20171027 キングス vs ペリカンズ

31点 12リバウンド 4.5アシスト 3.3ブロックというスタッツモンスターになったカズンズ。チームは勝てないけど、存在感を強めて行きます。
実は1年前も同じようなスタッツ残してましたが、全く注目されませんでした。タウンズと並んでオールNBAチームに選ばれない理由は目立たないチームにいたから。
そんな目立たないキングスへの帰還です。キングスに忠誠を誓っていた期間はムダだった的な発言してますが、チームの成績は同じ様なものです。



そんなカズンズと引き換えに手に入れた若手達で将来有望感を醸し出すキングス。来年のドラフトでPFとれれば完璧!みたいな雰囲気にもなっています。
注目はディアーロン・フォックス。15点5アシスト5リバウンドは立派な新人王候補で騒がれても良いのですが、シーズントリプルダブルしそうなルーキーが2人もいるので目立ちません。レイカーズにいたら大騒ぎされたでしょうね。
バディ・ヒールド
ジャスティン・ジャクソン
スカル・ラビシエラ
ウィリー・コーリー・ステイン
各ポジションにも注目株がいるので、誰が使えそうか確認しましょう。でもきっとわからないけどね。



ツインタワーの相棒をケガで失ったカズンズですが、若手大集合のチームに負けるわけには行きません。しかし、ワンセンターとわかって臨む一戦にレブロン化するのか、それともポストで頑張るのか?
キングスのベテラン陣がどうやって若手達とバランスをとっているのかも注目です。



悪いペリカンズと素晴らしいキングス
カズンズは早速ポストでポジション取ります。ボールが入れるだけで大チャンスな雰囲気を醸し出し始めたカズンズ。しかし、意外と成功率が高くない。その理由は味方が何しているのかよくわからないから。
キングスは寄ってきますが、ペリカンズのアウトサイドはフリーで待っているかというと???な感じ。単にカズンズから見えない位置に立っていないか?
そんなわけで早々にPGにポジション移すカズンズ。ワンセンターなのに、こっちの方が周りはやり易そうなのもどうかと思う。
広がりカットプレーしてマークを引きつけといて、カズンズが自分で行くのが最も得点の気配がするプレーでした。だってパスしても決めてくれないから。



そんなペリカンズを尻目に心地良く得点して行くキングス。まずカズンズをリングから遠ざけるためにランドルフはコーナー方面にポジションとります。
遅いカズンズなので、少し距離をとらせればブロックには飛んできません。そんな状態を作りながらボールを動かし、全員が積極的にアタックしていきます。
面白いほどよく決まって行くキングス。
ペリカンズのオフェンスが停滞しているのでスティールからの速攻も飛び出し、一気に攻め立てます。ペリカンズも悪いけど、キングスも良い。相乗効果で1Qだけで40点を奪いました。



カズンズ以外は何してるのか意味不明なペリカンズ。プレーオフ進出以上が目標のチームとしてはかなり酷いです。
救ったのはまたも新加入のジァミーア・ネルソン。カズンズからPG役を引き取り、プレーメイクしたり3P決めたり。
カズンズとネルソンの両方がプレーメイクしてくるので、キングスディフェンスでは対処出来ません。出だしが悪かった割には27点まで伸ばして13点ビハインドで1Qを終えます。
いや、本当にペリカンズは何をやろうとしてきたのか? ネルソンがあれだけカズンズに合わせられるのに、スターターは何も出来ません。
そして昨日のナゲッツの失敗も頭に残りました。



ベテランズ
2Qになるとネルソン、トニー・アレン、クラークが出てきた事により、正当なリズムを取り戻し始めたペリカンズ。まともなのが新加入ばかり。
カズンズからハンドオフで受け取りドライブしたり、ポストにいれて動き直したりとカズンズを使ったり使われたりしながら、ムリのないプレーでシュートまでたどり着きます。
このままペリカンズが流れを掴むと思われましたが、立ちはだかったのはキングスのベテランズ。ランドルフもカーターもシンプルにボールを繋ぎ動かして行くので、全員がボールに触れ、やはりムリなく打っていくキングス。
シンプルにやりながらも、時として打ってくるのでいやらしさを感じます。そんな中で若手達も躍動します。なお、ボグダノビッチだけは自分勝手にプレーしていて危ない選手でした。最高級サラリーのルーキー。
1番目立ったのは若手でも何でもないテンプル。厳しいジャンプシュートを決めるのでキングスは流れを失いません。なお、アーリーオフェンスで後ろから選手がきていると思って審判にパスしてました。解説が「ヤングチーム」と言ってたけど、そこにいるべきはランドルフだったので走れなかっただけ。



2Qは30点ずつ取り合い、14点差のままハーフタイムへ。お互いにオフェンスでは力を発揮し始めたけど、ディフェンスでは相手が悪くなるのを待つしかありません。それを生み出してるのはベテランがボールを動かし、積極的にアタックするプレーです。
逆に言えば何処かで起爆剤になる働きも欲しいです。キングスにはいるけど、ペリカンズには不足してるよね。



イェーガーの悪癖
そんな若手の筆頭格であるヒールドが連続して決めて後半が始まります。MIP候補のヒールドはキングスにきてシュートが決まるようになりました。
しかし、この後キングスはランドルフの例のポストゴリゴリが始まります。前半は殆どやらなかったのに何故今?
点差に余裕もあるのに?
こういう時こそ若手に積極的にプレーメイクさせるべきでないのかな?
このプレーは確率が低いわけではありませんが、急速にキングスから流れを奪いました。ペリカンズが待っていた自滅を自ら引き起こしたイェーガー。
この前のレビューがちょうどグリズリーズでしたが、何故グリズリーズにはコンリーとガソルしかタレントがいないかというとイェーガーが全く育てられなかったから。
あの時期にスタータークラスを2人くらい育ててただけでも大きく違いました。
ペリカンズのオフェンスが特別良かったわけではありませんが、カズンズがしっかりと決めたこともあり、いつの間にやら点差は半分に。



そうなってから出されたフォックスはちゃんとチームプレーをしますが、誰かは何かアクションをしないといけないのに、回すだけになってしまい苦しいシュートに繋がるキングス。
難しくなってから出される若手に、チームが積極性を失ってもチームプレーをするエース候補、どれもこれも逆にすべきとしか思えません。
なお、タイムアウト後はほぼプレーメイクしてしまったフォックス。スティールからの速攻も決めて流れを渡しませんでした。始めからフォックスにやらせていれば、やられても誰も文句言わないのにね。



キングスの自滅により1点リードで4Qに入れたペリカンズ。怪しいのはカズンズのスタミナだよ。
ワガママになろうぜ!フォックス!
キングスは更に謎のプレーにでます。PGボグダノビッチ。まぁ酷い。この人は戦術を理解していません。それでもチームプレーする意識の高いフォックスはボグダノビッチにボールを渡します。
問題を難しくしたのはボグダノビッチが決めてしまった事です。それまで通り外してたら酷評するのですが、ナイスパスを連続して通し、最後は3Pで反撃しました。何とも言えないね。
なお、ヒルが出てくると当然のようにボグダノビッチには渡さずに自分でプレーメイクしたよ。そしてフォックスに行かせて同点に。
そこからはみんな分かっているよとばかりに、ヒルとフォックスを経由したオフェンスに切り替わります。ボグダノビッチは出ているけど効果的な動きは出来ません。試合後にジャスティン・ジャクソンがカメラに抜かれてましたが、3人目にボグダノビッチを使う意味はないよね。



最後は当然のようにカズンズが締めました。1on1だけでなくピックからのダンクあり、ボールが動いての3Pありと様々な決め方をしたのは、試合開始当初にはないプレーでした。それを生み出したのはネルソンのゲームメイク。
◯ジァミーア・ネルソン
35分 18点 3P4/8
ベンチ出場ながら35分出たネルソン。それはカズンズ頼みだったチームを、「カズンズを活用する」チームに変えました。カズンズサイドでプレーメイクしながら逆サイドへのカットイン。中にパスする流れでの3Pなど、囮としてのカズンズを多く使います。
それはクラークやカズンズがいない場所を攻めるアレンも同じでした。スターター達が出来なかった戦術的なプレーをベテランズがみせました。



◯カズンズ
41点 23リバウンド 6アシスト
FG56% 3P3/5
またもモンスターっぷりを発揮したカズンズ。44分とレブロンもビックリのプレータイム。
しかし、ネルソンに慣れてきたおかげでプレータイムほどの疲労感はないでしょう。自分にディフェンスの意識が向くので、逆サイドで動かずにサボっている事も結構ありました。ショットクロックギリギリでボールがきて3Pを決めるなど、こんな所もレブロン。
ジェントリーHCもカズンズをベンチに座らせる事が出来ない代わりにフリースローのリバウンドから外したり、細かく配慮はしてました。
自分がボールに触らなくてもプレーに参加できることを思い出したようなスクリーンやダミーフェイクはネルソンがもたらしたものです。
そんなわけで新加入のベテランに完全に救われたペリカンズ。デイビスが戻るまではネルソンスタメンでカズンズのワンセンターに切り替えるでしょう。



采配で負けたキングス
◯FG%
ペリカンズ 48.8%
キングス 46.9%
この試合でどちらが良かったかと言えばキングスです。非常に魅力的なプレーを、それもチームプレーを徹底するのはイェーガーHCの良い部分です。47%決めたのだから相手が良すぎたと諦められるスタッツです。
しかし、内容を振り返ればランドルフ押しで流れを失い、難しい時間に積極性を失わせ、ボグダノビッチによる迷走が敗因でした。
まぁボグダノビッチに関しては経験を積ませたで許されます。それ以外については、ベテランを変に使い失敗するという若手育成チームにとっては最悪の負け方です。勝負所で使われなかったジャクソンとヒールド。
イェーガーHCの良い部分と悪癖を味わった前後半でした。

20171027 グリズリーズ vs マブス

ウォーリアーズやロケッツにも勝ってしまい連勝ウハウハだったグリズリーズを止めたのはマブス。マブスにとっては今季初の勝利でした。
何故マブスが勝ったのかをスタッツで検討するに、単純にシュートがよく入っただけじゃないか?という内容。実際、1Qに14点リードしてそれが響いてるし。
FG48.6%は今季リーグ最低だった41.9%とは大きく違います。グリズリーズはスタッツを見る限りはいつも通り。そもそもシュートが入るチームじゃないし。
そんな両チームがホームとアウェイを入れ替えての翌日再戦は珍しい。



グリズリーズはガソルとコンリーがコントロールして、あとはまぁワチャワチャ守って、適当に点とって、最後は2人に締めてもらうチーム。
でも、このワチャワチャが凄くて昨季からフィッツデイルHCになり、積極的にいろんな選手を使います。みんな同じようにシュートを打つので何気にバランスアタック。
正しくプレーしようぜ!正しいってのが何かはコンリーとガソルが教えてくれるさ!
みたいな形。いっぱい出てくるからディフェンスのクオリティがスタミナで落ちないのも特徴。ファール数24.3は4番目に多い。
ちゃんと守れるけど、オフェンスの武器は乏しいので大量リードされると結構キツイ。どんな相手にも負ける要素を持っています。



マブスはまぁカーライルHCがちゃんとしているから、ちゃんとした事をやるはず。足りないのは選手のクオリティ。
FG34%のバーンズがエースはつらいぜ。だからデニス・スミスjrに経験積ませながらタレントを育てる作戦。
多分それ以外にも狙いはあると思うので確認しようという試合。



コンリーとガソル
コンリーを観るといつも「なんでこんなにアシストが少ないのか?」と疑問になります。全てのオフェンスの起点としてゲームメイクするけど、スタッツにはならない。
それは起点は起点に過ぎないよ!というまでに、ボールがフロア全体を動くグリズリーズ。ゴリゴリインサイドは既に1年前に決別して、5アウトでギャップを作っていく現代的なオフェンスです。
現代的なんだけど、そんな気が全くしてこないのは、個人が高い身体能力で抜いていくようなアスリートチックな動きがないから。ボールは動くけど人は動きません。
ボール回すからフリーなら強気で打っていけ、フリーじゃなければフリーになるまで仕掛けるぞ! みたいなグリズリーズ



昨季から異様に3Pを増やしたガソル。兄は確率NO.1だし、弟も上手いんだこれが。ちなみにテクニカルの時のフリースローも担当します。センターではなかなかいません。
フリーなら1つ目のパスでも躊躇いなく打っていくガソル。フリーなら強気で打て、を実践する。
凄いのはガソルが3Pのフェイクをするとディフェンスはチェックに飛んできます。それくらい市民権を得ています。フェイクからのドライブという至極簡単なプレーで崩せてしまうガソルは脅威です。
ボール回してミスマッチになったらすかさずポストアップなので、ビッグマンが担当せざる得ないし。



基本はそんな強気で狙って、フェイクからドライブを全員が繰り返してシュートチャンスを作って行きます。機会均等オフェンス。
それだけ回していくとたまに相手の穴にぶち当たります。マブスならばノビツキー。ノビツキーとのマッチアップになると周りは離れてアイソレーションします。
そんなグリズリーズ。自分達の都合よりも相手の都合に合わせて攻めていきます。その中でシュート力も突破力もアシスト力も高いコンリーが少し目立ち、中外両方で相手の都合に合わせられるガソルがもう少し目立ちます。
スター2人を中心に考えるのではなくて、チームシステムがあって、システムの中でより違いを生み出すのがスター2人というグリズリーズ。



PGゲームメイクするよマブス
対象的にスクリーンを使い、パッシングし、ドライブしとPGがゲームメイクして全てが始まるマブス。現代的ではない。
ただし、マブスはPGを増やしました。セルティックスが採用しているシステムに近いです。
デニス・スミスjr
ヨギ・ファレル
JJバレア
セス・カリー(ケガ)
スミスjr以外は苦労してきたイメージの選手ばかり。彼らは自分が主役ではなくて周りを活かしていきます。でも自分も強気で攻めなきゃダメなのをわかっている感じの選手達。
ちゃんと作る意識が高いので、変なシュートはあまり打ちません。しかしメイクされたプレーで失敗を重ねるマブス。タレント不足感満載です。
グリズリーズのカバー意識が高いこともあり、なかなか上手くいきません。
前日の試合では決まっていたと思われるので、グリズリーズ側の修正と、安定しないマブスが導き出した結果と思われます。



◯前半のFG%
グリズリーズ 40.5%
マブス 27.1%
速攻が出るわけではないので何1つ爆発した感はないグリズリーズだけど、機会均等で強気なシュートは一定の確率を残し、その上でマブスの弱い部分を攻めるので堅実に得点を積み上げていきました。
大してシュートが決まらなかったマブスなので、徐々に確実に点差が開き、前半で19点差となりました。
FG27%って酷いな。得てして後半になるとシュートが入り出すものですが、なんかもう知りたいことも知れたし、19点も離れたので、前半でこの試合は離脱したいと思います。



追いついてた
気持ちよくなってきてうたた寝して、起きたらマブスが追いついてました。
後半のマブスは56点、グリズリーズはファールゲームもあったのに42点という事で、最大の原因はグリズリーズの失速にあります。グリズリーズの前後半を比べてみます。
◯3P
7/21
3/13
確率も問題ですが、本数の差が響きます。コンリーとエバンスで8本打っており、全員が積極的に満遍なく打っていた前半とは大きく異なります。
機会均等なのにバランスを崩し、個人の突破力不足でアウトサイドを消すと停滞するわけです。
◯FG
前半 17/42
後半 13/31
確率はあまり変わりませんが、アテンプトが急激に落ちています。マブスは46本打っているので、一方的にグリズリーズがシュート数を減らしました。
尚且つ、ガソル、コンリー、エバンスで20本打っていて、やはりバランス悪いです。この3人が打ちすぎなのではなく、他が打たな過ぎです。
◯オフェンスリバウンド
前半 4
後半 5
◯ターンオーバー
前半 7
後半 11
目立つのはターンオーバーの増加。しかもこちらは満遍なく全員がやっています。つまりマブスはメインの3人は止められないけど、他の選手をしっかりと止めにきました。バランスアタックのチームからバランスを奪い取ることに成功したわけです。



マブスは良くなったのか?
前半が酷過ぎたマブス。でもやっている事が間違っているわけではない。
◯FG
後半 19/46
◯3P
後半 9/21
FG41%と別に大した事ありません。正しくプレーしていたのだから、それなりに決めたレベルです。グリズリーズのディフェンスを責めるには厳しい数字です。
◯アシスト
チーム 13
スミスjr 6
前半は7しかなかったアシストが倍増します。特にスミスjrが稼ぎました。マブスはPGから始まるオフェンスなので機能性が出てきたと言えます。
マブスは弱いし、タレント不足だけど、やるべき事をキチンとやってPGが違いを生み出そうとしてるから、良いチームだと思います。ルーキーのスミスjrと2年目のファレルだから伸びるだろうし。
後半のマブスはディフェンス面の改善とオフェンスの調整で息を吹き返した形です。



グリズリーズだってタレント不足
ある意味マブスがもう少し成長したのがグリズリーズ。結局はコンリーとガソルしかタレントはいないし、2人とも「チームの危機だ、40点取るぞ!」なんて事は出来ません。そりゃあロスター比べで順位予想したら低い順位になります。
でも、脇役たちも積極性を忘れず、やるべき事をこなしていれば上手く行くのが前半。積極性を忘れたのが後半。そんな試合でした。
チャルマーズはキレキレだったけど、若手たちは「確かに良い選手だけど、何か感じるかと言えばそれほどには感じない」選手ばかりでした。前半は強気だったから印象良かったけど。



ディフェンスの強さはいろいろあるけど、最終的にはヘルプの収縮の速さだと思っています。とにかく全体が早いグリズリーズは、選手の評価をそれで決めてるのかと思うくらいです。
後半ダメだったグリズリーズだけど、ディフェンスでもたせた試合でした。見てる(起きてる)限りはそこまでダーティーじゃなかったので、ある意味マブスは的を絞りにくいバスケをしていたという事です。



なんだかんだで勝負を分けたのは、コンリー&ガソルに対してのスミスjr&バーンズのエースの差です。スタッツではなく支配力の差とも言います。
これは簡単には埋まらないけど、個人が成長すればグリズリーズくらいまでは上がってこれるでしょう。信じて戦うしかありません。

20171026 ホーネッツ vs ナゲッツ

1勝2敗同士の「あれっ?なんかおかしいぞ」対決です。まずはそれぞれのおかしい所を確認します。
ホーネッツはハワードを獲得しました。近年は成績低下と言われていますが、プレータイムを減らされた事にも要因があり、ホーネッツでの復活が期待されました。
◯ドワイト・ハワード
FG63% 17.3リバウンド
2.3ブロック
モンスタークラスに活躍しています。「補強は大成功!他の選手が頑張れよ!」ならば話は早いのですが、
◯ターンオーバー 昨季11.5
チーム 17.3
ハワード 3.7
◯フリースロー 昨季81.5%
チーム 71.6%
ハワード 21.1%
どちらもリーグトップだった数字が悲惨な事に。なお、ハワードも悪いけど他の選手も悪いです。バックス戦ではハワードへのパスを何度もカットされました。派手さはないけどミスが少なく地道に得点していたチームスタイルは崩壊しています。
「ハワードはハワードとしてのモンスターっぷりを発揮しているのに、チームは悪くなった」
これがホーネッツのおかしい所。



昨季はヨキッチシステムでリーグトップクラスのオフェンス力を誇り、各メディアで高順位を予想されるなど今季の躍進が期待されるナゲッツ。何でも屋さんのミルサップ獲得でオフェンス力はそのままに課題だったディフェンス力上げて勝ちに行きました。
◯レーティング
オフェンス 101.0 昨季110.0
ディフェンス 101.0 昨季110.5
結果は単なるディフェンスのチームに変貌しただけです。特にミルサップの存在は顕著に。
◯ミルサップ出場時
オフェンス 94.2
ディフェンス 96.4
◯ミルサップ不在時
オフェンス 113.3
ディフェンス 109.3
3試合なので偶然かもしれません。偶然かどうかを確かめましょう。
なんせヨキッチもミルサップもちゃんと数字は残しています。
◯ヨキッチ
12点 10リバウンド 6.7アシスト
どこのポジションがわからないスタッツ。アシストは凄いけど、ターンオーバー4.7あります。キングス戦では30分シュート3本で0点なんて信じられないスタッツ残して勝ちました。
◯ミルサップ
18点 FG51.2% 7.7リバウンド
ターンオーバー 3.3
そんなわけでナゲッツも新加入は活躍しているし、ヨキッチシステムも機能してそうだけど、チームとしてはバランス崩壊して苦戦している模様。
「ミルサップで完璧補強したら、何故かディフェンスのチームになっちゃった」というおかしいぞ!



本来の構図はオフェンスのナゲッツvsディフェンスのホーネッツなのですが、どちらも迷走中です。お互いにターンオーバー減らそうぜ!とチームで話し合っているはず。
注目点はモンスターハワードvs万能ヨキッチ。旧来型センターvs現代型センターの対決です。ハワードも当初は動けるマッチョの新感覚センターだったはずですが時代遅れになったなぁ。
ヨキッチもプラムリーもコート全体を動き回り、ハワードがゴール下に留まることは許しません。ここはウエストだからね!それはリバウンド数が大きく減る事が予想されます。
一方でヨキッチは自由にプレー出来るから、ターンオーバー減らせるはず。代わりにディフェンスで痛めつけられてガス欠になるかもしれない。
そんな見所です。



エースは誰?
開始直後からヨキッチはコーナーからドライブしキックアウトしたり、PG役したりハワードを振り回します。ゴール下からハワードを動かすのでオフェンスリバウンドがとれるナゲッツ。
でもハワードもオフェンスリバウンドから得点をあげるなど、ゴール下の存在感を発揮します。簡単にヨキッチを吹き飛ばすぜ!
2人とも重要な役割だけど、チームのエースは誰かというとホーネッツはケンバです。ケンバが絡むと得点の気配が出るけど、絡まないと力技という感じ。要はホーネッツはケンバ以外に相手の裏をかくプレーを出来る選手がいないんだよね。



ナゲッツは機会均等オフェンスですが、フィニッシューとして優秀なゲーリー・ハリスがエースです。ところが全く目立たない。ウィザーズ戦ではFG1本のみに抑えられました。
互角のスタートでしたがヨキッチが下がると得点できなくなり、ケンバがプレーへの関与を強めたホーネッツがリードを奪います。
ミルサップを下げてヨキッチとプラムリー同時起用になると今度はナゲッツが一気に縮めます。面白かったのはこの時間明らかにペースが早くなった事。今季のナゲッツの問題の1つがペースが遅くなった事です。気持ちよくシュートしていない。
ミルサップが問題なのだろうと感じさせるに十分な内容でした。
ハリスが活躍できないのも、ここに原因がありそうです。



両チームが「なんかおかしい」理由がみえてくる1Qでした。ホーネッツはケンバしか相手の裏をかける選手がいない。だからケンバ押しの時間は良いけど、他の選手にボールをいっぱい回すと上手くいかない。
ナゲッツはミルサップが絡むととにかく遅い。小気味よくパスを回すのが持ち味なのに遅いからペースが乱れます。外から打たずに中に入ってしまうし。
2Qになってもその傾向は変わらず。バックス戦ではプレーへの関与が少なかったケンバだけど、この試合では積極的に絡むのでホーネッツは確率が上がります。
さらにカリパリが来ているからかモンクもシュートが決まり順調に得点を重ねます。ホーネッツのベンチ陣は上手くはないけど、それなりに裏をかくことは出来ます。前半はモンクとカミンスキーで26点とりました。
ホーネッツが大量24点リードで後半へ。



ハワードからみる両者の問題点
大量リードはホーネッツに余裕を生みミスを減らしました。ミルサップはイライラを募らせて、ナゲッツは追いつく気配0でした。
◯ハワード
15点 19リバウンド
FG57.1% フリースロー7/11
その要因はハワードがパワーでヨキッチを粉砕した事。無駄なファールをしていたけど、ポジション取りで吹っ飛ばすので削られるヨキッチ。
リバウンドが減ると予想したけど、27分で19は非常に多かったです。ナゲッツがFG38%と落としまくった事が最大の要因ですが、ナゲッツのオフェンスとの絡みもありました。



ヨキッチは自由に動き回りハワードを外まで連れ出します。そして周囲はオフボールでカットプレーをしてディフェンスを動かし、ギャップにパスを通すのがパターンです。
◯ヨキッチ
18点 FG72.7%
11リバウンド 0アシスト
ヨキッチは活躍しましたが、アシストはありませんでした。これはホーネッツがヨキッチへのヘルプは行かず、オフボールムーブをひたすら追い回したからです。1回だけ裏に通されました(ファールで止める)がマークはルーキーのモンク。甘かったという事です。
そうなるとヨキッチ対ハワードの構図になり、確率よく決めたヨキッチですがそこそこリングに近いのでリバウンドにも行けます。
ヨキッチはハワードを連れ出しましたが、チームとしては振り回す事が出来ませんでした。



◯ターンオーバー
ホーネッツ 14
ハワード 7
最大27点まで開き楽勝ムードが漂うと3Q終盤にナゲッツが一気に点差を縮めます。負けて元々で走ったのですが、原因を与えたのがハワードの安易なターンオーバー。
擁護するとそれまでターンオーバーは多いものの、異様に厳しくなったトラベリングとヨキッチを攻め立てポジションとったけどボールがこない3秒が殆どでした。これはまぁ仕方ない。
しかし、楽勝ムードになった時はドリブルミスから速攻に繋がりました。「お前がそれやってどうする?」というプレーで取られたわけです。さらにカミンスキーも続きました。
この2つのターンオーバーからナゲッツは走り始めました。
ターンオーバーをしない事で失点も減らして来たホーネッツなので、この安易なプレーはチームスタイルを崩すわけです。やられても取り返すスタイルじゃないので、ハワードのメンタルは不安要素です。



ミルサップがダメなのは何故か?
ヨキッチシステムは凄く効率的で3つくらいのパスで簡単にシュートに辿り着きます。シンプルだからこそ止められない。しかし、合いそうだったミルサップが何故ダメなのか?
ヨキッチがボールを持つと周囲はカットプレーをします。特にバックカットでリングにダイブします。
・リングにダイブ
・ディフェンスが収縮
・スペース作りアウトサイドのフリー
・ディフェンスローテーション
・ギャップにヨキッチがドライブ
こんな流れがメインです。簡単そうですが、実際にはボールが動き、仕掛けが早いからディフェンスは動かされています。個人の突破力ではないので、タイミング命です。
ミルサップは賢いプレーヤーではありますが、特にバックカットが遅く、始めの一歩が合いません。
またシュート力もあるのですが、完全に崩れた形でないと3Pを打たないため、アウトサイドに出て来たパスを受けるとドライブを選択しがちです。部分的に間違っていなくても、ゲーム全体としては非効率な選択が多くなります。
ミルサップがボールを持つとフェイクをいれてからのプレーが多くなり、そのワンテンポの差がナゲッツに合わない感じでした。
これが慣れで変わるかというと、ホークスの時もそんなプレーだった気がするので難しいかもしれません。



◯ゲーリー・ハウス
18点 3P4/9
それなりに頑張ったハリスですが、後半に13点をとり、その間ミルサップは2本しか打っていません。
ボールがヨキッチに預けられ、動かされたディフェンスの配置をみてフリーになります。距離関係なく小気味よく打っていきます。
元々、ナゲッツはヨキッチとハリスの時間に大量得点していました。高い戦術眼は必要ですがやってる事はシンプル。この小気味良いリズムが失われた事がナゲッツの悩みです。



理想形だったホーネッツ
ナゲッツが反撃した4Qをケンバが締めてリードを守ったホーネッツが勝ちました。
◯ケンバ・ウォーカー
19点 5アシスト
数字的には大した事ありませんが、バックス戦よりもプレーに関与する機会が明らかに増えました。別に裏をかけない事が悪いわけではないので、ケンバにマークを向けてからプレーする事がホーネッツのキーポイントです。これにインサイドでハワードが身体を張っていると更に効果的です。
◯マリク・モンク
17点 FG50%
やっと決めたモンク。ベンチからの得点もキーポイントです。昨季は期待できなかったので。ホーネッツはナゲッツと違い重いオフェンスなので、モンクが小気味良く決めると相手は非常にやり難くなります。小気味良く外すと意味ないの選手です。
ケンバとのコンビは攻撃的で良かったけどホーネッツらしさは消えるので6thマンでしょうね。



ケンバを中心に置きつつ、スタッツ的にはケンバに頼らないオフェンス。ターンオーバーが減り、フリースローもハワードが決めた事でチームで80%を超えました。
固いディフェンスとミスの少ないオフェンス。そこにベンチからのシューターによる得点。大活躍だったけどカミンスキーがあのプレーしていて良いのかは疑問ですが。
ホーネッツが描いていた形が理想的に現れた試合だったと思います。ハワードのターンオーバーとフリースローは絶対になくならない課題ですが、理想形が見えた事で気持ちよくプレー出来るはずです。



先が見えないナゲッツ
ナゲッツのミルサップ問題は非常に難しいです。本人は良いプレーしているし、連携が悪いというわけでもない。単にリズムが合わない。前任がガリナリでシンプルに打つタイプだったので、より堅実になったミルサップで上手くいかないというのは計算し難い。
しかもディフェンス面では効果があったのに、この試合ではそこも消えてしまいました。思い切ってミルサップを外すのも手です。ビッグマンは他にもいるし。
まぁこんな日もあるさ!と忘れるのが1番ですが、それが続くと解決に頭を抱えます。ジァミーア・ネルソンを放出してまでジェファーソン獲得した意味はなんだったのか?



大差になって試合としては面白くなかったけど、改善したホーネッツと問題が続くナゲッツを観れたのは興味深かったです。

20171025 マジック vs ネッツ

早くも2試合目登場のラッセル&ネッツ。前回のホークス戦が良かったから楽しみです。相手はマジックで今季早くも2回目の対戦。
3試合だけとはいえ勝ち越したのは超久しぶり。リーグで2番目の得点を挙げていますが、オフェンスで爆発力あるというよりはディフェンス頑張って早くシュートに行きたい感じです。ちなみに自分達もたくさんミスするので失点も多いです。
マジック相手なら前回同様に積極的に行きつつもミスを減らす、そんな成長も期待されてそうです。



マジックは初見。ポジションバランス悪いロスターで何がしたいのかわからないと評してましたが、前回の対戦ではセンターのブセビッチが41点3P6本と爆発。ネッツには負けたけど、キャブスには勝ちました。
ケガの影響なのかスターターはバランス改善されたメンバーでした。
今の所、3Pとアシストがリーグ2位なので流行りのスタイルになっています。そんなチームじゃなかったはずです。マグレなのか、狙っているのかを確認しましょう。そこまで検証するかはわかりませんが。



好調なんだよ両チーム
時間間違えてセカンドユニット対決になってました。ラッセルの4連続3Pはみてなかった。ゴードンの得点ショーがあったらしくマジックがリードしてました。
両チームともに積極的にリングにアタックしていきますが、ネッツの方が決定力が高くリードを奪い返しました。不思議なのはマジックのディフェンス。かなり引いて外のシュートは捨てるかのように守るけど、ドライブされる。リムプロテクターが足りません。
むしろインサイド系ばかり集めすぎたイメージだったので意外でした。
ネッツはかなりしっかり守り、そこから早い展開を繰り出します。早いけど無理に攻めるわけじゃないし。
それでもマジックも得点が止まるわけではありませんでした。ポジションバランスが良いのでヘルプディフェンスを減らし、リングにアタック出来れば得点を重ねます。ネッツもリムプロテクター不足。
イメージとは違い良い感じになっていたマジックでした。



育てながら勝つ難しさ
ベンチ陣の頑張りによりリードしたネッツはラッセル他のスターター中心に戻ります。ここでセンターにはルーキーのアレンを使います。
ホークス戦で強力なブロックとリバウンドで魅せたジャレット・アレン。ルーキー豊作と言われるけど、こういう地味役が多いのも特徴だと思います。
サイズと能力の高さは素晴らしく、リムプロテクターとして機能しながらゴール下のフィニッシャーとしても怖いのですが、酷いくらいにシュートが入らない。打っているのほぼゴール下のみ。キャッチミスも出てくる。
良いプレーをしても最後の合わせでアレンがミスします。しまいにはキャロルはフリーで飛び込んでいったアレンを無視したくらい。
そうやってリズムが乱れると外のシュートも外れるもので、マジックの反撃を許し同点で前半を終えました。
若手を組み込むことに成功しつつあるネッツだけど、こうやって育てながら勝つというのは簡単ではありません。後半はダンクをぶち込んだアレンなので使っていくことは大切です。



バランス改善しているマジック
マジックはドラフト指名した選手を謎のトレードで放出したりして核がいつまでも決まりません。でも、アーロン・ゴードンへの期待は非常に高く中心に据えようとしてきました。
スピードもバネもパワーもあるゴードンですが、スキル面はさほど高くありません。SFなのかPFなのかという問題もありました。
昨季はイバカ、ビヨンボを獲得し強力なフロントコートにしましたが、イバカはともかくビヨンボも身体能力オンリーなので、インサイド渋滞でした。何をして良いのかわからない不安な顔をしていたゴードン。
◯アーロン・ゴードン
41点 FG14/18 3P5/5
12リバウンド
しかし、このバランスが大きく改善されたロスターでは自信のある顔をしています。とにかくオフボールで動き回る事で有利な状況を作ります。スピードで振り回し、パワーで圧倒する。そこにはペイント内のスペースが必要です。ブセビッチやモスの存在はスペースを作ってくれるのでゴードンを助け、ゴードンのムーブはブセビッチ達にシュートチャンスを作っています。
バランスって大切。41点のゴードンだけど、ボール持っている時間は極端に短いはず。



個の力で失敗したネッツとチームで決めたマジック
ネッツ優勢だけど、ビックリードにはなりません。マジックがバランスを保って攻めているから得点が停滞しない事、そしてクラブとラッセルのアウトサイドが決まらなかったためです。こればかりはゲームの中でも浮き沈みがあるので仕方がない。
その間にマジックが点差を詰めていきます。こちらは逆に大して入らなかったアウトサイドが決まりました。ゲームの中で浮き上がってきたわけです。



最後はゴードンがこの試合5/5となる3Pを沈めたマジックに対し、ラッセルが3Pを外し、リバウンドから再びアタックするもモスにスティールされました。
終始よく守っていたモス。ラッセルをスターにするのはまだ早いとばかりに止めました。



◯ディアンジェロ・ラッセル
27点 FG34.8%
◯アレン・クラブ
6点 FG20%
ネッツはラッセル&クラブのシュートで負けたのだから仕方ない。マジックはプレーメイカーにはなれないゴードンを周りがよく活かしています。最後の3Pもゴードンは全くボールに絡まずに3人がドライブ→パスを繰り返した先の4人目として初めて現れ、キャッチ&シュートを決めました。
変に個人技に頼らないチームになっています。



ラッセル&ネッツの評価は変わらないけど、マジックもしっり戦えるチームでした。プレイオフ外の戦いと思われていた両チームですが、チームで戦う姿勢は高く評価出来ます。真逆なのはニックス。
マジックのルーキーはアイザック。こちらは時間はかかりますが将来の中心になれる素材感はたっぷりと感じました。結局はウイングが重要というのが今のバスケなので10年後に今年のドラフト組でNo.1になっている可能性もあります。迷走を繰り返してきたマジックなので、そこまで育てられる可能性は低いですが。



ウルブズvsペイサーズ
サンダーの厳しいディフェンスに勝ったウルブズ。ペイサーズはそこまで厳しくないからと個人で攻め込んでシュートを外し、ペイサーズがやりたかったカウンターの餌食になる。
ウィギンズ&タウンズは確率悪くないのに、それ以外が攻めすぎる悪癖が出てしまう。
ティーグとクロフォードのゲームメイクは問題過ぎます。ルビオが恋しくなる季節だな。

20171024 バックス vs ホーネッツ

ブレイザーズにまで勝つとは思わなかったバックス。メンタリティの問題で勝てないと踏んでいたけど、昨季からの好調を維持している、というかやるべき事を守っている様です。
実はチームオフェンス徹底のベテラン大集合みたいなバスケを若手達にやらせています。アンテトクンポの個人技云々と言われそうだけど、プレーオフなんかはチームで攻めてフィニッシュに顔を出してくるから止められませんでした。
だから管理人はアンテトクンポPGには反対です。個人能力云々ではなく、ボールに絡まずブラインドサイドから現れてフィニッシュする形が最高に機能するからです。
キッドHCもそう考えているでしょうが、PGというのは速攻をやらせたいからでしょう。リバウンドとって自らミドルラインを駆け上がられると誰も止められないよね。
それってキッドの現役時代さ。



ホーネッツは多分不安定なんだけど、ディフェンス頑張るのが本領だから、そこが意識されているかが大事。ハワードとゼラーがいるから安定するはずさ!という設計になっているかを確認したい。
つまりこの試合は、
・バックスのチームオフェンス。強力なアンテトクンポによるフィニッシュを
・ホーネッツのセンターを中心にしたディフェンスがしっかり止められるのか。そして止められたならば
・アンテトクンポを中心としたバックスの速攻が崩せるのか
しかし、試合前に欠場が結構いると放送されていた。バックスはチームオフェンスの肝であるブログトン不在。つまらん。
ホーネッツはいろいろ不在。ゼラーがいないのは悪い意味でハワード劇場になりそう。
クリス・ポールがいないからロケッツvsグリズリーズの全勝対決じゃなくて、こっちにしたのにな・・・



なんかイロイロ酷い
試合始まって観るのやめようかと思うほどイロイロ酷い。まずはレフリー。今季からトラベリング厳しくなったけど、それは厳しくなったレベルじゃなくてルール変わるレベルでした。それ全試合で行われてゲームをつまらなくしいます。
この試合ではさらに目の前のレフリーがとらないのに遠い位置のレフリーがトラベリング吹くなど、理解に苦しみました。
次に酷いのがハワード周り。無双していたハワード。ソン・メイカーじゃ相手にならないし、モンローが出てきても楽勝。
でも、ローポストでポジション争うとパスが入らない。それをメイカーが早々に3スティール。ポストへのパスを3スティールってパサーが酷すぎる。
さらにドライブでリングにアタックするとバックスのインサイドはハワードに合わされるのが怖いから中途半端なヘルプにして、ハワードへのパスを優先して守る。そこで打てるレイアップを外しまくるホーネッツ。
1Qのホーネッツのフリースロー 2/9。全部ハワードに打たせた様な確率。
その結果、1Qはホーネッツ25ー18バックス。いや、なんでだよ?



好調だというアンテトクンポ。そしてブログトン不在。2つがもたらしたのはアンテトクンポの積極的なドライブ。抜けるけど決まらないし、パスミスをする。
観たかったのはバックスのチームオフェンスだけど、アンテトクンポがPGやっているとポジショニングが合いません。いなくなるとチームオフェンスが復活してました。



ゼラーの不在
2Qになるとバックスが一気に逆転します。その理由はハワードがベンチに下がったため、アンテトクンポとモンローがインサイド無双し始めたこと。2Qスタートから11/13なんて超高確率で一気に詰めました。守れないホーネッツのベンチ陣。
しかも、追いつかれそうなのでケンバとハワードを戻そうと交代待ちしていたら、全くゲームが途切れなくて逆転されるという形。いや、タイムアウトとれよ。
両チームともチグハグなのよ。



アンテトクンポvsハワード
ハワードは前半だけで14リバウンド。誰も止められませんでした。あぁ、でもフリースローは0/5だからオフェンスは怖くないか。
ハワードが出てくるとアンテトクンポはインサイドを攻められなくなり、そこからキックアウトしたのをケンバに狙われてスティールされるなど、ハワードは各所に効いていました。
ならばアーリーで攻めていくアンテトクンポ。ハワードが戻れないので止められない。
行われているプレーは予想とは違いましたが、流れは予想通りとなりました。



バックスのベンチ
アーリーは良いけど、それ以外はハワード怖いし、キックアウトのパスが不正確なバックス。困り気味なのだけど、それを救ったのはテレトビッチ。
◯テレトビッチ
15点 3P5/9
つまり全部3P。素晴らしいパスが回ってきたわけじゃないけど、Q終了間際に決めたりと効果的にいやらしく決めていった。
もう1人がヘンソン。メイカーがファールトラブルになった故に出てきた細身のインサイドはハワードを相手にしても引けをとりません。
しっかりとスペーシングして、ブラインドサイド側から飛び込んで合わせやリバウンドに絡むのでハワードは捕まえきれません。
ヘンソンになった事でバックスはなんとかオフェンスになるように。そしてハワードのリバウンドを後半は”たったの”8本に抑えました。



ハワードの弊害
ホーネッツは元々オフェンス力がないチームでFG%も低いけど、それをターンオーバーの少なさとフリースローの正確さで補ってました。
◯ターンオーバー 15(11.5)
◯フリースロー 58.3%(81.5%)
この試合はホーネッツの勝ちパターンだったと思うけど、ハワードへのパスミスとフリースローの悪さで落とした形です。ハワードの弊害。
後半はバックスが良かったというよりも40点しかとれなかったホーネッツが何してるのかわからない感じでした。
もっとケンバ押しだったチームのイメージですが、周りが攻めて外している感じでした。



前半だけならばゼラーの不在が響いた形。ハワードは大活躍だったけど、チームとしては迷いがあります。ハワードへの合わせが下手すぎる。
そしてウエストだとイマイチ通用し難くなっていた理由もヘンソンが示してくれました。ウエストだとデカくて強いセンターも普通にやるプレーだからな。
ハワード頼みになっている部分とハワードを活用出来ていない部分。それがホーネッツの課題です。



ブログトンが恋しい
アンテトクンポは個人としては大活躍だけど、チームとしてはブログトンがいないとオフェンスパターンがアンテトクンポ頼みに。
最後はミドルトンとヘンソンが試合を決めた感じなので、やっぱりチームオフェンスしてる方が怖いよ。
アーヴィングとのトレード話もあったけど、そしたらキッドHCもクビにしないといけないかもね。
ブログトンがいる時にちゃんと観たかったです。



お気に入りのモンクは全くシュート入らないのね。スーパーシューターがシュート入らないって意味ないな。
ただ、本当にターンオーバーしないわ。安パイなプレーはしてないし、厳しく追い込まれる事もあるのにギリギリで回避してしまう。なお1つやったのは何でもないパスをアンテトクンポが異様な手の長さでカットしてしまったもの。これはもう慣れるしかない。



グリズリーズ vs ロケッツ
最後少しだけ観た。ロケッツまでグリズリーズにハマってロースコアに。
非常に重要な局面でハーデンがトップの位置から45°のゴードンに出したパスをレフリーがカットし、アウトオブバウンズでグリズリーズボールに。
あり得ない位置に立っていたレフリー。そのプレーはロケッツの負けを決定付けました。

20171023 サンダー vs ウルブズ

補強で注目されている両チームの対戦。
観てないけどサンダーは前の試合負けたらしい。ウエストブルックは6点、10リバウンド、9アシストというドレモンド・グリーンみたいなスタッツ。
初戦でみえたのは、結局のところウエストブルックがペイントアタックして決める事で機能していたという事実。多分、2戦目は得点しなかったのが問題。
ウルブズは新加入達が攻めるけど非効率そのもので、結局はウィギンズ&タウンズが最も効率的だった。でもボールがウィギンズまで来ないよ。
つまり両チームとも似たような課題で、元々の中心選手の得点を伸ばすべきなのです。



ウルブズペースで進む。
1Qだけで10点2アシストのウィギンズ。ウルブズは高確率で決めていくが、ほぼウィギンズ絡み。こんな効率の高い選手じゃなかったと思うのですが、契約延長の効果かムチャなドライブはなく、非常にクレバーにぷれーしていくウィギンズ。
サンダーも反省をしたのだろうウエストブルックが積極的に自分で行く。ところがまたもイージーシュートを外しまくるウエストブルック。調整が間に合わなかった感満載です。
そして困ったらロバーソンをフリーにする鉄板作戦にいつも通りハマり、効率性を失うサンダー。
そんなわけで先手をとったのはウルブズ。



強みを活かすだけが反省じゃないよね
2Qになってもウルブズのイメージは変わらない。効率の悪かったティーグ、バトラー、クロフォードのドライブは控えてボールを回し、ウィギンズとタウンズを活かしていきます。
前半55.8%と効率を落とさずに決めていきました。ちなみに50%を割ったのはバトラーとクロフォードなので、まぁそういう事です。



でもサンダーは変わります。元々サンダーがダメだったのはインサイドへのアタック不足。それはウエストブルックじゃなくても出来るよね。
初戦で3Pだらけになっていたけど、この試合ではジョージもカーメロも積極的にリングにアタックしていきます。さらにはフェルトンとグラントも飛び込む事でインサイドをついていくサンダー。
特にセカンドユニットでカーメロはアイソレーションの開始位置がかなりリングに近づきました。シュートタイミングで勝負するカーメロだから、確率高くシュートが決まる位置から勝負した方が効率的です。周りも動けるし、キックアウト待ちも出来ます。
単に連携というだけではなく、オフェンスバランスを修正出来てきています。でも、変わらないのはウエストブルックとロバーソンの確率の悪さ。2人が出てくると55%の確率に追いつくのは難しく、前半はビハインドで終了します。



サンダーの悩み
良い意味でウルブズは同じ事を繰り返します。何度もミドルラインからダンクするタウンズ。ちょっとギブソンがサンダーの事をわかりすぎている面も得していました。カバーの位置がわかるので合わせたりリバウンド絡んだり。
縮まらない得点差
昨季までならそんな時は迷わずウエストブルックが行くわけですが、それで良いのか微妙なわけです。まぁでも行くよね本人は。
象徴的だったのはアーリーオフェンスで加速するウエストブルックはディフェンスが3人いる中をレイアップに持ち込み、外れます。この時、ウエストブルックが走ったからアダムスとロバーソンは後ろをついてきてリバウンドに飛び込みマイボールにしました。
でもジョージとカーメロは後ろにいるよ。ウエストブルックを支える仲間達ではなくなったので、この辺りが難しくなります。
それでもウエストブルックの3Pを引鉄に、ジョージとカーメロの速攻も出たので、少しずつ変わるのかもしれません。



強者の戦い
両チーム共に優勝を目指し、ウォーリアーズ、スパーズ、ロケッツを倒す事を現実として捉えています。足りないのはその経験。
13点ウルブズリードでスタートした4Q。お互いに簡単にはプレー選択を間違えません。
ウルブズで目立ったのはティーグとウィギンズ。ティーグはウエストブルックが得意なのか、試合を通してギャップを狙って楽にシュートを打っていました。
そしてウィギンズはマッチアップ相手によってプレーを変えながら無理なシュートは打たずリングに沈めていきます。
しかし相手はウエストブルック。この時間にプレーさせたら役者が違います。ウルブズは間違えないのに、3Pを混ぜながら少しずつ確実に点差を縮めていきます。
残り2分を切った辺りでバトラーが間違え始めて、29秒でウエストブルックが3Pを決めてサンダーが追いつきます。



成長しそうな両チーム
正直、これでサンダーが勝つと思いました。しかし、ドラマは続きます。
最後のタイムアウト明けのウルブズオフェンスはサンダーに阻まれますが、苦しくなった残り9秒でタウンズが難しいフローターを決めてウルブズ2点リード。
タイムアウト明けのサンダーは当然ウエストブルックに渡し、ドライブに行くと見せかけてカーメロにパス。カーメロが3Pを決めてサンダーが残り3秒で1点リード。
タイムアウトないのでエンドからのスローインをウィギンズが受けるとドリブルで2人をかわしてセンターサークル辺りからロングシュートを放つと、ブザーの後でボードにあたりリングに吸い込まれました。



完全にウエストブルックのゲームだったところを、ウルブズの若きスター2人が逆転勝利に持っていきました。
4Qを通してウィギンズは凄まじかったです。それはバトラーやましてやクロフォードには出来ないであろう強さがありました。前の試合は何故かクロフォード押しだったウルブズ。ちょっとよくわからないのですが、開幕戦で感じた通り、ウィギンズ&タウンズのチームとして進めるべきでしょう。決定力が全く違います。



カーメロはファールがあったと納得してないのか試合後もオフィシャル席に座っていました。
13点ビハインドで相手はシュートを落としてくれない展開はニックス時代ならば諦めていたでしょうが、サンダーだとそれでも追いついてしまいます。4Q終盤になり、存在感は薄くなりましたが、明らかに顔つきも変わりました。
多分、こういう経験を積み重ねて行くことがプレーオフに繋がるのでしょう。



ウルブズの勝因はティーグの選択と、ウィギンズ&タウンズの高確率でした。共に27点と2人の得点力からしたら普通ですが、こんなに痺れる展開はなかなかありません。
軽く打つ事もあったタウンズが簡単にはシュートに行かなかったのも成長に繋がりそうです。
そしてウエストブルック。
イージーシュートが入らないので、割と批判していますが、4Qは恐ろしかったです。3Pもレイアップもなんでも入るようになってしまいます。負けるとは思いませんでした。



開幕戦のロケッツvsウォーリアーズには劣るけど、超ハイレベルの戦いが観れました。最後にウエストブルックが決めたから目立たないけど、サンダーの敗因は3Pが入らなかった事。特にジョージは全くあたりが来なかった。
そしてフリースロー。心配されたロバーソンは2本連続エアボールと完全にイップス状態に。
改善点が残っているのは良い事だけど、2人のメンタルタフネスの問題でもあるので、簡単に解決はしないでしょう。
両チーム共に開幕よりも進歩していたよ。
追記
リーグから誤審があったと出たらしい。原文読んでません。こんな内容。
・カーメロの3Pの後、シボドーHCがタイムアウト請求していた。 →残ってないのでテクニカルファール
・ウィギンズについていたジョージに対するスクリーンは足が出ていたのでイリーガルスクリーン。
そんなわけで本当はサンダーの勝ちだったという事。タイムアウトはともかくスクリーンはカーメロは抗議していたし、リプレイ見るべき内容だったよね。
それも含めてウィギンズ&タウンズがひっくり返した試合でした。

20171023 ネッツ vs ホークス

台風なので引きこもってNBAです。台風じゃなくても引きこもってますが。しかし、3試合しかありません。向こうは日曜日だけどな。
フロントが負けたがっているとしか思えないホークスは、優秀なHCと14ー15シーズンは60勝しています。その頃からいるシュルーダーとベイズモア、スパーズからきたデッドモンがいるので勝つって何かを知っています。どうみても弱いけど、60勝した時も強いメンバーってわけじゃなかったし。
なお、フロントとHCはほぼ同じ。
フロントは勝ちたがっているけど、それを急ぎ過ぎて崩壊し、最下位でもドラフト指名権がないネッツ。来年もないから勝っても負けても関係ない。ならば勝ちたいわな。
しかし、ジェレミー・リンが開幕戦でアウトです。ラッセル、クラブとの3ガードは爆発力で時に勝利をもたらしそうだったので残念。
1度は全チーム観ておこう!のために同時に2チーム消化できるメリットだけを求めた観戦です。眠くなったら諦めて寝ます。



たまにはスタメン確認
普段は面倒なのと事実だけを並べて書くブログにしたくないので書きませんが、両チームともよくわからないので確認。プレビューもしていないし。
◯ホークス
シュルーダー
ベイズモア
プリンス
イリャソバ
デッドモン
まぁスタメンは知っている。再建中のチームには知っているって褒め言葉ではないです。未来設計に含まれるのはシュルーダーとプリンスしかいなそう。
各チームの不要な選手のサラリーダンプを引き受けてドラフト指名権を集めています。しかし、上位指名権になりそうなのは自分達の分くらいです。
未来とはいつなのか?と問いたくなる様な状態なのでシュルーダーは何を望んでプレーするのかな。



◯ネッツ
ディアンジェロ・ラッセル
カルロス・レベルト
キャロル
ランディホリス・ジェファーソン
モズコフ
来年の指名権を運んできてくれたキャロルとラッセルを連れてきてくれたモズコフ。未来設計にはいないかもしれないけど、両者ともチームに尽くすので役立つし、未来への橋渡しもしてくれたしで、かなり有意義な戦力。
ドラフト指名権がなかった割には、ポジティブなロスターを組めたのでフロントは働いてくれました。あとはどんなチームを作りたいかプレーしながら考えるわけで。
中心はラッセルだろうけど、この人も少しクセのあるPGでアシストは少ないけどターンオーバーは多い。得点はシュートファースト。意外とスティールと多いのは良い感じ。
プレースタイルは似ても似つかないけど、スタッツみたらステフ・カリーっぽい。カリーだって3年目まではそこまで素晴らしいスタッツじゃなかったし。3Pは脅威だけど。
だからラッセルだって使い方次第では化けますよ。ドライブ好きのリン、高いシュート力のクラブと掛け合わせて実験するのは面白かったと思います。コンボガードの時代だけど、PGよりの2人を集めるのは安定するので流行るかもしれません。
リンがいなくなったので、リラード&マカラムのブレイザーズに近くなりそう。



試合の感想書くのに前置きが長くなりましたが、要はこんなところに注目してました。
ホークス
特に観るべき部分はなし。強いて言えばシュルーダーをどうしたいのか。それは多分わからない。
ネッツ
ガードコンビに何をやらせるのか。そして未来に繋がる選手がどれくらいいるのか。
若手も少なくちゃんとプレーするであろうホークスを物差しに、ネッツをみるイメージです。ここまで試合前に書いています。



消えていった眠気
試合の入りは退屈でした。ネッツはチームで崩す意識はありますが、ラッセル頼みになり、またラッセルは視野は狭いので限られたスペースでのみプレーが行われました。しかし、ベンチからクラブが出てくると一気に様相が変わります。
ラッセルとクラブはワイドに開いてプレーするのでスペースが広くなります。すると両者のプレーは効率的になりました。コンボガードの組み合わせが上手くいっています。
スペースが広がるとピック&ロールも決まりやすくなります。ミドルラインから崩して両コーナーのシューターへキックアウトや、インサイド合わせも増えてきます。
両ガードとも無理なドライブや無理なシュートにはいかないので、チームでオーガナイズする意識が非常に高いです。



さらにディフェンスでもディレクション、カバー、ローテーションの意識が高く、チームディフェンスが徹底されていました。サンズ、レイカーズ、シクサーズと続いて観たためディフェンス力が高く映ります。
ただし、ホークスはシュルーダーは酷かったし、全体的にスピード不足だった事も関係します。ヘルプディフェンスはスピードに振り回されそうなのに、振り回せる選手がホークスにはいません。
そういう意味では非常に良いトレーニング機会になっていそうです。



点差には反映されない。
オフェンスもディフェンスも良かったネッツだけど、大したリードは奪えません。その理由は大きく2つ。
基礎技術が低い
信じられないくらい基礎技術が低い選手が混じっています。ラッセルもクラブも突破力はないので崩す段階で複数のパス交換が行われます。なのでプレーに関与する選手が多く、これが度々ミスになります。
1Mくらいのパスが頭の上に出したり、バウンズパスをとれなかったり。
◯ターンオーバー
ネッツ 18
ホークス 16
◯スティール
ネッツ 12
ホークス 6
当然ターンオーバーも多くなります。それがホークスが引き起こしたわけではなく、本当にミスである事がほとんど。信じられない凡ミスだらけです。
ネッツはディフェンスの良さでホークスのターンオーバーを引き出しています。



ミドルラインのタレント不足
ネッツは少し変わったセットを使います。ラッセルとクラブを活かすためのシステムと思われます。
両ガードはウイングに広くポジションをとり、そこにピック役がくるのは普通ですが、基本的にフォワードがきます。通常はピックを使ってボールハンドラーが切り崩します。
しかしシューターであるラッセルとクラブなので、自分が狙って引きつけてスクリナーにパスします。部分的にはトップから仕掛けるのがスクリナーという状態が日常的に発生します。
ディフェンスの体勢は崩れた状態でボールを渡されるので、3P、ドライブと難しくはないのですが、このポジションのタレント不足でした。
◯トレバー・ブッカー
14点 6リバウンド 4アシスト
何故か活躍していたブッカーは唯一正しくプレー出来る選手でした。基本的にはギャップに自分で飛び込み左右のシューターにキックアウトします。求められるのは判断力です。
ブッカー以外は間違えたり、シュートが全く入らなかったり。サンズのベンダーとかここに来たら活躍しただろうに。



そんな感じで非常に良かったネッツ。それは選手達も感じているので時間を追うごとに良いプレーが連続して出て来ます。
そんなプレーが続くと同時にミスも出て来て4Qに追いつかれてしまいました。
しかし最後の最後にはラッセルが個人で得点を取りに行き、3Pとレイアップを個人技で沈め、見事に2勝目を挙げました。



ホークス。ほとんど印象にない。どうやって得点したっけ?
FG34%で、フリースローで33点なので印象もないはずです。
◯ジョン・コリンズ
21分 14点 13リバウンド
新たなオフェンスリバウンドマスターは6つも奪いました。彼がいなければ3Qで勝負は決まっていたはずです。スピード全盛の中でスピードもあるインサイドなので重宝しそうです。



◯ディアンジェロ・ラッセル
16点 10アシスト 7リバウンド
その数字以上に圧倒的な存在感を示したラッセル。内容はサンズ戦のロンゾより上です。
ディフェンスも良くシュルーダーよりも高く評価されるはずです。
判断がよく、無理なシュートは打たず、タイミングを外した器用なパスを通します。ラッセルの存在はディフェンスを警戒させ、味方に有利な状態を作ります。
与えられたのは自分の特徴が考慮されたチーム戦術と明確な役割。自由とスペースが与えられた中で、判断力に乏しく中途半端だったレイカーズ時代のイメージは捨て去りましょう。
ネッツは非常に良いトレードをしました。2年間難しい環境で経験を積んだドラフト2位を手に入れたわけです。
◯アレン・クラブ
20点 3P4/7
サラリーを払い過ぎではありますが、ラッセルとのシュート力のあるコンビは非常に魅力的でした。こちらも無理のないプレーぶり。
夏にウィザーズのオットポーターjrを獲得しようとしたネッツですが、確かにミドルラインにピッタリな選手で、獲得していれば非常に強力なチームになっていたでしょう。



キャロルはディフェンス面で大きな役割を果たし、モズコフも仕事をしました。リベルタ、アレン、ジェファーソン、ハリスと若手も主役には物足りないですが、役割をこなせそうな若手もいました。
リンのアクシデントにより補強が可能になるので、ブッカーのような役割か、シューター系のビッグマンを連れて来れば貴重な経験が積めそうです。負けても上位指名権はないので、将来性よりもフィットする事を優先すべきでしょう。



そんなわけで意外にも楽しかったネッツ。勝ちそうだ!と言いたいところですが、この内容でも接戦になる凡ミスの数々はそう簡単に改善するとも思えません。
ディフェンスの良いチームと当たったら何も出来なそうだし。
でも、また観たいと思います。