さようならセルティックス’26

テイタムがいないシーズンであったため、逆わらしべ長者によりリピータータックスを回避することに成功したことで、ブラッド・スティーブンスはエグゼクティブ・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。もちろんイースト2位になったからではあるものの、戦力を落とすことで賞を手に入れるなんてファンキーすぎるわ。
プレーオフに出れたら成功というシーズンだったのに、ジェイレン・ブラウンがエースとして君臨し、従来以上に戦術が徹底され、そして若手たちが成長し、理想的なシーズンだったように思えます。

しかし、人間とは欲深いもので、イースト2位になったし、テイタムも戻ってきたのだから「勝って当然」という空気になり、しかも3勝1敗までいきながらの逆転負けとなってしまいました。敗因を上げていくと

いろいろあるわけですが、特に気になったのはブラウンとテイタムが1on1シチュエーションに苦労したことであり、ホワイトがプレーメイクしなかったことでした。セルツは徹底したスペーシングがある代わりに仕掛けのところは個人技に頼りがちです。テイタムが完全復活するのを待ちましょう。
ビッグマンについてはクエタがインサイドファイトで頑張るわけですが、そこで苦しむってのはある程度は仕方がないこと。でも、ガルーザもブーチェもストレッチに失敗しています。特にブーチェはブルズ時代にストレッチビッグとして大活躍し、クラッチでも重要性を示していたのにセルツでは3P入らないんだもん。他にもパサー的な仕事でも困っていたぜ。

そして3P担当たちが殆ど決まりませんでした。テイタムとブラウンは決めたのに、他はハウザーくらいでした。3Pアタックはセルツの代名詞になっており、この3Pが決まらず負けたのは戦術的な完敗ではあります。
プレーオフになったら3Pが決まらないのは良くある話であり、リーグトップの成功率だったナゲッツも3Pが決まらずに負けています。でも3P乱れ打ちのセルツが失敗するとなれば話は変わってきます。特にシクサーズディフェンスにワイドオープンを打たせてもらえなかったしね。ってことで、まずはこの点について触れておきましょう。

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