◎運動量勝負
後半も狙い通りのズバッツへのパスを、狙い通りに奪い取ってカウンター速攻にしたジェイレン。本当にディフェンスがいい。駆け引きが上手い。工夫が多い。手数が多い。サンダーは弱点の部分を狙わせることで守れている気がするもんな。アイザイア・ジョーはハーデンからオフェンスファールを引き出します。これぞディフェンスのチーム。
ハーフコートになってもドライブ&キックの展開から3Pをヒットさせたドルトで17点差に広がります。イライラしてテクニカルコールされているデリック・ジョーンズもいるけど、クリッパーズ全体がイライラというよりはへとへとにされているかのよう。
でも、今シーズンのクリッパーズの良さはエネルギーでしょ。スタータークラスとはいえない選手が並ぶけど、だからこそエネルギー溢れる戦いができるわけだ。ハングリー。そして前半同様にズバッツを下げベンチメンバーが増えていくと運動量の戦いになっていきます。
そんな中でハーデンが3Pをヒット。パウエルも3Pを決めていき、運動量対抗の中で外からも決めたのでクリッパーズが徐々に追い上げると、戻ってきたズバッツがエンドライン合わせでフィニッシュに絡み始めました。
やっぱりズバッツにボールを集めるのではなく、最後に顔を出してもらうのがよさそうです。あとカルーソの時間で裏にいるズバッツを使われがちのサンダー。
クリッパーズ追い上げムードの中で今度はハーデンが5つ目のファールを取られます。なんだか忙しい試合だな。しかし、これがクリッパーズのディフェンスをあげることになり、サンダーがターンオーバーを連発。そして3Q最後にパウエルがタフな3Pをヒットし98-93と5点差になります。びっくり。
〇3Qのクリッパーズ
2P8/10
3P7/9
ターンオーバー 5
ミスは多かったけど、シュートは決まりに決まりました。サンダーのプレッシャーをかわせれば高確率で決めていく。ちなみにクリス・ダンは1本もシュートを打っていませんが+8点という3Qでした。運動量で対抗できれば確率で勝てるような。