◎パオロ・バンケロ
クヌッペルとは逆で勝率的にはダメダメなマジック。ダメダメは言い過ぎか。ただ接戦を勝ちきれないわけで、その点でエースとしての仕事は微妙といえるし、負けない存在にもなれていないし。しかし、孤軍奮闘ぶりはすさまじいし、バンケロに足りなかったものがシーズン終盤になってハッキリと埋められているのだから選んでおこうぜ。
〇オールスター明けのバンケロ
25.0点
8.1リバウンド
5.7アシスト
一見すると特に変化がないバンケロですが、最大の変化は積極的にペイントアタックするようになったこと。それこそ前述の「点を取る」ことでいえば、効率的に3Pを決めればいいし、バンケロはそっちのタイプというか、外から効率の悪いシュートを打っているタイプのエースでした。だから数字ほどの評価は出来ないわけだ。
しかし、最近のバンケロはまずは自分がペイントアタックすることでディフェンスを崩し、そこからの展開でチャンスを作ってくれます。ディフェンスがバンケロを警戒するから周囲もプレーしやすくなる。それでいてバンケロ本人はペイントアタックからファールも大量に貰っており、チャンと得点も稼いでいるぜ。
これで当然の様にマジックは・・・ってならないから選ぼうか悩んだけどね。しかも、バンケロにはディフェンスへの負担もかけており、デュラントやハーデンとマッチアップしています。かなり意味が分かりません。これをしなければオフェンスはさらに良くなっていたんじゃないかね。
〇オールスター以前、以後
得点 21.3 ⇒ 25.0
アシスト 4.8 ⇒ 5.7
ペイント内 10.0 ⇒ 11.2
レーティング
オフェンス 113.0 ⇒ 116.3
ディフェンス 115.5 ⇒ 114.2
数字にすると大きな変化でした。そもそものレーティングが悪すぎるんだけど、バンケロの変化はマジックを改善させています。ここに来るまで時間がかかりすぎたし、「フランツがいるから」という言い訳もできないシーズンだったし。プレーインを勝ち抜けるかはバンケロ次第。