ウォリアーズ@ウルブズ

◎オーバータイム

ディアンジェロのドライブが金的膝蹴りになってしまい、こちらも5つ目。さらにドレイモンドのスクリーンに対してかわせず、出していた手がプールにひっかかったので6つ目。早々にディアンジェロがいなくなり、リバースが出てきます。で、PGはカイル・アンダーソンね。

ウィギンズで先制したウォリアーズに対して、リードのフックも、ワイドオープン3Pも決まらず。しかもわき腹を痛めたリードなので、いったんプリンスと交代です。するとカイルのオフェンスリバウンドから、そのプリンスが3Pをヒット。プールのドライブはカイルがチェイスダウンブロックし、アントマンがドライブからのゴール下を・・・ミスだよ。何してんだよエース。

それでも残り1分43秒。ドライブで飛び込んだアントマンがフローターをヒット。3Q残り3分で決めた以来の得点で3点リードにします。アントマンの得点なしで追いついていたってことだな。

ところでカリーのマークはリバースに代わっています。脳筋ディフェンスなので、何も考えずにカリーを追いかけた方が向いているし、マクダニエルズよりもスクリーンをくらいにくいし。すると、エンドラインのスローインでカリーがドレイモンドに渡し、ドレイモンドはハンドオフを狙うも、カリーはリバースのしつこいディフェンスに方向転換を図ります。これでタイミングが乱れ、自分で出したパスを取ったドレイモンドでトラベリング。こっちのマッチアップの方がよかったぜ。

ツーポゼッション差にするチャンスのオフェンス。ダブルチームされたけど、自分で行ったアントマンはレイアップを決めて5点差に。が、即座にカウンターをプールに決められます。抜け目ないウォリアーズと、抜けが多いウルブズ。

アントマンの3Pみすで同点のチャンスを得たウォリアーズですが、カリーの3Pが落ちてしまいます。残り30秒でマイボールなので時間を使ったアントマン。キックアウトでリードの3Pは外れますが、リバウンドが戻ってきたリードが、そのままドライブダンク。ウルブズが逆転で勝利をもぎ取ったのでした。

なぜかアントマンがインタビュー受けているけど、本人も「リードだろ」みたいな発言をしてたのでした。

○ナズ・リード
24点
13リバウンド
4アシスト

ヒーローになるチャンスを何度も逃しながら、最後にヒーローになったリード。タウンズもゴベアもいない今、リードに風が吹いていることを示す試合でもありました。お見事さ。

タウンズならば4Qで試合を決めていた気もしますが、その一方で守れたからこその逆転勝利でした。前半71点も奪いながら、後半は39点、オーバータイムも4点だったウォリアーズ。そのキーはゴール下のディフェンスだったので、リードのディフェンスは大事でした。タウンズじゃ無理かなー。

○ウォリアーズの3P 11/35
前半 9/18
後半 2/17

で、数字だけ見ると3Pを抑えたのですが、3Pに対しては試合開始からプレッシャーをかける守り方をしており、その代わりインサイドにスペースが生まれました。そこを止めたからこそ、守れた試合でした。ペイント内を守れなかったら、3Pも決められ続けただろうね。

ウォリアーズ側もパスがイマイチ過ぎました。こんなにキックアウトが下手なのかってくらいに出てこなかった後半。

○ルーニー
10点
9リバウンド
2ブロック
2スティール
得失点差 +12

+2点だったクレイと2人だけが得失点差がプラスでした。ルーニーが出ているとインサイドの戦いで勝利していたウォリアーズです。プレータイム制限があったのかどうか知らないけど、もっと使いたそうに見えたけどね。

ウォリアーズの勝ちゲームでしたが、リードを一瞬で溶かしてしまった4Q序盤と、ラストショットを決められなかったカリー。ホームならばアドバンテージで勝っていたかもね。

○ディアンジェロ
29点
3P7/17
2アシスト

すっかりスコアリング担当に変更されており、ツーメンゲームは少なく、もちろんオフボールのシュータープレーなんてないよね。そこでスプラッシュぶりをみせてリードとともにウルブズに得点をもたらしてくれました。ディアンジェロの3Pでストレッチするかどうかが生命線になっています。

ここにゴベアがいたらどうなるのかサッパリ想像がつかないオフェンスでもありました。リードみたいにストレッチして3Pもないし、リードみたいに遠い距離からの1on1もないしさ。なぞは深まるばかりですが、ハードなディフェンスが勝利をもたらしたのは間違いなく、もう少し観察しましょうね。

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