後半になると前半よりもクズマとプールがボールを持つ機会は増えるものの、強引な突破はせず、パスを回し、オフボールで動きなおし、チームオフェンスに徹しています。気持ち悪くなっていたぞ。
しかし、このオフェンスの確率が悪いという根本的な問題を抱えているウィザーズ。ハーフコートをしっかり作るとリズムが合わないプールって感じ。ボール運びでもトラベリングしてる。叩かれまくってガマンを覚えたのかな。ガマンからディベロップメントになるのかどうか。
ちゃんとオフェンスしたらシュートを外し、そこからカウンターを食らって再びスパーズが二桁リードを得ます。その中ではトランジションディフェンスに戻ったのにルーズボールへの反応が遅かったり、個人レベルで改善しないといけない要素が多かったよ。
スパーズは両コーナーからの3Pが決まったくらいで後はトランジションで解決できたのも大きく、そしてハーフコートが増えてくると、またもよくわからん個人技をしたウェンビーはベンチに下げられます。まぁここはローテ通りか。
ウィザーズのハーフコートはウェンビーがいるとゴール下まで行けたのに理不尽ブロックされる悩みもあり、ウェンビーがいなくなったのでアブディヤがドライブを決めます。その前にドライブしたときは理不尽だったからなぁ。
バグリーはゴール下をねじ込み・・・速攻のパスを奪われてカウンター食らっている。ってことで、追いつくには至らず。バグリーなぁ。それじゃあダメだよなぁ。アブディヤの逆を取ったヴァッセルのダンクで点差は10点のまま。しっかりとチームオフェンスに徹していても、結果が伴わなければ、そろそろ誰かが暴走してもおかしくないぜ。
暴走ではなく頑張ったのはアブディヤ。オフェンスリバウンドに飛び込んでファールドローすると、ボックスアウトするバグリーに対して、リバウンド回収役としてファイト。ラストプレーはツーメンゲームからクリバリの3Pをアシストし、93-87で3Qが終わります。
あとさキスパートがフェイクに簡単に引っかかるわ、中途半端なドライブしてボールムーブ止めるわ、インテリジェンスっぽい雰囲気でそうじゃないのが、周りが自制していると目立つね。
>ベンチメンバーは誰に何をさせるのか、誰もが何でもするのか、よくわかんない。
>パスを出す気持ちもチームオフェンスをする気持ちもあるウェンビーなんだけど、間に余計なプレーが混じるから周囲も「何したいんだろ」っていう雰囲気なんだよね。
いつもながら日頃から試合を見ていて私が感じていることを的確に表現してくれて助かります。
セカンドユニットはずっとひどかったのでトレをファーストユニットに回し、ケルドンをセカンドユニットに回す等のテコ入れしたんですけどほとんど改善していません。誰が何をするのかという役割がない状態がずっと変わりません。
ウェンビーはコリンズがファーストユニットから抜けたことでインサイドのプレイが増えたので少し良くなった気がしますが、困ってくるとダムダムするのは相変わらず。使われる側のプレイを続けて最強のフィニッシュ役を目指すのが良いんじゃないかと思うんですが、使う側の選手が足りないのでそれも現状ではあまりうまくいかず。まずウェンビーをフィニッシュ役としてうまく使える選手を補強するのが肝心かと思います。ウェンビーのためにもチームのためにも。