さようならラプターズ’26

◎足りないこと

良いイメージがあるラプターズですが、5位は5位。ファーストラウンド敗退はファーストラウンド敗退。足りなことが沢山あるわけです。特にスコッティ・バーンズと同期のカニングハムでイースト首位になっているピストンズのことを考えると、どうすれば60勝できるかを考えなければいけません。
既にわかっているのは60勝レベルの選手層を持っていること。この1年で多くの選手を使えるようになったので、多少のケガ人なんて何のその。継続性を武器に戦う準備は出来ました。

①スーパースター

大前提となるスーパースターがいませんが、ラヤコビッチは「スコッティ・バーンズが成長するべき姿が見えた。2~3年後に完成するとして今は60%」という発言をしています。ここは本物のスーパースターになることを期待しましょう。以上。

②コンビプレーorシュータームーブ

プレーオフにおいてラプターズはピック&ロールハンドラーが下から3番目、ロールマンが下から5番目の回数でした。トランジションが多いのは良い一方でシンプルなピック&ロールを使っていません。
パートルとCMBというセンターがいるし、そもそもハーフコートオフェンスが悪いのだから、もっとシンプルなコンビプレーを取り入れていくべきでしょう。それを複数の選手でやれるかどうか。

また、昨シーズンはディックのオフボールムーブが加わり、判断の早さもあってディフェンスを引き連れてくれましたが、その仕事は誰もやっていません。オフボールでのポジショニングの良いシューターはいるんだけど、ディフェンスを引っ張ってギャップを生み出してくれるのはディックだけ。そしてディックだけだからこそ絡めるのが難しく見えてきます。
オンボール・オフボールそれぞれでのプレーメイクを増やしていかないと、個人技頼みで進化しないことになってしまいます。かといって複雑(?)だと、ユニット構成が頻繁に変わるチーム事情に合わないので、シンプルなコンビプレーがいいんだよね。

③コーナー3P

別にコーナー3Pが必須というわけではないのですが、ドライブが多いチームなのにキックアウト3Pが少なく、コートを広く使えていません。なので正しくは「コートを広く使う」ってことなのですが、わかりやすくするのはコーナーへの展開を意識することです。
ちなみにラプターズはミドルレンジが多いのですが、3Pは少ない構成になっており、本当に狭いんだよね。1試合あたり3本くらいミドルを3Pにするだけでいいのですが、意識すべきは3Pを打つことじゃなくてコートを広く使うことだからね。

④リバウンド

意外にもラプターズはリバウンドが強くありません。パートルがスターターなのが謎にもみえましたが、リバウンドをキープできないからこそパートルを起用したい事情もあったはずです。スコッティ・バーンズがいて、バレットとイングラムも取れそうだし、ベンチにもビッグ寄りのウイングがいるのに、リーグ中位なんだよね。
高さ不足というよりもロングリバウンドの回収など、広いスペースをカバーしきれていない印象。ルーズボールのリカバーも少なく、ハードワークする割には反応系に弱さがあります。スターターの顔ぶれを見ると確かにそんな気はするしね。

⑤ファール

ラプターズは相手のターンオーバーを誘発できるチームですが、同時にファールも多くフリースローを与えてしまいます。まぁ一番多いのはピストンズなんだけどさ。
被3P成功率は4位と高く、相手のシュートミスは誘えているので、もう少しガマンできるかどうかで差が出てきます。

①②は成長しなければいけない要素が大きいのですが、③~⑤は少しずつの努力です。その「少し」が簡単じゃないし、最終的に大きな差をつけることになります。細かい努力をどれだけ積み重ねられるのか。来シーズンに60勝するのは現実的な目標ではないだろうけど、勝てるチームになるためには、その積み重ねが大事なのだから、改善ポイントとしてはわかりやすい気もしています。ラヤコビッチが、どこにポイントを絞るのか。

さようならラプターズ’26” への1件のフィードバック

  1. 今シーズンが始まる前の期待値がとても低かった分、プレーオフにストレートインできたことは意外な喜びで、ラヤコビッチには感謝しかありません。
    またスコバンもスーパースターへの道を歩み出したと(ファン目線では)思うので、来季以降も楽しみです。

    一方で、アバジに指名権をつけて放出しなきゃいけないカツカツな金銭事情は依然として苦しいですね。

    パートルの契約事情はとてもとても苦しいですが、簡単には動かせないのでどうせならスクリーなー仕事をたくさん増やしてあげて欲しいと思います。

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