さようならホークス”26

まさかのヤングの放出に踏み切った今シーズン。ジェイレン・ジョンソン中心のチーム作りというのはギャンブル要素が強いというよりは、中途半端で終わりそうな印象でした。つまり、優勝できるかどうかのギャンブルではなく、良いチームは作れるけど爆発はしなそうな安定感のチーム作りなわけです。
実際、そんなに上手くいっているようには見えなかったし、どうやってもバランスがとりきれないようにすらみえていました。いや、正しくはジェイレン・ジョンソン以外に終盤を任せられるスーパー済エースが必要に見えたわけです。

「エース不在のチーム作り」としては良いのだけど、エースがいないならどうにもならないし、最後にエースを連れてこれても作り直しになるのが目に見えています。なおかつ、足りないのは・・・ヤングじゃん。ってなるわけで、ある意味でヤングに賭けても同じなんじゃないかっていうね。

最大のネックはディフェンスがイマイチな事でした。ポイント・ウイングで構築する最大のメリットはサイズアドバンテージだし、NAWとダイソン・ダニエルズがいるのだからディフェンスで戦えるチームであればよかったのですが・・・と思っていたら、これがシーズン後半にグッと安定してきて、最終的にはリーグ10位となったわけです。
リムプロテクトが機能していないのと、連携の悪さというインサイド陣が問題だったのだけど、シーズン後半はディフェンスリバウンドが安定してきて、リバウンド力のあるチームになっていきました。ただし、この点はプレーオフでニックスに打ち破られた要素でもあります。

今シーズンはあまりにもタンクチームが多すぎるし、そういうチームだけでなく2WAYセンターとかも増えているので、どうもシーズン後半のスタッツが信用できないのは困るよね・・・。

ジェイレン・ジョンソン中心に切り替わった当初はトリプルダブルが連発されていましたが、次第に役割がシェアされていき、チームとして完成していったのは面白い現象でした。ナゲッツが出来なかったことをホークスは実践したようなイメージです。

個人としての活躍度は下がったものの、チームとしては完成度を著しく上げていきました。なかなか見ないレベルで強くなっていったし、それは各選手がやるべきことを高い精度でこなしていった形です。かなりのアンバランスな構成なのに、余計なことをする選手が殆どいない。
奇跡にすら思えるくらいの役割バランスのチームなわけですが、それではプレーオフで勝てないというか、相手の弱点を狙うことが難しくなると思われました。そのプレーオフではマカラムとクミンガでニックスの弱点を狙い・・・そして拘り過ぎて失速してしまいました。なんて難しいバランスなんだろうか。

いやー、あっという間のチーム作りだったというかなんというか。ホークスは昨シーズンもジェイレン・ジョンソンがいたシーズン前半から、離脱したシーズン後半で見事に立て直しているのですが、毎シーズンちゃんと仕上げてきているのは偉いし、例年以上の仕上がりになったってことだ。

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