WCF ゲーム4

◎逆襲のナゲッツ

前半はレブロンアタックに困り、終盤にはファールコールの嵐でリズムを乱し、15点のビハインドとなったナゲッツ。まぁあれだ。シリーズ通して同じですが3Pミスが多い。特にMPJよ。でも決まらなくても自信もって打ち続けるんだよな。

〇ナゲッツの3P
前半 8/22
後半 4/11

前半はそこそこの確率ですが、決めたのがヨキッチのハイアーチブザービーターと空気を読まないKCPの3本なので、空気を読まない男の本領発揮でした。チームとしては全然だぜ。

そしてマレーちゃんはサンズとのゲーム2を思い起こさせる4本全ミスでした。オープンで打っているけどね。

そんなことよりもレイカーズがヨキッチ中心に守ってくるので、当然のように展開して3Pを打ち続けたナゲッツでしたが、後半になるとアテンプトが半分に減っているのがポイントです。3Pを決めていけば勝てるんだけど、3Pを打たなくても点を取れるようになっていったんだ。

しかし、これが複合的な要素だから難しい、複合的だからナゲッツの強さを感じます。

〇3Qのナゲッツ
速攻 7
セカンドチャンス 8

まずハッキリしていたのはレイカーズのシュートが決まらないことで、FG7/24でした。シュートが決まらないからカウンターに走るナゲッツ。でも、そこでミスするんだけどオフェンスリバウンドを押し込みました。

〇3Qのファール 2

そこには前半に11あったファールを抑えてきたことも関係しています。アジャストってやつだ。レイカーズはシュートが決まらないことよりもフリースローにならず、その結果、ミスショットが増えました。成功率よりも本数の問題として、ナゲッツにはカウンターのチャンスが生まれたのです。

〇ゴードンの3P 2/2

そのうえでADがマークしているゴードンだけは3Pで攻略しました。これが困った困ったレイカーズ。空けているところで3Pを決められ、だけどオフェンスリバウンドも取られている。どっちつかずになっていったぞ。

それはペイント内でのヨキッチvs八村を放置することにもなったし、いろいろと難しかったです。あと、何故かトリスタン・トンプソンを使ってヨキッチを止めに行ったのですが、それなら先にバンダービルドにやらせろよ。しかもトリスタンにポストアタックさせてるのも何だったんだろ。それなら八村でいいじゃん。

いずれにしてもレブロンとADに疲労がハッキリと出ている中で、トリスタンも使ってしまったので明らかにスピード負けし始めました。スタミナ負けしているし、スピード負けしているし。

関係ないけど、ウォリアーズってスタミナで勝てなかった理由がよくわからん。プレーチョイスの謎もあったけど、走っていれば勝ちそうなのにね。それはグリズリーズもか。

3Qは36-16と20点もの差が付きましたが、ナゲッツの36点はセカンドチャンスの多さも考えると大した得点ではありません。やはり問題は16点だったレイカーズであり、ナゲッツのディフェンスが重要でした。っていうかファールしないことだな。ナゲッツなのか、レフリーなのか。

上手くゲームにアジャストし、それを結果として得点差に結び付けた3Q。それほど変わったプレーはないし、シュートが決まりに決まったわけでもありません。ただ、マイボールになったら走り、外れてもリバウンドに飛び込み、そしてディフェンスではガマンしながらもプレッシャーをかけていく。シンプルにして困難。根性にしてインテリジェンス。

ナゲッツらしいかもね。ヨキッチのスーパーさに騙されてはいけない。ハードワークするチームなのだよ。徹底してね。

WCF ゲーム4” への2件のフィードバック

  1. レブロンが好きなニワカですが、キングがキングたる所以というフレーズに感激しました。そしてそれを上回った現在のNo. 1、それだけではないナゲッツのハードワーク、結果はスイープとはいえ良いものが見れたのだなとあらためて。

  2. キャブス時代の48分ハンドラーアタックしまくるレブロンを知ってるだけに、前半の見て嬉しい気持ちと後半を見て切ない気持ちが入り混ざっています。しかし同じ38歳がここまでチームを牽引する姿を見て、カーメロは何を思ったか気になります

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