◎層の厚さ
今シーズンはチームに合いそうな補強をしましたが、結局はクエタ、シャイアーマン、ウェルシュがプレータイムを得ていきました。外様は要らないというか、戦術を理解している選手が起用されていくので、急にフィットするのが難しいチームであることも明確になりました。
その一方でルカ・ガルーザは予想以上の適性をみせました。動きが遅いビッグマンですが、限られた時間の中で献身的に動き回り、スクリーン⇒逆サイドのダンカースポット⇒スクリーン・・・と何度も同じ動きを繰り返し、スペーシングと合わせを繰り返していきました。
さらに19歳のウーゴ・ゴンザレスがスモールラインナップのインサイドディフェンスで登場したと思ったら、ガード相手のエースキラーも務め、スペシャルなマルチエースキラーとして出てきたのはサプライズすぎました。異なるポジションを守れるだけでなく、高速ヘルプでピンチを潰していくのも見事。ユーロでは殆ど使わないスキルだと思うのにさ。
ロールプレイヤーの層が厚くなった
主役サイドは厳しそうに見えた一方で、ビッグとウイングのロール役は驚くほどに層が厚くなりました。戦術理解力がないと起用されないチーム事情だけど、試合に出なければ理解力も上がらないじゃん。その点でテイタムがいないシーズンらしくプレータイムが割り振られていき、しっかりと選手層アップに繋がったのだからよいシーズンだったといえます。
またオフェンスリバウンドへの飛び込みも共通化されており、センターだけでなくロール役たちがロングリバウンドの回収を行っていきました。戦術をしっかりこなすってことは、ハードワークを徹底することでもあるのかな。コーナーへ広がり、カッティングし、オフェンスリバウンドに絡み、トランジションディフェンスをしっかり行う。
必要なのは常に戦術理解であり、チームの約束事をこなせる人材です。オプション担当でのシックスマンタイプも欲しくはなさそう。サイモンズはそれなりに出番があったけど、個人技でどうにかしたいシチュエーションに見えても大事な局面ならプリチャードだったしな。この前提でセンターを補強するなら・・・やっぱりホーフォードかな。
実は補強の難しさは変わらず。でも、ルーキーも戦力になれたんだから、ちゃんとやるべきことをやれる選手ならば補強になると。戦力に応じて戦術を作ることはなく、戦術ベースで選手が選ばれるってことです。単純に良い選手ってわけにはいかず、誰を補強するのが正解なんだろうね。
ヤニスを取りに行くなんて話もありますが、連れてきたらきたで戦術調整するのだろうか。さすがにヤニスだったら調整するか。マッズーラはイライラしそうだけど。それくらい大胆な戦力を増やした方が戦い方の幅は広がるのかもしれない。
また詐欺みたいなトレードするのかな。トレードで獲得した選手で本当に主力になれたのはホワイトしかいない気がするしなぁ。