ゲーム4
キングの御前試合となるキャブスですが、アレンに続いてドノバン・ミッチェルもケガで離脱。明らかに1人に負荷がかかっていたわけでケガなのか、疲労なのかってくらい。しかし、誰かがいない方がチームとしてのバランスが良くなるのもキャブス。アレンだけは代わりがいないんだけどさ。
8-2のランで始めたキャブスですが、0-10のランで返されてビハインドのスタートになります。いつも通り、オフェンスが悪いのですが、それだけでなく、終わり方が悪いからトランジションされて失点もしてしまいました。それはハーフコートディフェンスになれば特に問題なく守れているということでもあり、1on1オフェンスのセルツ問題でもあります。
なーんて思っていたら、次第にテイタムの1on1に抵抗できなくなります。ちょこちょこガーランドが狙われることもあり、インサイドのヘルプも間に合わない。それでいて似たタイプであり自身の下位互換であるはずのコーネットが出てくると耐えきれないモブリーという構図。
2Qになってテイタムが下がり、ブラウンの時間になると、やっぱり耐えられない。ただし、真ん中で繋いでくるホーフォードの方が楽という変なキャブスディフェンスになりました。ちょっと引き気味でインサイドカバーをしているビッグマンたちは、仕掛けてこないホーフォードに気を配る必要性が低く、それでいて真ん中で繋いでくれるからスペースも生まれない。
まぁそれはそれとして一方的な展開になりました。2Q開始4分経たずにセルツは48点だもんな。ディフェンスのキャブスなのに、そこも崩れてしまった。
そんなわけでケガ人の影響は大きくないというか、ケガはケガで異なる良さを出せるかと思いきや、キッチリとケガ人の問題を感じさせることになった前半のキャブスでした。