プレーイン マジックvsホーネッツ

◎ワンチャンあった3Q

68-37でなんと29点差の前半でしたが、エリミネーションゲームで簡単にあきらめるわけにはいきません。なんとか追い上げるチャンスを作り、マジックがミスしてくれるのを期待するしかない後半のホーネッツでしたが、3Qはそのチャンスがありそうな展開が待っていました。主にマジックの苦しさでね。

1Qに実証していた通り、そもそもマジックのピック&ロールディフェンスは非常に怪しい。特にサッグスが簡単にはがされてくれる。ってことで、普通にラメロのピック&ロールで攻めていったら、面白いように突破できます。前半のイリーガルスクリーンが、どれだけゲームプランを乱したのかってくらいにさ。

抜き去ってフローターを打つと後ろからサッグスがファール。
ジャンプシュートを打っても後ろからサッグスがファール。
抜かれる瞬間にサッグスがファール。
突破されそうだったのでサッグスがファール。

なんと開始3分半で4つもファールしたサッグス。うーん、プレーインクオリティ。選手を信じたモーズリーがバカだったのか。ここに「HC交代したからって戦術的に振舞えるのか?」というマジックの疑問が詰まっています。もっとも冷静さを欠くのはPGのサッグスなんだもん。
これで5つになったサッグスは当然ベンチに下がります。サッグスがいない方がホーネッツは困るかもしれないってのは内緒です。そして4Qに戻ってきたサッグスは開始40秒で相手の腕を引っ張ってオフェンスファール。あっという間の退場劇でした。

うーん、本当にチャンスはあったんだよね。
他にもサッグスとブラックのツーガードにしたときに、その2人を両コーナーに置いて、コートの真ん中でバンケロ&WCJでプレーメイク。
バンケロがドライブしてキックアウト⇒サッグスが3P⇒ブラックがオフェンスリバウンド
こんなプレーをするもんだから「ホーネッツがリバウンドを取ったらワンパスカウンター」というシチュエーションもありました。ただ、リバウンドを取ったのはブラックだっただけで。わりとギャンブルなプレーをしていたマジックです。

サッグスのファール祭りもある中で、ピック&ロールからチャンスを作りまくったラメロは3Qだけで21点を奪いました。前半2点なのに3Qだけで21点。なんていうジェットコースターな展開だろうか。
これで流れを掴んだホーネッツは「15点差くらいまで行けそう」に見えました。個人的感想にすぎないのだけど、それくらい簡単に点を取れていた。ただ、ラメロがディフェンスリバウンドを取りに行ったら横からグラントが突っ込んできて二人で倒れこみ、リバウンドはフリーになったブラックが取った上、転んで足を引っかけたグラントにより&ワン・・・なんていう不運というか、焦りというか、そんなプレーがいくつも出てきたから思うように点差が縮まりません。

そしてまたもビターゼ。例によってブランドン・ミラーがスクリーンを使うとブリッツでプレッシャーをかけてきて潰し、ドライブが来たらブロックで叩き落し、そしてオフェンスリバウンドでプットバック。

15分なら最高レベルのハードワークをするビターゼ。今日もキッチリと15分で仕事をしました。ホーネッツの流れになりそうな時に止めまくったビターゼ。

加えて焦りすぎのホーネッツは、すでにボーナススローになっているのにファールで止めるシーンが多く、3Qだけでフランツは9本のフリースローを決めました。3Qのマジックはシュートが決まっていなかったのに、ファールをいっぱいしてくれるから得点を稼げました。

ちなみにファール数はホーネッツが33でマジックは31。2つしか違わないのにさ。
ってことで、チャンスはあったけど潰されたし、それ以上に自分たちから潰していったホーネッツでした。結局のところ、序盤のミス連発から自分たちを見失い、何をすればいいのかを取り戻すまでに時間がかかりすぎました。なんか「ホーネッツっぽい」と言いたくなるし、そんな「っぽい」が薄まったからこそ快進撃のシーズン後半戦だったのに、プレーインの舞台では元に戻ってしまったとさ。

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