さようならブレイザーズ’26

◎大きな人事異動

今シーズンのブレイザーズで最大の衝撃はサイモンズをトレードで放出したことでした。
周りから見れば「チームの中心にするポテンシャルじゃないだろ」という選手ながら、リラード後のブレイザーズの中心として育ててきました。沢山ボールに触らせ、ミスを連発しても修行であり、タフショットを打つことを厭わず・・・なんてことをしてきた結果、サイモンズは試合終盤に強気なショットでチームを勝たせることも増えてきました。

そして昨シーズンのブレイザーズは36勝46敗と5割まで近づき、いよいよ今シーズンはプレーオフを目指すぜ・・・って思ったのにエースをトレードです。サイモンズを全く信じていなかったけど、だからといってルーキーから3年間で少しずつ育て、次の4年間でエースとして起用してきた選手をトレードするとか、どういう判断基準だったのか。

さらにドラフトではサプライズでハンセン・ヤンを16位で指名。いやいや、2巡目で取れるだろっていうセンターでしたが、のちのちになってタンパリングで処分されており、随分と怪しい行為だったみたいで。
これでクリンガン、ハンセンの若手にロバート・ウィリアムスとセンターが重複したため、エイトンをウェイブしました。今シーズンの活躍っぷりを見れば、これが戦力ダウンであったことは間違いありません。

つまり、ブレイザーズはエースPGとメインセンターを失うことを選んだわけです。チームの得点王とリバウンド王を失ったわけです。これがステップアップを狙うチームとはいえないよね。継続性って言葉を知らないかのようだ。
ちなみに昨シーズンのアブディヤのプレータイムは30分でチーム6位。得点は16.9点で3位です。そもそもアブディヤをエースに据えるというプランだったとは思えないし、そういうプランだったらホリデーを対価にもらうこともなかったと思うんだよね。

もしも開幕からスクートがケガをしていなければブレイザーズはスクート中心のオフェンスをしていたかも・・・。
さらに開幕から12試合で8.3アシストを記録していたホリデーがケガで離脱しなければメインハンドラーはホリデーのままで・・・。
この2人の離脱がなければ、アブディヤはオールスターにはなっておらず、ブレイザーズはプレーオフに進めなかったかもしれない。そんな気すらしています。

そんなわけでケガ人もいれば、プランとは全く違うチーム作りになったようなブレイザーズは順調に厳しい開幕となりました。10月11月で8勝12敗。成績としては厳しいものがありました。
しかし、その一方でアブディヤとシャープを中心にしたオフェンスは試行錯誤が繰り返され、次第にバランスが整ってきます。例えば当初はシャープをハンドラーにしたピック&ロールなんかをしていたけど、それは中止してメインはアブディヤがハンドラーになり、その間にシャープがオフボールで動いてシンプルにギャップに仕掛けていくとかね。

大胆な人事異動そのものは失敗した気がするのだけど、むしろチームとしては良い方向に進んでいったような開幕当初。修行だよ、修行。その間にエースの座を掴んだアブディヤと、掴んだのにケガで離脱することになるシャープと。

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