さようならセルティックス’26

◎決まらなかった3P

こうみると大したことないんだよね。もっとワイドオープンが減っていると思っていたのに、むしろ増えているんですよね。オープンの確率が悪かったぐらいでした。本当に意外だぜ。これをゲーム5以降の3連敗に絞るとこうなります。

こうしてみるとシリーズの後半にワイドオープンを打てなくなったし、打てなくなったからこそ成功率も大きく落ちた様子です。特に厳しいのがエンビードがいたのに打てなかったこと。ゲーム4では振り回しまくって楽に打っていたのに、効果的にエンビードを攻めることが出来なかったってことです。

特に決まらなかったのがホワイト、プリチャード、ブーチェの3人でした。そう考えると別に戦術的な問題ではなかったし、決めるべき人が決められなかった感が強く残ります。ホワイトとプリチャードが決められずに苦しんだのであれば、もうどうしようもないじゃん。
昨シーズンのプレーオフでホワイトは18.8点、3P38.5%と活躍しており、シックスマンアワードだったプリチャードは11.9点で40.3%です。戦力ダウンした中で、この2人がしっかりと決めることが出来なければ勝てるはずもなく。シーズンエンドの会見でブラッド・スティーブンスは次のようなことを語っています。

例えばスパーズには2連敗でしたが、その内容も面白くて
2P22.5/43.5
3P17.5/47.5
FT 8.0/10.5
こんな感じで3Pアテンプトも多ければ、成功率も36.8%と良かったし、ターンオーバーも9個しかなかったのですが、平均105.5点しか取れていません。フリースローが少ない割には2P成功率が低いことが問題でした。3Pとインサイドのバランスが取れていないって感じです。
上位陣に弱かったことも指摘していますが、3Pが悪いことよりも相手を攻略しきれていない状態で3Pばかりになっているのが苦しい様子です。まぁ普通のことだね。

その一方で今シーズンはブラウン仕様のオフェンスになったことでショートレンジやミドルが大きく増えています。シーズンで言えば昨シーズンよりも良いオフェンスになっていました。ゴール下は減ってしまったものの、1人エースで構築していたことも考えれば致し方ない面もあります。
「3Pが決まらなければ負ける」のがセルツですが、プレーオフではシクサーズのウイング陣のディフェンスにブラウンとテイタムが苦戦しているし、クエタのゴール下で勝てなかったことがイージー3Pを減らしたのも間違いありません。疲労困憊のエンビードを虐められなかったことが全てだしね。

当然のことでしかないけどね。ストレッチビッグが機能しなかったけど、それも3Pを打ちたいというよりは、インサイドを空けることに失敗したってことだしさ。3Pはセルツの生命線だし、3Pを活用しまくることがセルツの戦い方。だからといって3Pで全てを決めるわけじゃない。

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