップテンポな展開をするのも考えられるだけに、継続路線を選ばなければ2人も活躍していたのかもしれません。シャノンやクラークもいるしね。

さようならティンバーウルブズ’26” への1件のフィードバック

  1. ウルブズはロスターに若手が多いのが非常に魅力的ですよね。昨年ランドルと再契約したことで継続路線になったといいつつも、今年のこの結果を受けてランドルさえ捌いて来シーズン若手を中心に再構築をすれば、3年後のイーストで覇権を取れる未来予想図が組めるのはラッキーな状況でもあります。なので、やはりヤニスやレナードに手を出すのは反対で、中期計画で力を蓄えるシーズンを送るのがベストと思うんですけどねぇ。。

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