さようならブレイザーズ’26

◎ウイングチーム

アブディヤとシャープがハンドラーサイドの仕事をしていたとはいえ、共にウイングでも通用するサイズと運動能力を持っています。さらにディフェンダーのカマラ、クリス・マレー、ジェレミとウイングが並び、ケガ人多数の中ではルパートもハードワークで支え、2WAYからシソッコも登場。ケガから戻ってきたサイブルは異常なディフェンス力を発揮し、シューターのクレイチも加えました。ウェイブしたルパートがグリズリーズでトリプルダブルするしさ。

ブレイザーズのウイング陣はリーグ最高の選手層を誇っているし、そのディフェンス力はリーグ最高レベルです。これだけのウイングを揃えているなんて他のチームから見たら羨ましくて仕方がないはず。
シーズン中はジェレミをワンビッグにしたスモールラインナップを切り札にもしていました。ブレイザーズで最も強いラインナップは
アブディヤ
シャープ
カマラ
サイブル
ジェレミ

という5人の気がします。なお、サイブルは離脱ばかりだったので、そこにシソッコというラインナップはシーズンでもやっています。そんなにうまくいっていません。
ブレイザーズの強みが充実したウイング陣であり、その中でハンドラー仕事を出来るアブディヤとシャープが混じるのはウイングチームとして柔軟な起用が出来るということ。ジェレミしかPFタイプがいないことはデメリットですが、いずれにしても

でした。ただし、そんなことは一切やっていないといっても過言ではありません。みんなが羨むような特徴があるのに、その特徴を活用しなかったのです。
その上でプレーオフではホリデー、スクート、クリンガンをスターターにしています。正直、ここまで勿体ないチームが他にあるだろうか。でも、このウイング陣が3Pを確率良く決めるというウイング仕事をしてくれない問題もあり、強みのようでいて強みにならないっていう一面もあります。

プレーオフではウェンビーにカマラorホリデーをマッチアップさせ、キャッスルはクリンガンでドン引きディフェンスをしました。
そんな大胆なプランを採用できるのに「ウイング並べでオールスイッチ」は選択できなかったのは何故なのか。スパーズに3Pを決められていき、ウェンビーには普通にやられ、フォックスのドライブに切り裂かれたのだから、選択肢としてウイングのオールスイッチはありでしょ。

チーム最高サラリーのホリデー、ドラフト3位スクート、ドラフト7位クリンガン。
まぁなんか、こういう部分に振り回されている感もあるし、チーム設計としては失敗しているようにみえる。ジェレミも本来はリラードを支えるウイングとして獲得した選手だしね。今のチームを作るにあたってコアとして取ってきた選手はウイングじゃないからなぁ。

プレーオフには進んだけど、それはアブディヤが強烈に骨格になってくれたからであって、実は未だにチーム構築の方向性が定まっていない気がします。イメージとしてはガード(ホリデー・スクート)とビッグ(クリンガン)でツーメンゲームを作って、ウイングがハードワークで支える前提の構成みたいなんだよね。
でも、進んでみたら違うってのは良くある話。そんな時にさっさとヤングを捨ててしまったホークスみたいな決断を出来るのかどうか。来シーズン、ウエストのトップ6に殴り込みをかけたいのであれば、今回のプレーオフみたいな曖昧さはダメだぜ。

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