ネッツの未来はどこにあるのか

◎ユーロ系の進化

デミン、トラオレ、サラフとユーロ系のPG3人を指名したこともあり、ネッツの方向性は個人の突破力から構築するアメリカ式ではなく、5人が連動していくユーロ式を目指していそう。1つひとつのプレーコールに対して、それぞれが役割を全うし、正しい判断を繰り返してオフェンスを構築していく。そんな形を目指すならば、第一歩にオフボールの達人MPJでオフェンスを構築していくのは良い流れに見えます。

MPJがベンチに下がると、チームとして連動はしても各選手のレベルが足りないから一気にオフェンス力は落ちてしまいます。もしも、ハーパーやエッジコムを指名していたのであれば、突破力にお任せしてもいいですが、このメンバーであれば今の形がよさそうだし、今の形でちゃんとルーキーが成長できています。

26年の指名権は1つだけ。もちろん、トレードで増やすのも一手ですが、良さげな指名権とのトレードを成立させるのは簡単ではなさそう。そして27年は自前の指名権がスワップになっており、上位指名は期待薄です。基本ラインは今の若手をしっかりと育てていくことなので、そのためには変にMPJやクラクストンを放出するのではなく、正しいチームプレーを学ぶために残しておいた方がメリットがありそう。

一方でジョルジ・フェルナンデスのやりかたは「継続性」が大事。どこかでトレードに動いてしまうとリセットボタンを押すことにも繋がりかねません。だったら早く押した方がベターにも思えるし・・・難しいもんだな。

いずれにしてもルーキーを同時に複数人育てるのが難しいことは他のチームが証明してくれています。上手くいったのってサンダーくらいだけど、そのサンダーもSGAが初めから中心だったわけだし。毎シーズン1人か2人を新たに加えて、その選手の武器を活かすプレーコールを混ぜていく。そんなことを繰り返すのがネッツの手法に見えてきました。

とかいってブルックリンなので、また大物がFAでやってきてフェルナンデスがクビになる未来もありえるけどね。。。

開幕2か月がたって見えてきたネッツの現在地と、今の路線で進む未来。かなり予想外だったけど、これはこれで面白そうだ。しかも、12月になって6勝3敗と勝率もアップ。これがオフェンスじゃなくてディフェンスの強さで勝っているんだよな。その点はもう少し経過観察していきましょう。

ネッツの未来はどこにあるのか” への2件のフィードバック

  1. あんまり関係ないけど、ネッツ6勝とか聞くと、ピストンズの28連敗ってとんでもないことだったんですね。

  2. なるほど、やはり高度というか専門的なオフェンスをやってるのですね!
    12月29日現在、さらにチームオフェンスの有機的な繋がりが増してきたような…。後半になれば各チーム、強度も上がってくるのでしょうが。
    ヘッドコーチがフェルナンデスに変わった時に「お、スターより戦術で戦うタイプだな」と記事を見て思ったものですが、こんな短時間にドラフトの不安を解消してかかるとは思いませんでした。MPJの「価値」が「当時のKDクラスだ」と感じています。
    ネッツのこともそうですが、また各チームのディフェンスなんかについてもいつか解説願います!(チームディフェンス構築は、すごく時間がかかると聞くので)

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