まずは収支報告書を見てみましょう。今年度はないので昨年度の収支です。Bリーグの収支報告書で検索すればみれます。
売上高はちょうどB2の平均くらいですが、福井、信州、静岡、神戸とは大きな差があります。この辺のチームは福島の1.5倍くらいあります。
人件費は3億円ほど。5億を超えるのがA千葉、福井、福岡と3チームもあるので少ない部類になってきます。やっぱりB2の平均くらいです。今シーズンはキャパが上がることが事前にわかっていたので、もう少し使ったかもしれませんが、4億円を超えることないでしょうし、格差の大きいB2においては標準的かもしれません。
連れてこれる選手は限定的なわけですが、3人の外国籍を連れてきました。面白いのは3人とも日本でのプレー経験がなく新たに連れてきた選手だったこと。こういうのって、どういうコネクションなんだろうね。欲しいタイプが頭の中にあったとしても、そんな選手をスカウティングするのは不可能じゃん。だから代理人なんかのコネクションだと思うんだけど、これがまたファンキーなところに手を出しています。
ケニー・マニゴールト
34歳 アメリカ パイクビル大学
196センチ
前所属:ニュー台北キングス
最近ミドルトンのいとことしてニュースになった選手ですが、22年から3シーズンを台湾でプレーしており、これは理解できます。本人も次のステップを探すだろうし、優勝もしているし、ディフェンスチームやセカンドチームにも選ばれているし。なんかスカウトにひっかかりそうだよね・・・っていうかHCもニュー台北キングスからきたので連れてきただけかな。
プレー映像を見るとタイミングの取り方がミドルトンっぽいです。ミドルトンの従兄弟って知っていればですが。
ジャック・ナンジ
27歳 アメリカ ゼイビア大
212センチ
前所属:ESSM ル・ポルテル(フランス)
こちらはゼイビア大で13.8点、7.7リバウンド、2.1アシストと活躍しており、キャリアとしてそれなりのものが期待できそうです。卒業後はイタリアとフランスで1年ずつプレーして日本に来ています。まぁデカいので、そこがキーポイントだったのかな。
パトリック・ガードナー
26歳 アメリカ マリスト大
213センチ
前所属:ペトロ・デ・ルアンダ
このガードナーはアンゴラでプレーしていました。ただし、ネッツやマジックのGリーグチームにもいたので、NBAを目指しながらもプレーできるチームへ行っていた雰囲気です。なんせ8月にアンゴラ、9月にネッツ、12月にマジック、翌年の5月にアンゴラへ行き、その直後に福島へ加入しています。その点では代理人経由ならば、もっともプッシュされていたかもしれません。
そんなわけでガードナーとナンジは一体どういう経緯で連れてきたのか。目を付けたのはサイズだけなのか何なのか。そこらへんはわからないのですが、ポイントだったのは揃いも揃ってストレッチタイプのセンターだったことです。おそらく、それをリクエストしたのでしょうが
・・・リクエストしたのかな。BリーグのGMがストレッチタイプを欲しがるとは想像つかないし、逆にフィジカル面の課題も出そうなんだけどな。
ガードナーはGリーグのハイライトがあるので見てみましょう。普通にNBAでもみてみたいタイプの選手です。まぁフィジカルに潰されるのは目に見えていますが、左利きのストレッチビッグで運動量も期待できそうです。ドリブルも上手いし、レアだよね。
ナンジは大学時代のフィルムがあるか。身体能力が足りないけれど、普通に良さげなセンターですね。膝をやっているらしいので仕方ないんだろうな。3Pもあるけど、ダイブしてのアリウープもあれば、フローターも出来る万能系だね。
このタイプが2人も揃って福島へやってきてくれるなんて、どういう形で探したのかもわからないけど、声をかけたら来てくれるのも福島が「持っている」のかもしれません。Bリーグでのプレー経験がなく、しかも20代半ばのセンターで、共にストレッチ出来る。B2だしサラリーを積み上げたわけでもないでしょう。うーん、よくぞ連れてこれたな。
日本人も笠井以外すべて入れ替わっていますが、まぁそれは触れたらきりがない。
取り上げていただいてありがとうございます。俯瞰的に見てくれる方がwhynotさんくらいしか思いつかず質問箱にて声をかけた次第です。
アリーナにつきましては元々地域の総合体育館として改修問題があったのがきっかけにじゃあお金かけようってなった次第ですね、今ではデンソーの女子プロも本拠地にしてたり。
負けパターンはまあ分かりやすくこのツービッグのラインを止められたら急失速します。それが上手いのが同地区の横浜でした。
管理人さんの書く様に確かにBリーグとしてはチーム構成が特殊ではありますね。
ここで神戸に勝ってちょっとした戦術やスカウティングの変化がリーグ内で起これば面白いのですが………何はともあれありがとうございました。