◎シーズン終盤に見えてきたこと
ヒーローが離脱していたこともあり、シーズン前半は「このメンバーなら、この形の方がいいんだな」という印象でしたが、シーズン後半になってくると違う苦しさが見えてきました。ここがもう1つの問題点でした。
スポルストラの印象といえば「いろいろやる」であり、シーズン中に複数の戦い方だったり、ユニットの組み合わせだったりを作っておくことで、プレーオフになると相手に応じた「負けない戦術」を実践していました。それこそストロングスタイルの代表格であるヤニスのバックスが相手ならば、強みも弱みも理解した上でシューター多めの配置で外から決めつつ、ゾーンを駆使してスピンムーブを塞ぐ、そんな対策で勝ち抜くのがヒートでした。相手によって起用する選手も変わってくるよね。
また「負けない戦術」という点では、当然のようにスローダウンとペースアップを組み合わせており、苦しいときには苦しいなりの戦い方でリスクを抑え、勢いがあるときにはガンガン仕掛けていく、そんな試合の緩急も重要です。自分たちの戦い方を柔軟に変化させることこそがヒートの真骨頂であり、その手綱を握るスポルストラ自身も試行錯誤しながら、最終的に最適解をみつけるようなチャレンジャー精神も持っています。
〇平均得点
110.6 ⇒ 120.9
〇得失点差
+0.6 ⇒ + 2.3
今シーズンの新たな形は得点をリーグ2位に引き上げ、得失点差は大きなプラス。勝率も上がったし、いいことづくめでした。ところが、このオフェンス戦術では「積極的に仕掛ける」のがベースとなり、相手の弱い部分を逐一狙い撃ちにしてみたり、シューティングの良い選手orドライブの良い選手orインサイドで押し込める選手・・・みたいな選択肢はありませんでした。
それ故にスローダウンには向いておらず、常にガンガン仕掛けることでメリットが出てきます。特にアデバヨの83点以降は、アデバヨが自信をもってガンガン行くのでリスキーな戦い方になっていきました。
〇対戦相手別成績
vsホークス 3勝1敗
vsホーネッツ 3勝1敗
vsマジック 0勝5敗
vsラプターズ 0勝4敗
特に自分たちと似た勝率のチームを相手にすると得手不得手が強く出ています。スポルストラ自身が「どうしたらいいのかわからない」という発言をしており、自分の中にアイデアというかゲームプランが思い浮かんでいないことを指し示しています。従来のヒートであればゲームプランがないなんてことはありえなかったでしょう(ゲームプランが間違っていたことはあるだろうけど)
スポルストラの性格に合っていない戦術
とにもかくにも、そんな印象でした。自分が率いてきて、シーズンを通して作り上げてきたはずなのに、スポルストラ自身が「なんでディフェンスが悪くなったのか」なんて言い出していました。
思い起こせばシーズン序盤に「ヒートのディフェンスがいいのはなぜか」というテーマで書きましたが、その時点ですでに圧勝する試合と、完敗する試合に分かれており、ペイント攻略が上手いチームにはタジタジだったのですが、シーズン終盤になっても変わらなかったっていうね。
見た目の数字、見た目の成績に騙されず、自分たちが求める強さを追い求め、理想と現実をすり合わせていく。
ヒートに限らずだけど、こういうプロセスを感じられるチームは強いわけですが、今シーズンは昨シーズンまでの戦い方から大きく転換し、その転換した戦術の先に何があるのかわかりませんでした。スポルストラのことだから、何かしらの理想と現実があるのだと思ったら、何もないまま終わってしまった。マジかよ。
その上でアデバヨに83点取らせると、それが正解とばかりに決まらない3Pをバカ打ちさせていくんだから、ファンから見たら救いようのない迷走だよね。うーん、厳しいぜ。
MIAファンの何割がこの記事を理解して読めるのか気になる、1割いなそう。
「ヒートカルチャー」という言葉はずっと昔から独り歩きしてるだけに思います。たぶん誰も明確な定義が分からないまま。組織形態であることは間違いないでしょうけれど。
強いて言うならば、そんなフワフワした概念を売りにして問題をはぐらかす、保身に走る、信じろ信じろと身内で言い聞かせ合う、これが今の「ヒートカルチャー」でしょうか。
自分含めここ2、3年の体たらくでヒートから離れたファンはみんな理解できると思います。
「勝てない」からじゃなくて「真剣に現実と向き合ってるのか」
気候と税金しか残らなかったというのが、とても残念ですね。
ライリー…もうええでしょう!
ヒートカルチャーの概念は分かりませんが83点事件以降でだいぶタガが外れた気がしますね
あんなファウルゲーム仕掛けて40本もフリースロー打って勝ち誇ってる姿は昔のヒートとアデバヨだったら考えられなかったですよ
ヒートは4年連続プレーイン(うち3年は負け方も酷すぎ残り1年はバトラー孤軍奮闘)という失敗、間違い、結果を受け入れるべきですよ
ヒートカルチャーという言葉で誤魔化して現状維持(それすら下降線)なのが良くない