ドノバン・ミッチェル 71

◎18点差を取り返す3Q

24点
2アシスト
FG6/9
FT12/12

ディフェンス3秒のフリースローで後半はじめの得点を奪ったドノバン。それと前後してボール運びのところで、ドスンムに2つのファールをさせました。プレッシャーかけてくるのでファールさせておいて楽になろう作戦。でもラブがオープン3P連続ミスで、なかなか追いかけられないキャブス。

グリズリーズとのプレーオフでもディロン・ブルックスのしつようなマークをファールドローで無効化していたよね。プレッシャーかけられたときの常とう手段ですが、日本の、特に高校バスケでは出来ないスキルだな。

ブルズのリードが変わらない中、ドライブを決めたドノバンは、さらにペイント内でタフ気味なフローター。ここまでの展開と違い強引に自分で打ち切るプレーが増えると、さらに長めの距離のレイアップをヒット。どうでもいいけど、エンビードだと全部ファールコールされているようなプレーだな。

完全に「自分で行く」モードになったドノバン。ボールを持ったら迷わずドライブで飛び込み、ポンプフェイクからパトリックにファールさせます。いずれにしても、キャブスは論理的に崩しているわけでなく、個人の強引さで解決している状況です。

ただ、ここでやっとオスマンのコーナー3Pが決まり11点差に縮まります。すぐにデローザンに返されますが、またドノバンがドライブからパトリックにファールさせます。

ブルズはとにかくパトリックのヘルプポジションが抜群に悪い。ノーチャージエリアの外で両足を止めてチャージドローのように待つわけでもなければ、シュートにタイミングを合わせたブロックでもなく、コースを変えてくるドライブについていくので、動きながらコンタクトしてしまいディフェンスファールとしか言えない形になっています。まぁヘルプに間に合っているだけ改善しているかもしれないけどね。

残り6分10点差になってタイムアウトのブルズは、ブーチェのポストアタックでしっかり取り返します。ブーチェはさらにオフェンスリバウンドからファールドローにも成功し、ラビーンのドライブ&ワンで点差を少しずつ広げていきます。

ディフェンスでもパトリックはルバートの1on1をしっかり守り切った。対人ディフェンスは強いぜ。その後アレンにセカンドチャンスを与えてしまったけどさ。キャブスはドノバンがドライブからの切り返しでミドルを決めたくらいで得点がなかなかつながらなかったけど、またオスマンが3Pで助けます。実はオスマンの日だな。ラビーンがエルボーぶつけてオフェンスファールもするし。

ここでブルズはデリック・ジョーンズを投入し、ドノバン対応をさせます。それはいいんだけど、スクリーンでドラギッチ狙いになっているドノバンに対して、スクリーン後の対応が悪く、シンプルに抜いていくドノバンが&ワン。ドラギッチがハンドチェックでスティールすることもありましたが、ガードがスクリーンにきた時にノープランっぽいな。

ドライブしたデローザンがブロックされるとクレームしてテクニカル。またフリースローで点を稼ぐドノバン。さらにドライブからのファールドローも続きます。前半と違うのはブルズがスクリーンでの対象が悪く、早めのヘルプで捉まえていない事と、試合が荒れ始めたからレフリーコールが厳しくなっている事。お互いにファールコールされまくるようになってきました。

ただ、序盤にファールドローした分だけキャブスの方がボーナススローも得やすい状況でした。これがブルズを守りにくくしたし、3Qだけで12本もフリースローを打ったドノバン。2本はテクニカルの分ね。

そして残り1分。散々ドライブしていたドノバンが何もアクションせずにラブに出すと、やっと3Pが決まり3点差に。直ぐにデローザンが返しますが、ダブルチームされたドノバンが捌いてオスマンの3Pで2点差。しかし、またもデローザンが飛び込んで&ワンで5点差にして3Qが終わります。

なお、ネトが例によってフロッピングしていましたがレフリーに無視されていました。下手すぎるフロッピングを何度も繰り返すネト

勝負の4Q ⇒

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