さようならホーネッツ’26

◎サイズアドバンテージ

ホーネッツディフェンスが良い理由の1つがウイングサイズの選手を並べていること。サイズアドバンテージで勝負しているわけですが、それはただ大きければよいってことではなく、マルチポジションで守れるディフェンスシステムが採用されたということです。デカいだけで守れるなら苦労しないぜ。

昨シーズンはマーク・ウィリアムスやニック・リチャーズをセンターとして起用し、リバウンドもブロックもあるけど守れないシステムであり、ディアバテが出てくると急に守れるようになっていきました。完全なる設計ミスだし、ボレゴ後に進めてきた
ラメロとビッグセンターによるチーム作りの失敗
がハッキリと出ていたわけですが、ディアバテの活躍があったからなのか、今シーズンは大胆に方針変更しました。リバウンドリーダーはディアバテですが8.7本しかなく、その一方でシオン・ジェームスでも3.5本も奪っています。誰もがリバウンドにも絡むウイング系のチーム編成です。

その結果、ブロック力は落ちたもののリバウンドはリーグトップクラスとなり、被FGも優秀な数字を残しました。リムプロテクト能力の高いセンターを擁し、そのセンターが結果を残していても守れなかったのに、大きく方針転換したことで守れるチームになったわけです。
これってウエストだと普通のことですが、イーストだと珍しいんだよね。ヒートくらいだったけど、ヒートにはアデバヨがいたからセンターの優秀さって捉えられていたような。似たような強みで勝ってきたマジックがフランツ離脱もあって守れなかったしな。

そもそもラメロがいるのだから、これでよかったとしかいいようがないけど、そのラメロがディフェンスでも仕事しようと奮闘していました。とはいえ、相手ガードへのマッチアップというよりはペイント近辺でのポジショニングの争いなどで安易な負け方をしなかったイメージなので、ウイング仕様になった感は強いです。

その一方で3Pディフェンスはそれなりだったので、通常のウイングチームとは異なり、アウトサイドのスピードにはついていけない部分があります。全てが上手くできるなんてことはないので、ホーネッツの妥協ポイントだったかもしれません。

オールスイッチも出来るようなマルチディフェンスを実行し、層の厚いウイングプレイヤーでプレータイムシェアをする。かなり理想に近い形でチームディフェンスが出来たシーズンでした。しかも試合に出れないサルーンやマクリーニーも同じタイプなのだから、選手の集め方としても適切だったように見えます。

その上でディアバテとカルクブレナーがゴール下で強さを見せるのは今シーズンのホーネッツにおける最大の強みでした。ちなみにシーズン序盤の雰囲気だとサボニスを補強したいというウワサにも信ぴょう性がありましたが、シーズン後半のディフェンスをみるとサボニスを連れてきたら崩壊しそうです。

同時に「この先」という点では悩みもあって、どこをどう補強するのが適切なのかがわかりません。それくらいバランスの取れたロスターというか、コート上で行われているプレーとロスターが合致していたのでした。

さようならホーネッツ’26” への1件のフィードバック

  1. 今シーズン後半の勢い。ラメロとクヌッペルをプレイオフで見たかったです。
    チームの急成熟とコーチ陣の想定が、マッチしなくなったんですね…なるほど。
    しかし今年のオフ、タンクチームも多かったしホーネッツやバックスみたいに「どう作るんだろう?」ってチームも多いし、移籍市場が楽しみです

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