2年連続でピストンズだけが泣くことになったロッタリー。低確率が当たることもなく、マブスも無事に10位でした。そして永遠とタンクしているロケッツも、急にタンクし始めたホーネッツも当たることなく、なんとなくスパーズに落ち着いたのは予定調和感がありつつも、もっとも平和な解決だった気がします。
しっかりと勝つことを目指し、まだ主役が足りないチームにウェンビーがいくことは非常にポジティブであり、「ウェンビーのチーム」として明確に活動できます。いや、だってホルムグレンなんかどうするんだろって感じじゃん。ブレイザーズでサポートキャストすれば勝てたかもしれないけど、自分の力で勝たせに行こうぜ。
・・・まさか、ガード大好きスパーズがウェンビーじゃなくてスクートを指名したりなんて・・・ないよね。ないよね。まず1位は確定ということにしておきましょう。
2位 ホーネッツ
3位 ブレイザーズ
問題は2位からです。前評判としてはスクート・ヘンダーソンなのですが、ホーネッツにはラメロが、ブレイザーズにはリラードとサイモンズがいます。ここからドラマが始まるわけだ。
ホーネッツはラメロの横にスクートを置く選択肢もあります。でも、その前にオーナーをどうするのかっていう問題もあります。短期間に決めないといけない事項が多いな。
8位 ウィザーズ
9位 ジャズ
PGが欲しいのは両チームですが、さすがにこの順位までスクートは残っていません。ならば指名権をつけてトレードも考えられますが、ホーネッツは2位を手放して8位や9位で満足できるのかって話です。難しそうだよね。
しかし、別の話もあります。それはブレイザーズが指名権をつけてでもサイモンズやヌルキッチを処分したいという話。こんなトレードだ。
2位指名権+サイモンズ ⇒ ジャズ
3位指名権+1巡目 ⇒ ホーネッツ
9位指名権 ⇒ ブレイザーズ
これでブレイザーズはジェレミを残して、9位でルーキー補強が出来ます。割と現実的にありそうなラインです。ジャズはいろんなチームの指名権を保持しているしね。いずれにしても3位指名権は今回のドラフトにおける最大のポイントです。
ブレイザーズは何を優先するのか?
場合によってはリラードを放出して、3位とシャープでの再建ってのもゼロではありません。それは3位で指名できる選手の可能性次第ですが、噂ではサラリーダンプが優先事項っぽいしね。
ドラフトロッタリーが終わり、ウェンビーが決まったことで、主役はブレイザーズに移ったようにみえるぜ。