◎クラッチ
残り3分でディアンジェロがきれいにアメンからファールドロー。1点差で終盤となります。ここでワシントンがデュラントをブロック。しかし、ディアンジェロが酷いアリウープパスをギャフォードに出して止められます。ここからのカウンターを後ろから止めたワシントン。ADいないけどワシントンが働いているぞ。
しかし、またディアンジェロがオープンミドルをミス。それ決めないでどうするのよ。
そしてシェングンがPGポジションからの1on1を決めてリードします。PGシェングン。ハンドラー・シェングン。試合終盤といえば問答無用にエースのハンドラーアタックさ。それができなくてオールスターとか片腹痛いぜ。
うん、なんでマブスはこのタイミングでフラッグのアイソにしないんだよ。PG修行ってなんなんだよ。もしくは、普通にフラッグのロールマンプレーから勝負でいいのに、コーナー据え置きにしています。えぇキッドさん、ガマンして修行させているはずなのに、負けず嫌いが出すぎてますよ。後半になってから沈黙しているクーパー・フラッグ。
さらにマブスはツーメンゲームからのコーナーへ展開しますがワシントンが3Pをミス。そしてロケッツはPGシェングンからゴール下オコギーでファールドロー。残り1分で点差は5点に広がります。
マブスはディアンジェロとギャフォードのツーメンゲームを仕掛けますが、苦しくなってクリスティにパスアウト。これをディアンジェロに戻すと、vsシェングンでステップバックを放ちますが決まらず。結局、最後までフラッグを使ったプレーコールにしてこなかったマブスでした。
〇クーパー・フラッグ
12点
FG5/10
2アシスト
ゴール下までいくとヒヨる課題は継続しており、ウェンビーへの恨み節が募りそうですが、そこを除けば素晴らしい改善を見せた1Qに9点を取りました。しかし、それ以上は沈黙。3P1本決めただけです。なんで、どうして、PG修行って何なの?
〇ディアンジェロ
10点
FG2/10
12アシスト
2ターンオーバー
〇クリスティ
17点
FG6/10
6アシスト
1ターンオーバー
今日も楽しそうなディアンジェロとクリスティ。コートの真ん中にスペースがあるのでそこを活用することもあれば、エンドラインまで広く使い切りました。しかし、ディアンジェロとセンターの組み合わせが悪い。振り切れていないギャフォードだし、外に引き出すことはしないディアンジェロなので、連携している時間が短いだけでなく、相性が悪そうです。
ネッツ時代にはジャレット・アレンでしたが、当時はPF並べだったし、ウルブズだとタウンズとの組み合わせなので、ディアンジェロはストレッチ系の方がメインなんだよね。だからこそフラッグやワシントンとのピック&ロールの方が効果的に見えましたが、どうなんですかね。
それは同時にピストンズ戦がスモール戦術に移行したからこそ、よりスペースを使って効果的に見えたってことでもあります。まぁ6Mで連れてきたPGに合わせたチーム作りなんて考えていないしね。それより、やっぱりクーパー・フラッグにやらせるプレーコールが全くなかったことが切ないし、本人が積極的にスクリーナーをやるべきでした。自分がエースムーブするために、どんなロールマンをすべきなのか。もうちょっと理解しようぜ。
そういやルーキーの頃のシェングンって「こんなに献身的にスクリナーしているのに、ハンドラーたちがダムダムマシーンで可哀想」だったので、当時からパスを引き出すための動きはしていたんだよね。デュークでエースとも言い難かったフラッグだからなぁ。
〇シェングン
26点
FG10/20
11リバウンド
6アシスト
5ファール
〇アメン・トンプソン
27点
FG11/18
4アシスト
ちょっとシェングンが凄すぎたぜ。っていうのはいいとして、アメンもジャバリがいないことでゴール下カッティングを連発し、スコアリングマシーンとなった試合でした。
デュラントが来たことで若手たちがボール持つ機会が減ってしまうのでは。特にアメンはシューターとしては役に立たないし・・・という不安もあったわけですが、大ベテランのオフェンスマシーンがいても、何も関係なく自分のプレーをしています。わざわざデュラントに渡すことを目指さない。なお、目指すとパスミスするしね。
そんなわけでシェングンやアメンのメンタリティは「デュラントがいようが関係ないぜ」だし、フラッグはADがいなくても「ディアンジェロ先輩のパス待っています」なわけだ。その差は大きいのだよ。違う意味でPGさせて責任持たせない気もしてきたわ。