◎精度の向上
3Pに関してはシューティングスキルというよりも、プレーパターンとプレーチョイスの問題が先に立ちますが、現時点でも他の選手ではできないようなことをしているペイント内のショートレンジやミドルは純粋に精度の課題になってきます。同時にクーパー・フラッグ自身も今シーズン途中から打ち始め、初めは外しまくっていたのが、ダンダンと形になって決まるようになり、(でも疲労からか再び決まらなくなり)そして決まりまくった50点ゲームでした。
単にシューティングで改善するというよりも、実際の試合において繰り返していくことで精度があがっていくようなシュートだよね。ウェンビーにビビらなくなることの方がスキルよりも大事というかね。
〇エリア別FG
ゴール下 68.0%
ペイント 46.4%
ミドル 38.3%
一般的に見れば十分な確率です。特に殆どのケースが自分でクリエイトしており、ヘルプディフェンダーもくる中での確率なので、これくらい決めてくれれば立派にチームオフェンスは成立します。
ところが、前述のとおり、マブスはチームオフェンスが成立していません。このオフェンス戦術は個人が勝手にやることでできたような戦術なので約束事が足りないし、キックアウトから有効なシュートに繋がっている感じもないもんね。
そしてクーパー・フラッグという特異なポテンシャルを考えると、さらに確率を向上させてリーグを代表するスーパースターになって欲しいわけです。この点については3年、、、いや5年くらいはかかることを前提にしようぜ。そりゃあフォックス、キャッスル、ハーパーなんて選手を横に連れてこれるならば2年後に成立するかもしれないけれど、今のところはマーシャル、クリスティ、PJワシントンなんだからさ。
〇ブラウン
ゴール下 68.1%
ペイント 48.6%
ミドル 41.5%
もしもセルティックスであれば、来シーズンのクーパー・フラッグでも立派にオールNBAクラスのエースになれる気もしてきます。
〇レナード
ゴール下 73.7%
ペイント 55.4%
ミドル 46.8%
しかし、遥か上を行くレナードでも簡単に勝てるわけではありません。チーム構築によっては3年目くらいで勝てるようになるかもしれないけれど、クーパー・フラッグが目指すべき数字はブラウンじゃなくてレナードだから、より自分で確率良く決められることを求められ、決めなければ勝てない環境で苦労した方がいいかもしれない。
キャッチ&3Pを打ち切れるムーブを身に着けることや、ゴール下でのアテンプトを増やすアタックパターンを身に着けることが短期的な課題なのに対して、精度の向上は中期的な課題です。そしてクーパー・フラッグの能力を活かすために、どんな方向に進むかはチームとしての大きな課題になっていくのでした。
史上最年少での50点ゲームを達成した最大級のポテンシャルをもつクーパー・フラッグ。これから何度も50点ゲームを達成するのでしょうが、より楽に、より勝負強く達成していく選手になって欲しいのでした。