◎ボールをキープできない
ゲーム1はサンダーのスティール祭りにボッコボコにされ、試合後にHCオットは
・ボールをキープできない
・アイソは難しい
というコメントを残しました。まるで「勝てない」とでもいうようなコメントなわけですが、これを修正してくるのも見事でした。まぁ実際にはJ-Dubが離脱したことでサンダー側が出来なくなった面も大きいのですが、
PGをブッカーのアイソ起点からギレスピのパス起点に変更しても問題が起きない
これもまたサンズの強みでした。ゲーム2からはギレスピにすることでターンオーバーを抑制し、ブッカー、グリーン、ブルックスのウイングで点を取りに行ったわけです。いうなればギレスピ中心の展開により、ウイングスコアラーたちがハンドルする時間を減らすことで、サンダーのプレッシャーを減らしたわけだ。言うは易く行うは難し。見事な修正だったぜ。
〇サンズのターンオーバー
ゲーム1 19
ゲーム2 22
ゲーム3 11
ゲーム4 12
確か去年のファイナル前に「vsサンダーで勝つ条件はターンオーバーが12個以下」だった気がするので、ゲーム3と4は条件を満たしています。何故かペイサーズは12を超えても勝っていた気がするけどさ。
これをサンダー側から見ると「J-Dubの不在」が大きく響いた形です。ゲーム1のサンダーはシリーズの中で最低のTSになっており、SGAが苦しんだ件も含めてオフェンス面ではイマイチでした。しかし、スティール祭りからのイージーショット連発になっており、一番楽な試合でもありました。
ゲーム2でも離脱するまでに+17点とチーム最高の得失点差を生み出したJ-Dub。個人的には昨シーズンのDPOYだと思っている選手なので、その存在感は圧倒的だったといえます。ディフェンスで勝つサンダーらしさ。
J-Dub不在でも勝てたのはシーズン通りですが、相手がサンズのように柔軟性を持った相手だと、セカンドエースのJ-Dubが果たす役割はより重要になってきます。点を取るだけならば他の選手でも出来るけど、サンズディフェンスを攻略し、サンズオフェンスのやりたいことを封じ込めるのはJ-Dubがいないと難しく見えたシリーズでした。