◎ペイトン・ワトソンとスペンサー・ジョーンズ
もっと切なかったことはゴードンの離脱によりスペンサー・ジョーンズが台頭してきたことです。ハードなディフェンスでガードからPFまで守り、変なシュートフォームなのにコーナーから3Pをしっかりと決めきる。2WAYプレイヤーの台頭でケガ人だらけのチームは大いに救われました。
・・・救われたんだけどさ。じゃあ、この仕事って高いサラリー払う必要ないじゃん。別にいくらでも見つけられるんじゃないかっていうね。もちろん、得点力には差があるのでキャメロン・ジョンソンほど働いていないのも事実ですが。
これに対して様々な部分でチームを助け、ヨキッチ離脱するとエースのような風格でチームをけん引したのがペイトン・ワトソンでした。開幕前に契約延長も可能だったけど、高いサラリーが提示されないから留年したワトソンです。さすがに30Mとかは払えないけど、なんとか4年70Mくらいで決着できなかったものかね。
ナゲッツに限らずですが、いわゆる3&D(死語)という存在はいくらでも見つけられるようになっています。もっと3Pに寄っていたり、もっとDによっていたり。その両方を備えている選手はレアではありますが、ある程度は人数が欲しくなるポジションなので一点豪華主義となるとアヌノビーレベルじゃないとね。スペンサー・ジョーンズは今後も探せるんじゃないかね。
一方で3&D的な仕事もしつつ、それ以外のことも出来るタイプはさすがに珍しいわけです。これがペイトン・ワトソンになってきます。あくまでも今シーズンの活躍があっての話なので、開幕前には気が付かないものではありますが、再びワトソンの仕事を出来る選手を探すのは大変なのです。
「ケガ人がいなければ・・・」は禁句ですがワトソンがいればナゲッツが出来る事は大きく増えていたのも間違いありません。クリスチャン・ブラウンがいない時よりも柔軟性は狭くなってしまった。
今シーズンのナゲッツはもっといろんなことをすべきでしたが、プレーの多彩さやラインナップの柔軟性を生み出せるタイプを重視していないのも懸念事項でした。あとブルース・ブラウンを普通のPGとして使っているのも謎だったな。優勝した時はMPJと交代とかしていたのに。
多彩さ・柔軟性を生み出せる選手を軽視してはいけない
チーム内でリバウンド4位、スティール4位、そしてブロック1位だったワトソン。これがいなくなると他の選手も雪崩式にトレードに関係させる必要性も出てきます。残せるのかなどうかな。
そしてナゲッツはシューティングを重視し、リーグトップの3P成功率を残しました。でも、シューティングを重視したのに3Pアテンプトは20位です。(良し悪しは別にして)3P40本打つチームになったのであれば立派な変化ですが、確率の良い3Pを重視するあまりその他を軽視した感がありました。
リバウンドやブロックに問題を抱えていたのにナジやホルムズを積極的に起用しなかったのはなぜか。あるいは無理だと思ったならばトレードしなかったのは何故か。ヨキッチで解決するから無視してしまったかのようです。
ついにティム・コネリーの遺産を食い尽くしてしまった…かはさておき、ご指摘の通り何がしたいのか、プライムのヨキッチを乗せた船でどこへ向かうかよくわからないままでした コート内外でヨキッチの顔色を窺いすぎてる感じがなんとももどかしいです
チームが徐々に劣化していく感じが、フロントの衰退って感じですよね。
とりあえず船は豪華だから立派な航海が出来るんだけど、どこに進んでいるのかわからないっていう。
優勝した3年前から主力のヨキッチ、マレー、ゴードンが身体能力や持久力で衰えた印象です。それで、他の選択肢なしでヨキッチ&マレーの負担を増やしたら戦い抜けないのも当然だと思いました。また、ゴードンは昨季プレーオフでも怪我してフルで戦うと持たないことが示されていたのにナジかホームズを代わりとして育てられなかったのが本当に切ないです。