後半が始まるとモブリーが攻守に目立ち始めます。オフェンス面ではセルツがカバーに来ないのでスペースのあるインサイドで1on1になり、ディフェンス面ではリムプロテクターとして目立つ。目立つ代わりにホーフォードは空くのでミドルを決められたけど、リムプロテクターしている方がメリットがデカい。
そしてガーランドが広大なスペースを使ったフェイクでホワイトを抜き去って決めれば、オコロはドライブでブラウンとコンタクトしながらのレイアップを決め、キャブスが逆転に成功します。
ところが、これでやっと本気を出したかのように、ブラウンのアタックで得点を奪っていくセルツ。エースのアタック力を生かした1on1オフェンスが明確に戻ってきます。なんじゃそりゃ。簡単にやり返してしまったぞ。
ところがところが、ブラウンの腕に自分の首をひっかけにいくストゥルースの罠にはまったブラウンが4ファールになってベンチに下がります。ストゥルースはこういうの好きだよね。前半も倒れているブラウンに自分から躓きに行ってフリースローを得たし。さらにホワイトがどこか痛めてロッカールームに下がるハプニングも。
コーネットは単純にモブリーのフェイクにひっかかって飛んでしまい&ワン。逆転されて本気を出すと簡単に10点差くらいまで持っていける流れだったけど、やっぱり自滅するっていうね。まぁそれでも地力に勝るというか、ベンチメンバーになっても「何をするか」は変わらないセルツが徐々にリードを作って3Qが終わりました。セルツが10点リード。
うん、まぁ、けが人はいるけどさ。ウエストのセカンドラウンドと比較してクレームされるわっていう試合。ウエストの各チームが相手が何をしてくるのかに細心の注意を払いつつ、自分たちの良さも出しながら、ハードワークの戦いを繰り返しているのに、なんか自滅とか、プレーメイク能力不足とかばかりが目立つんだもん。
イーストのプレーレベルが・・・っていうことではなく、個人としてのステップアップはあるんだけど、集中力がマックスじゃなくてもOKっていう意味ね。セルツはvsエンビードとかで、もっと集中力のある戦いをしていたイメージあったけど、去年のカンファレンスファイナルも調子に乗って逆転負け喰らってたしな。