一応、「オフェンスのキングス」と「ディフェンスのキャブス」の戦いだった試合ですが、両チームが点を取りあうオフェンスの試合になりました。それをキングスが制したんだから分かりやすい。
ある意味でディフェンスのチームだけど、ガマンの戦いは出来なかったキャブスです。その理由がなんだったのか。この試合はハードワーク負けというか、スタミナ負けしており、特にアレンはコンディションがあがっていないのがよくわかります。まぁそこは仕方ないのかな。
2年前だったか、プレーオフに出れる可能性があったキャブスは、ガーランドが奮闘して個人として得点を重ねました。「個人として」というのは言い方が悪いか。ガーランド中心に点を取っていき勝利への強い意志みたいなものを感じさせました。これがキャブスの良い部分なんだけど。同時に点は取ったけど、勝率は上がらなかったような。
〇2年前の得点
オールスター前 106.7
オールスター後 110.5
〇2年前の勝敗
オールスター前 35勝23敗
オールスター後 9勝15敗
これは極端な例でしかありませんが、この試合を見ていて、そんなことを思い出しました。キングスの勢いに対して立派に対抗したんだけど、その対抗が自分たちの勝ちパターンから遠ざかっていったような感じ。
戦術力に乏しいチームなので、基本的にはディフェンスで耐えて耐えて、そこからカウンター。堅守速攻がキャブスの良さを一番いかせるのですが、点を取られたから取り返しにいくと、さらに点を取られてしまう。なかなか一致しないぜ。
3Pにやられている今シーズンってことで、3Pを止めに行ったら、もっと3Pを決められた。うーん、そんな試合でした。
キングスはフォックスがいるからか、キングスだった。感想はそれだけで十分。
〇3P
ハーター 6/9
マレー 5/8
「3Pが決まった試合」だったのか、それとも「3Pを打たせる形が出来ていた」のか。後者だよね。イージーなシーンを何度も作りました。チームメイトも対戦相手もフォックスのスピードに飲み込まれてしまったような試合。試合のペースが上がり、フリーのシュートが増え、オフェンスのチームが勝った。
これが続くのかどうか。っていうか昨シーズンから続いているんだから心配する必要もないか。
王の有り難みに感謝感謝の試合でした。気になったのはドゥアルテの使い方が難しそうで、今日はドノバン対応させてましたがめっちゃファールするしエースをマンマークするには荷が重い印象でした。今年はダビオンの代わりにキーオンエリス君を使っていますが、必ずしもエースキラーの役割をさせてるわけでもなくどうしたいのか。とは言いつつ、長いシーズンなので色々試してみてほしいところです。
2試合続けてフォックスが偉大すぎて、悩んでも仕方ない気がしてきました。