FA・トレード 気になるチーム

チームの構想が大方決まってきた中で、ここまでで気になるチームに触れてみます。気になる理由は様々なので、別に強いとか弱いとかは関係ありません。



システム面での注目チーム ジャズ
ゴベール中心に作り変えるらしい。攻撃力に乏しい選手中心にするのってなかなか見れない取り組み。ハワード時代のマジックはそんな感じだったけど、ハワードも得点は多かったし。
そもそもヘイワードなんかを中心にして、スターにしてしまった実績のあるジャズだから、割と楽しみではある。他のチームなら3番手クラスの選手になっていた可能性あるヘイワード。サラリーは高額だけどヒートやセルティックスを選ぶのは自分を理解しているとも言える。



予想ラインナップ
PG ルビオ
SG ドノバン・ミッチェル
SF イングルス
PF フェイバーズ
C ゴベール
ベンチ
ジョー・ジョンソン
ロドニー・フッド
ネト
エグザム
ちょっとガードが多いかな。ナゲッツとトレードしたら良さそう。まぁドラフト時のナゲッツとのトレードでこうなったんだけど。



ルーキーのドノバン・ミッチェルがサマーリーグで運動能力を見せつけている。元々評価は低かったけど、ドラフトコンバインで運動能力の高さを見せつけて注目されたらしい。
ジャズは昨年の12位指名トレイ・ライルズ+今年の24位をつけてトレード実行してまで獲得しています。
それだけ運動能力に惚れ込んだわけで、そもそも運動能力を評価してこなかったジャズにしては珍しい判断。サイズはないけどパサーのルビオとのコンビはフィニッシャーとしての才能を開花させるかもしれない。本来はPGだけど、ジャズなら併用しそう。
チームにはシュートが得意な選手がいて、システムもしっかりしているからルビオ次第かもしれない。ディフェンスのチームになるので、フェイバーズがスターターに戻ればゴツくて強力。ていうか、元々ディフェンス重視の超スローペースじゃないか、、、そう考えると特に何も変わらないのかも。



ヘイワードショックのあるジャズなんだけど、逆に興味深いというのは信頼と実績のあるチームならでは。
でもゴベールもケガ多いし安定性ないし、シーズン中にジョージョンソン働くか微妙だからなぁ。
そもそもチームのゴベールへの高評価がヘイワードの移籍に関係している気がするので、活躍してくれなきゃマズイ。



サマーリーグで躍動 レイカーズ
サマーリーグでロンゾ・ボールはドラフト前の評価に違わぬプレーを見せている。かつてジェイソン・キッドが弱小ネッツにかけた魔法を再現するのか。
注目はケガしたけど、イングラム。なんせ細くてフィジカル無さすぎてダメダメな烙印押されてるけど、走っちゃえばフィジカル関係ないよね。というプレーをしそうだった。ロンゾが前にボールを出してくれるので、ウイングをよく走りそう。
あのサイズの選手が走ってきたら早々止められるものではない。ミドルシュートもあるし。
走る事の問題はシーズン通して体力持つのか、ってところ。ウォーリアーズが73勝から大きく勝ち数を落としたのは、ベンチの人数足りなくなったから連戦で耐えられなかった。
ロンゾで戦うには頭数も重要。幸い走れるPFがいて、特にナンスjrはダンカーとして能力を最大限に発揮しそう。カイル・クズマも覚醒中なので多くの選手が活躍すれば、strength in numbers を武器にシーズンでも躍動するはず。ライバルはサンズ。



ロンゾ・ボールはプレータイム得られるのは間違いないし、元々勝てなかったチームだから評価のハードルも下がっている。なので新人王候補でしょう。
でも、こいつのオヤジとエンビートとドレモンド・グリーンのニュースには辟易している。いちいち翻訳する日本のメディアもいい加減にして欲しい。



何しているの? スパーズ
シモンズは移籍になったけど、ゲイをとっているのでチーム力を上げたスパーズ。懸念のPGは補強出来なかったが、ルーキーPGが豊作だったこともあり、ベテランPGが市場に残っているので頭数が必要になったらミニマム契約すれば良い。
問題は残留する前提の選手達との契約締結されてない事。高額サラリーのプレイヤーオプションを破棄してくれたガソル兄とミニマムサラリーに見合わない活躍をした挙句大ケガしたデビット・リーが浮いた状態。デッドモンが移籍し、オルドリッチがトレード要求の噂もあるので、実はインサイドに未確定事項が多すぎる。
ケガしてるリーはどこのチームも契約しないだろうけど、安く済むならガソル兄は欲しいだろうな。
サラリー削減してくれる選手ばかり集めるのが上手いスパーズだけど、動きが遅いのは何かしらフロント内に問題が起きているような気もする。



ジノビリ 1年1400万ドル
謎の高額契約。本当かな?スパーズらしくない。このサラリー出せるならシモンズだって残留させられたはず。
ゲイの加入でジノビリPGを本格的にやるのかも。



意外なチーム ラプターズ
中心選手は残留したけど、あとはポロポロ移籍していき、誰も獲得できていないラプターズ。もう50勝チームの面影はなくなった。しかし、そんなチームの残った選手をみてみると、驚くほど若くなっていた。
ラウリー 31歳
デローザン、イバカ 27歳
この3人に続くのは、バランチューナス25歳(!!!)ほとんどが20代前半の選手で構成されるチームに変貌している。
パウエルが活躍したように、誰がハマるかはわからないので、1年様子を見る作戦は悪くないかもしれない。
ちなみに出て行った選手達は
PJタッカー 32歳
キャロル 30歳
パターソン 28歳
ジョセフ 25歳
ジョセフを除いて、このレベルの選手達なら残った若手から産まれる期待感もあるのかもしれない。ジョセフって今のラプターズからは生まれないだろうから、勿体無かった。
そんなわけで、補強出来ないけど意外と先を見ているのかもしれない。そしてビックリするほど若かったバランチューナスに関しては、オフェンスの中心になるセットをもっと作るべきだろう。イーストで個人でこれだけ攻めれるセンターはゴータットくらいしかいないしね。



未知数過ぎる ホーネッツ
補強しないイーストにおいては、かなりまともな動きをしたチーム。でも気づいたらここもガードだらけなのね。というかサイズがない選手が多い。
正直、ガードのローテはケンバ、モンク、MCWの3人で十分だろうから、あとは1番ディフェンスが良い選手と1番の有望株だけ残してGリーグ行きにした方が良い。
センターはハワード、ゼラー、カミンスキーの3人。ゼラーとカミンスキーって両方必要なのか?PF兼務にするのかな。
ホーネッツは以前からウイングが問題でそれをバトゥームに助けられた。いや、バトゥームに助けられるレベルは結構マズイ。良い選手だけど、ギリスターターくらいの選手だよ。FG40%だし。
今度からはハワードがいるのだから、ウイングにはストレッチ系を置かないといけない。
でも、いるのは31歳でキャッチ&シュートだけは普通レベルのマービン・ウイリアムスと外は専門外のマイケル・キッド・ギルクイストというバランスの悪さ。



そんなわけでイーストでは数少ない頑張る気配があるから注目したいけど、選手のバランス悪いわ、微妙な選手にサラリー払い過ぎなチーム。
先を見るなら、カミンスキー&ギルクイストのペアは一応成り立つので、ゼラーとマービン・ウイリアムスを動けるSFと交換したい。サラリー高過ぎて断られるだろうけど。ラプターズはキャロルにドラフト指名権つけて引き取ってもらう作戦に出たけど、契約期間も長いし、指名権大事だしでムリっぽい。もう一度ホークスにお願いしてはどうか。
ちなみにルーキー契約中のカミンスキーを除いて、3人ともケンバよりもサラリーが高い。バカじゃないの。



しかし、こうみるとランス・スティーブンソンが欲しくなる。SFとPFのディフェンス出来てドライブスキルある選手。今ならPFでスターターになれそう。なんでペイサーズ以外では全く活躍できないのだろうか。
ジェフ・グリーンとかキャブスの倍額出せばとれた気がするけど、まぁこれ以上オジサンはいらないか。代わりにキャブスから溢れ出しそうなデリック・ウイリアムスあたりに賭けてはどうかな。MCWと相性良さそうなので。
困ったら将来に期待してサラリーも安い若手使うのだけど、そんな若手を獲得してないのも問題。



どうもホーネッツは波の激しいチームになりそうだな。ケンバとハワードにそんなイメージがあるだけでなく、サポートキャストのシュート力にも波がありそうだから。
フロントの計画性のなさに現場が振り回されている感じ。ニックスも同じような感じか。どちらもブルズの流れなのかな。



その他
カーメロはいい加減にしろ、ロケッツに行かせろ!と発言したらしい。そりゃそうだろ。
そのロケッツは球団売却という意外な方向性に。ハーデンをこよなく愛し、ハーデンのためのチームにしたオーナーがいなくなるって怖いね。多額のラグジュアリータックス払うのも覚悟して最後の1年にするのかな。

タイ・ローソンは中国を選んだらしい。NBAは次第にアメリカ社会の縮図のようになってきて、大富豪が多いけど、一方でミニマムサラリーも増えたから中国の方が稼げるだろうな。PG大移動とルーキーPG豊作に負けたローソン。早めに契約しちゃえば、それなりだったと思うけど。
→ツイッターで本人が契約を否定してました。
多分、デロン・ウイリアムスもそんな感じなのだろう。

FA・トレード 20170706

6日までがモラトリアム期間です。デアンドレ・ジョーダンはモラトリアム期間中にマブスと合意したものの、いざとなったら翻意してクリッパーズと契約しました。そんな事態もありえます。
主たるFAの動向が決まって行き、制限付きFAへのマッチ判断なんかも始まりそうです。前回から進んだ内容を触れて行きます。



キングス
再建モードに切り替え、ドラフトで有望株3人を手に入れたキングスは経験積ませるためと来年の上位指名権のために負けまくると思ったら、ベテランを入れて頑張る姿勢を示しました。
ジョージ・ヒル 3年5700万ドル
ザック・ランドルフ 2年2800万ドル
どちらも貰い過ぎだし、若手の手本になるとは思えないけど、まぁキャップスペースに空きがあるから良いのでしょう。
ランドルフはキャブスなんて話もあったけど、ランドルフにポストアップさせる前にラブ用のシステム用意してあげろ!!って感じです。
ビンス・カーター 1年800万ドル
こちらも40歳過ぎた選手には出せない金額。弱いチームならではのディール。若手の手本になれるのは上の2人とは違う。
なお、ノビツキーはマブスと再契約し2人がまだ現役を続ける事に。
キングスはこれでプレイオフに行けるわけないけど、やる気ある所はみせられたね。



セルティックス
ゴードン・ヘイワード 4年1億2800万ドル
予想されてた通りヘイワードはセルティックスへ。時間をかけた分だけ高額になったかな。ヒートの方が面白そうだったけどね。
(サイン&トレードになるかも)
でもヘイワード手に入れただけじゃキャブスには勝てないし、ヘイワードに高額サラリー費やした事は総合的にみてマイナスなのでは。オリニクとの再契約諦め、更にスマートの放出計画あるという。SFだらけにして何をしたいのか?
アミール・ジョンソンもいなくなった今、控えでも良いからビッグマン入れないと優勝は難しい。ウエストには必ずビッグマンが複数人いるのはそういう事だからね。
マーク・ガソルのトレード狙いなんて話もありますが、グリズリーズがガソル出すなんて相当な対価が必要。スマート&ブラッドリー&クラウダー放出って最早解体レベル。
サマーリーグのハイライトではジェイレン・ブラウンはレベルが違ったし、テイタムは勝負強さを見せつけるなどウイングは素晴らしい。そんなSF陣とトーマスはどう絡み合うのかな?



ネッツ
オット・ポーターJR 4年1億600万ドル
有力なドラフト指名権がなく、優勝の真逆にいてFA選手から人気のないネッツは今年もRFAに大型契約を提示。そんな価値を示した選手ではないけど、ルーキー不作年のドラフト3位だからな。2位はオラディポ、1位は行方不明。
ラッセルとポーターが揃えば見た目は良くなるよね。ポーターの契約の中身はかなり選手よりのワガママ契約らしい。
ウィザーズはマッチする権利があります。でもマッチするとサラリーキャップがヤバイです。これがNBAルールの怖いところ。良い選手を育てたところで3人揃うとキャップスペースが足りなくなる。
マヒンミなんかに金を使ったのも間違いだったな。早々に誰かを放出してキャップスペース作るか、ポーター諦めて他のFA狙うか。
両方やるのが正解だと思う。ポーターやめてノエルやゲイ、もしくは複数のロールプレーヤーに切り替えよう。



クリッパーズ
ダニーロ・ガリナリ 3年6500万ドル
ナゲッツに残ると宣言したガリナリは簡単に翻意してクリッパーズを選んだ。近年、ここまでフロントコートだけに注力されたチームは珍しいから、むしろ面白いかもね。クリッパーズだし、徹底して走らないバスケしよう。そうなるとCP3が欲しくなる。
ガリナリの温情とキャップスペースの問題でサイン&トレードの三角トレードになった。ナゲッツは2巡目指名権を得ただけなので温情も温情。
ジャマール・クロフォードとダイヤモンド・ストーン(キラキラネームじゃね?)に1巡目指名権をホークスに放出。
ガリナリの獲得以上に合法的にクロフォードを手放せたことが大きそうなトレード。ルー・ウイリアムスもいるし、本格的にベンチメンバーを改良出来そう。息子を出せれば完璧だけど出す気はないだろう。
そんなクロフォードはホークスではプレーしたくないらしくバイアウトして、ウォーリアーズ、キャブス、スパーズ、レイカーズ?の何処かに行きたいってさ。キャブスならアーヴィングの代役にピッタリかもね。
ホークスはキャップスペース引き受けて2巡目を1巡目指名権に変更しただけのトレード。クロフォードはそもそもいらないはず。弱々しいディールでした。
テオドシック 2年1230万ドル
ユーロからPGを連れてくる事にしたクリッパーズ。これでパパは息子をPGにするのか。ガリナリで上がった期待値がグッと下がるようなニュース。ローズはもうやめるのかな。



サンダー
アンドレ・ロバーソン 3年3000万ドル
パトリック・パターソン 3年1640万ドル
本当はルディ・ゲイが欲しくて、ゲイもサンダーに興味があるらしいけど条件が合わずに先に空いていたパターソンと契約した感じかな。
オフェンスでは3P専門、ディフェンスではPF担当と職人みたいなパターソンはサンダーに足りなかったコーナーからの3Pを補完してくれる。サラリーも程々なので使い勝手は良い。コーナーしか居場所のないロバーソンとの相性は悪そう。
ゲイを獲得する戦力的な余裕はあるけど、条件が合わない。アブリーナス、シングラー、マグダーモッドとポジションは異なるけど役割は同じみたいな選手を整理したい。整理したところでゲイが求めるレベルの条件が提示出来るとは限らないけど。
サボニスとギブソンがいなくなったのでカンターを放出出来ないのも厳しい所だな。まぁ同時起用の破壊力も抜群なのでカンターが精神的に成長するのを期待しよう。



ヒート
あまり上手く行っていないけど、狙い所は納得できる相手ばかり。ダメだったので自チームのFAとゲイにターゲット切り替えかな。
ウェイターズ 4年5200万ドル
ジェームス・ジョンソン 4年
しっかりと戦力をキープ出来たのであれば、補強不足でも悪くありません。
プレイオフに出れなかった事で獲得したルーキーのアデバヨはサマーリーグで活躍している。アマレ・スタウダマイヤーみたいかな。ドラジッチと合いそうなので、後半戦の躍進を考えたらイーストなので50勝もあり得ます。
ケリー・オリニク 4年5000万ドル
ヘイワードと契約出来なかった恩恵でオリニクをゲット。ヒートには合いそうだけど、不良債権になりそうなサラリー。どちらに転ぶのか。



スパーズ
ルディ・ゲイ 2年1700万ドル
という噂です。この金額ならサンダーも頑張れたんじゃない?
ディフェンスが良くてケガ持ちで意外と大量得点しないゲイはスパーズ向きでしょう。レナードとゲイが並ぶウイングは強力だし、ガソルやリーをいれてサイズアップした上で走れるのは魅力。
ケガの状態次第だけど、金額と役割考えたら最高の補強が出来たかもしれない。ガードの弱体化が問題なのはジノビリで穴埋めかな。



ヘイワード問題の影でヒートは着実な契約を進めている。なんだかんだ昨季のオールスター明けはイーストの超強豪なので、かつてのピストンズ的な平均より上レベルの選手達が集団で戦うチームになっている。
ウィザーズとラプターズがまだ視界不良、ペイサーズとホークスが脱落した今、キャブス、セルティックス、バックスに次ぐ位置につけている。ウエストなら圏外なのに。
そのバックスは動けていないけど、モンローがまさかの残留(プレイヤーオプション行使)したので動き難い。パーカーが戻ってくるならムリに動く必要はないけど、ベンチに置く特徴のある選手は欲しいな。ローズも悪くないと思うよ。



キングスまで動いてきたウエストはカオス。まだロスター整備出来てないチームも多いので、ここからベテランや無名の若手になるのかな。
アウトサイド過剰になりそうなサンダーとインサイド過剰のウルブズやナゲッツはトレード相手になるけど、相手が強くなるのはマズイよね。
なんだかんだで純粋にFA移籍だと大きいのはヘイワードくらいなのか。

FA・トレード 20170703

3日目ですが続々と移籍や再契約が決まっていきます。サマーリーグなんか待ってくれないのね。
ウォーリアーズ
カリーをスーパーマックスで5年
イグダラ 3年4800万ドル
リビングストン 3年2400万ドル
ウエスト 1年230万ドル(ミニマム)
これでコアメンバーは再契約を明言しているデュラントだけになりました。スリーピートまでは維持出来そうです。ウエストの各チームはウォーリアーズに対抗するチーム作りが求められます。ブレイザーズあたりは泣いてそう。
ミニマム契約だけど、センターにボーガットきたら面白いのですが。他のチームは対抗策としてオファーするかもしれません。なお、ブルズから買い取ったルーキーのジョーダン・ベルは小さなセンターでウォーリアーズならハマるのでは、という噂。マコーレベルの活躍を求められるので、頑張りそう。



ナゲッツ
ポール・ミルサップ 3年9000万ドル
またもイーストのオールスターがウエストに移籍。ミルサップには高いようで高くないサラリー。3年の上に最終年はチームオプションらしいのでお互いに好条件かな。
ヨキッチという類稀なセンターがいるのでミルサップとは合いそう。でもプラムリーとかファリードとかどうするのか? ラブなんて以ての外。これで罷り間違ってカーメロを取り戻せれば、一気に注目チームの仲間入りだな。ガリナリをサイン&トレードなら確実、そうでなくてもあり得そうなトレード(フィル・ジャクソン相手だったなら)
SGやSFの大型トレード狙っていると思うけど、ターゲットが思いつかないね。
ホークスは完全に再建モードへ。ミルサップと契約する前提だったけど辞めたのは正解だと思う。とはいえ、ドラフト指名権も若手有望株も得られているわけではないので、低迷モードにするのかな?



シクサーズ
JJレディック 1年2300万ドル
Aジョンソン 1年1100万ドル
明らかに払いすぎなシクサーズだけど、1年契約なのがミソだよね。4年目までの若手ばかりなので来季まではキャップに余裕があるから、使えそうなロールプレーヤーを集めて少しでも勝ちに行く。
さらに注目はドラフト時にマジックから25位ルーキーのパセチニクスを獲得し20年の1巡目と2巡目を放出するトレードをしている。いやいや、どう考えても損。それだけ、この先はルーキー要りませんという姿勢の表れかな。でもセンターなんだよね、この選手。しばらくユーロで成長待ちかな。
勝ちに行くためのフロント戦略が、豪華な有望株と堅実な使い捨てベテランという図式は多すぎる若手を手放して有力なベテランを集めるウルブズと対照的。ウエストとイーストの差でもある。



ホーネッツ
イーストの中では積極的に動いているチーム。ハワードはロールプレーヤーだと思えば多少高いけど悪くない。
ケンバを助けるためにストレッチ系の選手ばかりに頼っていたのを、強いインサイドとシューターのルーキーを獲得したのは方針転換かな。
マイケル・カーター・ウイリアムス 1年270万ドル
この1年契約はチームからはお試しであり、選手からは市場価値をあげるため。ケンバの控えとしては十分で、シューターがいるチームならば持ち味を出しやすいはず。なので、もう1人はSFのシューターを取りたいね。
でもサラリー払い過ぎなチームなので、ルーキーに期待するしかないのかな。2巡目でPG出してSF獲るトレードしています。
バランスの取れた好チームになれるかもしれませんが、好チーム止まりな感じも否めません。まぁイーストならそれでもやっていける。



ペリカンズ
ドリュー・ホリデー 5年1億2600万ドル
割と注目されていたホリデーは残留を選択。しかし笑ってしまうような金額だな。アンソニー・デービス並なので、そりゃあ残留するわ。ペリカンズはカズンズと契約する気あるのかな?



ロケッツ
ネネイに提示した4年契約は労使協定に引っかかるので3年に短縮したらネネイは不満なのだとさ。まぁでも本人はロケッツだからこそ活躍出来たと認識してるので契約。
ネネイ 3年1100万ドル
PJタッカー 4年3200万ドル
金額的には良いと思うけど、4年は長過ぎでしょ。3年後にレナードやデュラントを守れるかな?
個人的にサム・デッカーを評価していたのは個人能力以上に戦術に合いそうだからなのだけど、プレイオフの反省を活かしすぎなロケッツは戦術に合うのか不明な選手集めてないか?
ベテランばかり集めているけど、連覇した後もそんな事して負けていなかったっけ?
あと中国人と契約したらしい。読み方わからない。かつてヤオ・ミンをNHKは意地でもヨウ・メイと発音してたけど、そういうの辞めようよ。



キャブス
カイル・コーバー 3年2200万ドル
ホセ・カルデロン 1年230万ドル
派手な噂話をガンガン飛ばすけれど、補強は地味。でも堅実で良いと思う。コーバーはレブロンシステムにマッチするシューターで、50%近い驚異の3P成功率を残した。でもサラリーはレディックの3分の1。
問題はカルデロン。これは非常にポジティブな獲得。アーヴィングなんて単なる1on1ファイターをPGに据えてレブロンはワガママ放題。そこにゲームメイクしかしないPGなので、より戦術的なチームにしたい意向が見てとれる。代わりにデロンの再契約をどうするのか?
シャンパートを放出出来れば良いのですが、欲しがるチームは多くてもサラリー考えたら二の足を踏んでしまうね。



ラプターズ
カイル・ラウリー 3年1億ドル
サージ・イバカ 3年6500万ドル
競争力を維持出来たラプターズ。イバカ高いけど、それなりのものをラプターズにもたらせたし、イーストでスモールラインナップやるなら最強に近いPFだよね。
サポートキャストの移籍も続くけど、思い切ってメンバー変えた方が良いよ。パウエルを控えに、走れるインサイド集めて大きなスモールラインナップが合いそう。この3年で1つの節目と考える契約だから、思い切りそう。



ウルブズ
タージ・ギブソン 2年2800万ドル
やる気出しすぎでしょ。サラリーキャップ大丈夫なの?と思うほどの攻勢。こりゃあみんな行きたくなるチームだわ。期待の若手チームから負けたら大ブーイングの強豪チームになってしまった。タイ・ローソンは要らないよ。
なお、モハメドとの再契約はしない模様。これで残ることになっている主力は4人だけ。
それにしてもギブソンはトレード直後はFAでブルズに戻ると言い、シーズン後はサンダーに残りたいと言い、早々にウルブズと契約か。
サンダーはサボニス出したからギブソンとの再契約確実なのかと思っていた。まぁカンター残すならSF2人使う体制でも問題なさそうだけど。



セルティックス
何してるの? テイタム欲しかっただけなの?
ゼラー解雇したけど、間に合うの?
ニックス
今更考え直すの?余裕あるね。
スパーズ
ミルズ 4年5000万ドル
微妙なサラリー。スターターなら安いし、バックアップなら高い。ラウリー再契約の今、狙う選手不足かな。SGとしてローズとか。
グリズリーズ
周囲の強豪化により相対的に弱くなっているよ。ウエストで唯一何もしてない感じ。



PG大移動は収束の構えをみせています。残ったのは、ジョージ・ヒル、ローズ、ロンド、デロン・ウイリアムス。
不足しているのはクリッパーズとペイサーズ。これはクリッパーズはローズになるのかな。
燻っている選手はみんなイーストに移籍すればブレイクするかもよ。ドラフトが低年齢化したことで6年目25歳で失格の烙印押されたような選手も結構いるしね。そんな年代の選手を活用できるヒートは素晴らしいよね。

FA・トレード 20170701

FA契約解禁日にして早くも大型契約が決まりまくっています。


カリー再契約
NBA最高額での5年契約を結びました。これでカリーを中心としたウォーリアーズ時代は続きますが、サラリーキャップは問題が残る事になります。現スーパーチームが5年間保たれることはないでしょう。


クリス・ポールはロケッツに、グリフィンは再契約
クリッパーズは2人がFA移籍するという最悪の事態を避けられたどころか、理想的な展開だった気もします。チームの成長は限界点だったのでHCを変えない(フロント兼務なのでオーナーが解雇しない限りムリ)のであれば、グリフィン中心に考え直す時期でした。
しかもクリス・ポールはサイン&トレードしてくれたので、見返りもゲットです。ベバリー、ルー・ウイリアムスはトレード要員にもなれば残留させて、レディックにFA移籍させる選択肢も残りました。PGはFAでとれます。ラウリー、ヒル、ホリデー、ローズ。LAフランチャイズの有利性を活かす時です。サム・デッカーは有用なチームプレーヤーになれます。
グリフィンにあった戦術構築出来れば成績向上するかもしれません。
クリス・ポールについては別で書いていたので、ロケッツ行ったらと考えるといろいろ軌道修正が必要になってしまいました。でもスパーズとかに行くよりはポールがどうなって行くのか、ちょっと楽しみです。



ポール・ジョージはサンダーへ
意外な一手でしたが、グリフィンの再契約情報があったのでしょう。サンダーはGMがずっと欲しがって、やっと手に入れたオラディポをあっさりと手放しました。
サンダーは強力なコマを手に入れました。それもチームの弱点を補う(デュラントの穴ともいうけど)理想的な補強です。
チームの課題はアウトサイドシュート。そしてディフェンスのマッチアップ。ポール・ジョージでシュート力に期待出来るだけでなく、SFとしてはサイズ不足のロバーソンをSGに回せる上にベンチに下げてシューターを使う事もしやすくなりました。次いでにダボつき気味になっていたSGとPFの人数を減らしました。
問題は来年夏にポール・ジョージが出ていく可能性がある事ですが、残留が希望ですが移籍してもサラリーが無駄に高いオラディポを出したのでFAにキャップスペースを用意出来ます。まさかのデュラントとかも!?

ペイサーズらしいトレードでもあります。ドラフト指名権かき集めて数年はガマン、ではなく即戦えそうなメンバーをとりました。サボニスは中外いけるタイプのPFで、オラディポは弱点のSGです。プレイオフでまさかの大活躍したランス・スティーブンソンが同じ水準のパフォーマンスをシーズンでも発揮すれば5割いけると思います。PGやるなんて話もありますが。
ティーグの代わりをどうするのかはまだ課題です。



ウルブズはルビオをジャズへ出し、ティーグを獲得
そんなティーグはウルブズと契約。バトラー効果が早くも発動しています。
こんなに熱いウルブズなんてファンは大興奮でしょう。ルビオをジャズが貰ってくれた事でキャップスペース作ってティーグを獲得です。これでオールスターが2人、未来のオールスターが2人です。さすがにこのチームで5割はないでしょうから、タウンズはオールスターに選ばれるでしょう。
ティーグなのでボールシェアには問題ないし、シュート力がルビオよりもかなり期待出来ます。バトラーとウィギンズがボールを持つ分、ルビオよりもティーグの方が上手くいきそうです。
これで負けたらお手上げなウルブズ。ウィギンズとタウンズの年俸が安いうちに勝ちに行くスピード感は大切です。さらにイグダラきたらウォーリアーズとも戦えます。(ウォーリアーズが弱くなるから)
ジャズはルビオみたいなタイプは嫌いそうなんですが、どういう風の吹き回し?とりあえず要らない指名権でPG確保しただけなのか。



その他、ブルズはロンドとキャナン2人のPGを解雇しました。ロンドはともかくキャナンは誰だよ?状態からプレイオフで活躍したのに不可思議な解雇。
ヘイワードはFAになって各チームと面談らしい。何を希望しているのかよくわからない人。
ロケッツは大ケガした34歳のネネイに四年契約という太っ腹。それよりも代役探しなよ。サボニスとか良かったのに。
ミルズはスパーズ残留?CP3とれなきゃ他は要らない?



PG大移動
FA初日にして、本当にPG大移動のオフになりそうです。
CP3 クリッパーズ → ロケッツ
ティーグ ペイサーズ → ウルブズ
ルビオ ウルブズ → ジャズ
ロンド ブルズ → ?
ラッセル レイカーズ → ネッツ
ハーデン PG→ SG?
PG不在
クリッパーズ
ペイサーズ
ラプターズ (ラウリー)
ペリカンズ(ホリデー契約?)
ニックス(ローズ。ルーキー使うかも)
レイカーズ、シクサーズ、キングスはルーキーをPGで使うはずなので、10チーム以上が今季のPGではなくなりそうです。



それにしても動きが早いのはウエストのチームばかり。ニックスのフィル・ジャクソン解雇も遅きに失したし、キャブスのGMはどうしたのか不明だし、イーストのチームは後手に周りがちです。ウエストの方がリスクも取りに行く感じだし。
ウエストが1部、イーストが2部みたいになっています。
レイカーズはポール・ジョージをとるべきだったと思うけど、このあたりはまだフロントが迷っているのかな。



あとアルバルク東京のギャレットも契約終了だそうで。開幕戦のギャレットの衝撃はバスケ経験者をBリーグに動かしたと思います。
NBAに戻りたい希望ならサマーリーグで、結果次第で日本に戻る可能性もあると思うけど、他の国へ行くって事なのかな。
NBAに戻れればレベル差を感じやすくて良いのですが。

2017 NBAアワード

アワードが初めて行われ個人賞の発表がありました。選ばれた選手は順当ではあるのですが、個人の投票数までわかったので捉え方は興味深いものがあります。
今季から投票する記者がチーム番はNGで全チーム対象の記者になっています。オールNBAチームではその影響か露出の多いウォーリアーズ有利な印象がありました。
逆に地元チームの選手に投票される事がなくなるので、変な投票は減ったはずです。詳細は記者の事がわからないのでなんともいえません。
少数投票をみながら感想を書いていきます。



MVP ウエストブルック
選出は順当でしたが、ハーデンがもっと1位票を集めるかと思われましたが、101人中69人に1位投票されたので文句なしのMVPでした。
デュラントという人もいたけど、5位で2人が投票しただけでした。同数をプレイオフにも出れなかったアンソニー・デイビスが集めています。最早チームの成績と個人の賞は別物と考えるべきでしょう。
現役ではレブロン、デュラント、ローズ、カリー、ノビツキーの5人しかとっていないので6人目となったウエストブルック。
同時に受賞したゲームウィナー賞のナゲッツ戦はまさにシーズンハイライトみたいな試合で、50点、16リバウンド、10アシストでシーズン42回目のトリプルダブル記録を作りながら、残り6分で14点ビハインドあったのに、そこから1人で18点1アシストをあげて逆転してしまった。
トリプルダブル以上にチームを勝利に導く力が圧巻でした。来季はFG%とターンオーバーを改善しよう。



ディフェンス
ドレモンド・グリーンがDPOYを受賞し、満票で1stチームでした。ゴベールとレナードも当然の選出。
他も順当な感じですが、ガード陣は凄い顔ぶれです。クリス・ポール、ベバリー、ダニー・グリーン、トニー・アレン。
ディフェンス専門家みたいな選手が増えてきて、スターが減りオールNBAチームに選ばれた選手が誰もいません。票もバラけており、ガードはレベルが高くなり過ぎて、役割が明確に別れ始めた感じです。
ウエストブルックに1位票を5人もいれています。まぁリバウンドも評価にいれるなら最強のディフェンダーかもしれませんが。



ルーキー
ルーキーオブザイヤーはブログトンでした。1巡目指名以外で初選出らしいです。そして1stチームにはアメリカ人は1人だけ。
2ndチームにはヨギ・ファレルが選ばれましだが、彼はドラフト外の入団でシーズン中にネッツを解雇されマブスに入団しています。
そんな珍しい選出になりましたが、やはりワン&ダンでは未熟な選手が多過ぎるという事だと思います。かつてはドラフトで下位指名のチームが将来性に期待して高校生を選ぶ傾向でしたが、今では逆転して下位指名の方が上級生の実力者になってしまった。
リーグのバランス問題にもなるので、個人的には大学2年、20歳以降からのエントリーにして欲しい。コミッショナーは2年からに、選手会は高卒からに変更したいらしいので簡単ではないのかな。



MIP アデトクンポ
MIPは大差でした。ハーデンには1票も入らなかった。
ウィザーズからポーターが4位、ビールが7位に選ばれている。ウォールにも1票だけ入っている。スターターのみのチームなので、その成長が成績でわかりやすかったかもしれない。



コーチ
ロケッツのダントーニが圧倒的な票数で選ばれました。なんと12年ぶりの栄誉です。賞賛されたサンズ時代を経て、酷評されるようになり、そして今シーズンの3P乱れ打ちでの受賞はオフェンスの天才に時代が追いついた感がありました。そしてプレイオフでの見事な負けっぷりもダントーニらしいです。素晴らしい試合をしておきながら、酷い試合も頻繁に現れる。12年間の研究の成果を来季には示して欲しいです。
ダントーニ以外は割れてました。
最終に残らなかったけど、セルティックス、ウィザーズ、ジャズと選手よりもHCが賞賛されるチームバスケが増えてきたのは良い傾向なのだと思います。仲良しのスーパースターを集めることに力を費やすチームに聞かせてあげたいです。



シックスマン
今回最も僅差だったゴードンとイグダラの戦い。5年前ならこの2人がシックスマン争うって信じられない。
この流れも続くのかもしれない。キャリア後半だけどバリバリやれるベテランがより重要な役割でベンチから出てくるスタイル。スパーズがジノビリをベンチに置くように、チーム戦術をやり続けるには、試合を通してメンバーを平均化したいんだよね。
コーチオブザイヤーで上位にくるチームには、大抵シックスマンの上位にくる選手がいるものです。クリッパーズだけ例外だけど。



そんなわけで初めてのアワードはスピーチの素晴らしさもあり成功だっただろうけど、時間経ちすぎ感は否めない。MVPだけは先に発表してしまっても良かった気がします。

2017プレドラフト

今年のドラフトを考えます。しかし、そもそも大学生のプレーなんて殆どみていないので、誰が良いとかはサッパリわかりません。
PG大豊作と言われている今年のドラフト。昨年が不作ドラフトでしたので、反動がきているかもしれません。またワン&ダン(大学で1年だけプレー)が流行りすぎてて上位には未熟な選手が並び、中位から下位の方が良い選手というケースも増えてきました。後々、昨季のブログトンはその典型とされるかもしれません。
ちなみに今年のワン&ダンはU17世界選手権で日本が12237というとんでもないスコアで負けた世代です。しかし代表に選ばれなかった選手が上位指名候補に多くいます。恐ろしい世界です。



1位 シクサーズ
まず間違いなくPGを選びます。本来は3位でも十分なのに、来期の指名権(レイカーズの指名権なのでほぼ間違いなく上位)を放出してまで1位指名権を得たのでフルツを指名するでしょう。
これで有望株だらけのラインナップが誕生します。これ以上は不要という事かもしれません。またラウリーの獲得から手を引く可能性も出てきました。
問題は有望株ばかりだけど、プレー時間が短すぎてリーダーシップとるのが誰かも不明です。シモンズが最も期待されますが、埋もれてしまうかもしれません。
個人的には3位指名権で良かった気がします。サラリーキャップに余裕があるのだからPGはこちらも豊作?のFAで連れてきて、来年の指名権は確保しておくべきだったかと。



2位 レイカーズ
ポジション的にはジョシュ・ジャクソンが欲しい。でもラッセルのPGも不安が残るからボールの将来性に賭けたい。来年の指名権は今の所持っていない。
そんなレイカーズがわからないからシクサーズは1位を取りに行きました。ラッセルはSGの方が活きそうなので早い展開したいならボールでしょうね。プレーは良くても父親の存在が将来的に契約で揉めそうなのは、今のNBAのルールでは大きな懸念事項なんだよね。
レイカーズの場合はポール・ジョージとのトレードも意識する可能性があります。ペイサーズはあの父親を避けるでしょう。ラッセル+αでは厳しいかな。



3位 セルティックス
セルティックスは3位でジョシュ・ジャクソンかジェイソン・テイタムで良いと考えているでしょう。それはスマートへの信頼でもあります。勝つには目立つタイプのPGは不要という事かも。昨年のブラウンと合わせウイングに2人の有望株を抱えることに。
それってヘイワードと被らないの?
ジャクソンが有力ですがテイタム予想もあります。2人の違いとしてテイタムは手が長いです。ディフェンス重要視かつSFのリバウンドが必要なスモールラインナップでは手の長さを重視するかもしれません。
それにしてもタイミングが良いのか悪いのか。セルティックスはエインジがやり手過ぎます。
イースト1位なのにドラフト1位指名権を獲得しました。でも今年の最有望株はPGでチームに不要なポジション。昨季ならシモンズ。一昨年ならタウンズで最高だったのに。
しかし、今季は3位でもジャクソンが取れそうです。それを利用して来期の上位指名権までゲットしました。やり手過ぎます。
理想は3位指名権+来期の指名権をポール・ジョージとトレードし、FAでヘイワードを獲得してスーパーチームを作ることです。なんせこのチームにはサラリーが高いのがホーフォードしかいません。そこまで実現させたらやり手過ぎます。



4位 サンズ
一昨年のブッカーが大当たりになりそうですが、あまりドラフトの上手なチームではありませんでした。まだチームの核が定まった訳ではないので、才能重視で指名するでしょう。
デアーロン・フォックスかテイタムと言われていますが、ブレッドソーを信じるならテイタム。
レイカーズ、シクサーズ、ウルブズと有望株揃えたチームはありますが、チームとしてバランスよくベテランも混ぜているのはサンズです。ミスが多いので勝てていませんが、若手が自信をつけて勝ち始めれば化けるかもしれません。



5位&10位 キングス
この順位だと普通は厳しいのですが、今年はPG豊作のため再建の一歩を踏み出しやすそうです。PGとインサイドを1人ずつとるでしょう。試合にも出れるので、ある意味スカウト力がわかる注目のシーズンです。
他の上位指名のチームはどこも既存のスターが何人も在籍しています。その点キングスならば一気にチームのスターになれるので、新人王候補かもしれません。

6位 マジック
7位 ウルブズ
8位 ニックス
9位 マブス
ドラフト下手なチームが並びます。個人的にどこにマリック・モンクが行くか注目しています。能力の高い選手が増えた、常識になったルーキー達ですがモンクはシュータータイプなので、チームにハマれば完成度的には他のルーキーよりも活躍すると思います。
ウルブズなら活躍度は低いけどチームにはハマりそう。間違ってもニックスはやめて欲しい。トライアングルはシューターエースには向かない。



近年の傾向では11位くらいからはスカウトの眼力次第になります。リーグ全体のレベルが上がったため、チームにフィットする選手を選ばないと、そもそもプレータイムを得られない事も関係していると思います。注目するのは、
13位 ナゲッツ
いつも程々の堅実に貢献する選手を選びます。ケネス・ファリードみたいな選手をよく見つけてきます。ヌルキッチやヨリッチもいてチームに貢献し過ぎて、強くもなければ弱くもないチームになっている印象です。

15位、20位、26位 ブレイザーズ
リラード、マッカラムを始め中位で良い選手を選びます。ちょっと順位は微妙ですが、3つの指名権は軽い冒険にも出れます。欲しいのはベンチメンバーという事もあり、大化けする選手を見抜くかもしれません。

24位、30位 ジャズ
厳しい順位ですが、ジャズが指名するのは地味なので関係ありません。そして地味な活躍をするでしょう。
問題はヘイワードが移籍する可能性を否定出来ないので、ドラフトをどう活用するかです。



そんなわけで、中身のない記事でした。今年がどうこうではなく、数年間を見る中での動きが大切で、ドラフトの評価も3年後くらいにハッキリするようになってきました。3年後っていうのは大学四年生に当たるわけで、それくらいは成長期間がないといけない。
指名後は誰を選んだかが重要になりますが、今の段階ではチーム作りの戦略が出ているので興味深いです。
セルティックスは再建した上で、更に将来への布石も打てて、順調にチーム力を上げています。数年後には衰える直前のアイザイア・トーマスを出して指名権ゲットするかもしれません。
ブレイザーズは3年後にはリラード&マッカラムが最盛期になります。来年よりも今年に3つの指名権がある方が好ましいでしょう。実際にこのうちの1つは来年の2巡目とトレードしているので、そんな計画性も伺えます。



最近みた面白かったドラフト関連動画に2位指名が活躍しない、というのがありました。この15年間くらい活躍順では、デュラントが1位ですが、この年はオデンというレブロン以来の大物でビル・ラッセルの再来がいたので実質1位みたいなものです。オデンはグリズリーズが雇えば良いのに。
2位がオルドリッジ。ここまでは良いのですが3位でオラディポが出てきます。オールスタークラスは2人しかいないという事です。ラッセルやイングラムですら上位に入るのでドラフト2位は鬼門かもしれません。



今年の1位から3位指名権は昨年と同じチームが持っています。2年連続1位のシクサーズはそろそろ勝てるチームになりたいところ。レイカーズはちょっと厳しそうだけど、これで若手が揃ったところなので勝ちに行きたい。セルティックスは言うまでもない。
2年連続新人王出したウルブズは当然として、サンズもドアマットを抜け出したいところです。今年をキーポイントに下位チームの勢力図が変わるかもしれません。
そんなドラフトは22日。

バトラーのトレードを考える

ウルブズとブルズ間でトレードが行われました。ブルズフロントの面白感はいつもの事ですが、ウルブズの仕事した感はかなり珍しいです。
ウルブズ
ジミー・バトラー
ジャスティン・バッドン
ブルズ
ザック・ラビーン
クリス・ダン
ラウリー・マーケネン
リアルタイム検索してみた時に日本にはブルズファンが多い事がわかります。そしてブルズファンはブルズが血迷ったと、ウルブズファンはウルブズはバカなのかと、お互いに不公平を表明しているので公平なんだと思います。



お互いにメリットのあるトレードだったと思います。ただ、ブルズ側には他の選択肢もあったはずです。その中でこのトレードを選んだのは、それだけ魅力のあるオファーであると考えたはずです。
ブルズのメリット
ザック・ラビーン
22歳 2014年13位
18.9点 FG45.9% 3P38.7%
ラビーンのスタッツをみるとバトラーに劣るようですが、忘れてはいけないのはラビーンはまだ22歳である事とチームの3番手スコアラーなのに19点取っていることです。
確率的にはバトラーはFG45%、3P37%なのであまり変わりません。チームの中で重要性の低かったラビーンがブルズでシュートチャンスを増やしてもらえれば20点は超えてくるはずです。

クリス・ダン
23歳 2016年5位
3.8点 FG37.7%
2.4アシスト
ダンのスタッツは散々ですが、元々は昨年のドラフトで新人王候補に挙げられる評価されていました。ルビオからスターターの座を奪うことさえ期待されていましたが、不運だったのはウルブズではタイアス・ジョーンズが台頭しておりベンチでも信頼を得ていたわけではありません。
ブルズでは当面は控えからの出場ですが、ゲームメイクの面では信頼されるはずです。2年目の成長を期待出来る選手です。



この2人に7位のマーケネンがついてきます。この選手も知りませんが、評価を読む限り如何にもブルズが好きそうなヨーロッパタイプのインサイドなので、ブルズの意向で指名したのでしょう。
スターターになれれば嬉しいし、ミロティッチの控えとして活躍してくれれば十分なのでしょう。ブルズ的には成功で世間一般的には失敗のパターンが多いので、きっとブルズは満足してそう。



既に価値を証明しており得点と人気面で期待出来る選手に、おそらく成功するであろう安定感のあるガード、ブルズ的には成功しそうなPFなので、バトラー分の価値はあるはずです。
ドラフト順位だけで言えば5位、7位、13位を手にしたわけです。3年は低迷しなければ得られない選手を手に入れたので、低迷期間なしで新たなユニットに着手出来たと考えれば悪くないはずです。



バトラーとホイバーグ
バトラーにはトレードの噂が絶えませんでした。バトラー側から出した話なら言うまでもないですが、バトラーの心はブルズにはなかったと思われます。
ローズのケガ以降、エースとしてチームを牽引してきたバトラーですが、チームから尊敬を得ていたと感じていなかった事でしょう。ずっとローズの代役扱いで、遂にローズを諦めたらエセビック3を組まされました。お世辞にもバトラーと相性の良い選手ではありませんでした。
古くはピッペンを冷遇したようにスーパースター以外には冷たい感じのフロント文化があります。
そしてコートではホイバーグとの関係性も微妙でした。シーズン開始時点で、こんなメンバーで機能するわけない、と思っていましたが、内部で揉めるなどプレー以外でも上手くいきませんでした。それでもプレイオフには出れたので修正は効いていましたが。
批判されているホイバーグですが、プレイオフでみたブルズはちょっと面白かったです。同じプレーエリアの選手が多いのが欠点だと思っていたら、そんな選手達でスクリーンを掛け合ってディフェンスを混乱させてマークを外す戦術を採用していました。
守る方からすると、あいつもこいつも45°に出て行って打つやつなのに、それがスクリーン掛け合っているから動きが読めません。ウォーリアーズの簡易版みたいな戦術なので流行るのでは、とすら思いました。
しかしバトラーもウェイドも既にスターの地位にいて機会均等みたいなシステムは好きではなさそうでした。というか成功率が低すぎたかもしれません。
そんなわけでコートの上でも「オレってエースだよね?」みたいなバトラーは心の中にシコリがあったかもしれません。



全て予想でしかないわけですが、それでもFAになったらバトラーが出て行くのは既定路線になってきていました。
バトラーがいなくなれば有望株すらいないブルズがロンドとウェイドが居るうちに、次の手を講じたと考えれば悪くない選択肢だったはずです。
問題はガードばかりになったこと。同じポジション被せて やる気なんですかね?



ウルブズからみたメリット
ウルブズからみると有望株2人に指名権手放してバトラーなら悪いトレードですが、SGをベンチ要員2人放出してアップグレードしたので良いトレードです。どちらともとれるので、怒るファンの気持ちもわかります。
バトラーが必要なのはスター揃えてビック3というだけでなく、チームの課題解決にもなります。
被FG% 47.6(28位)
被3P% 36.6(23位)
スティール 8.0(12位)
ブロック 4.5(19位)
被ターンオーバー 14.3(14位)
ウルブズの最大の問題はディフェンス。全ての数字が悪いものの特にFG%なのでイージーにシュートを打たせすぎている。フィジカルなディフェンスをするバトラーは個人の被FG%がラビーンより4%近く低い。



オフェンスレーティング
チーム 108.1 ラビーン 106.5
ディフェンスレーティング
チーム 109.1 ラビーン 110.1
スターターの中で唯一、攻守両面でチームレーティングより悪いのがラビーンです。特にオフェンスが悪い。でも個人成績は悪くないので、単に噛み合わせが悪かったと言えます。
若く打ちたがりのラビーンなので、2人のエース中心のオフェンスにマッチしていませんでした。SGは変えたいポイントでした。



オフェンスリバウンド 11.4 (6位)
ディフェンスリバウンド 31.0(29位)
ウルブズはリバウンドが弱いわけではないのに、ディフェンスリバウンドが取れません。タウンズは8.7本でリーグ9位なので強いのですが、続くのがゴーギーデン5.6、ルビオ3.2、ラビーン3.0です。
ラビーンはSGとして普通ですが、SFのウィギンズが37分で2.7本と弱いのがネックです。バトラーは4.5本平均なのでディフェンスリバウンド強化が期待出来ます。



リーダーシップ
ウルブズは2人のスターが得点を稼げるチームの割に接戦に弱いチームです。
5点差以内の試合
9勝14敗
10点差以内の試合
14勝32敗
勝率通りといえばそれまでですが、中外で得点できる割には寂しい勝率で、この勝率が逆転すれば50勝チームになります。
クォーター毎の得失点差
1Q +1.7
2Q +0.2
3Q −1.8
4Q −1.1
前半55点、後半50点と得点力が影響しています。後半も前半並みに+5点出来ればキャブス並になります。簡単ではないですが。
バトラーは後半にギアを上げられるタイプの選手です。
前半 11.5点
後半 13.3点
但し、FG%は4Qが一番悪く、ブルズ自体も4Qの得失点はマイナスです。ここはウィギンズ、タウンズとシェアする事でFGを高める必要があります。



この部分では単に個人スタッツの面以上にリーダーシップを取ることが期待されます。シボドーHCはその点は理解しているはずなので、バトラーを信用しているでしょう。
ビック3にありがちのボール持ちすぎ問題は懸念されますが、そもそもこのチームはシュートを打たないルビオがボールを持ちます。
シボドーはローズを欲しがった様にPGに得点力を求めそうなので、終盤はバトラーをポイントフォワードにするかもしれません。ウィギンズには厳しい仕事なので、そこがマッチするかどうかも課題ですが、リーダーシップは取りやすいでしょう。



まとめ
ブルズのメリット
・再建モードの低迷期間を短縮
・戦術、フロントに合わないエースの放出
・FAで無償移籍を防ぐ
ウルブズのメリット
・ディフェンスとリバウンドの強化
・リーダーシップ
・戦力を下げずにアップグレード
どちらにもメリットのあるトレードですが、
ブルズが再建モードとは思っていなかった。
他にエース級をとれるトレード話あったのじゃないの?
というブルズファンは多いと思います。怖いのは実はマーケネンが決め手になってフロントが動いた可能性を否定出来ない事です。ウィザーズのビールとか、ペリカンズのカズンズあたりなら獲れた気もするのですが、未知の万能型好きなイメージがあります。
ウルブズからしても5位、7位、13位を失うのが割に合うのか微妙です。ここからベンチメンバー揃えるのは簡単ではないので、先ずは優勝を狙えるだけの結果を示さないといけません。人気のないフランチャイズだけに。



まぁ結果が全てです。ウルブズは即結果がわかりますが、ブルズは3年後かな。