改善しているという点ではネッツも改善していました。あれだけ「デュラントに渡さなきゃ」をしていたネッツなのに、実質的なPGがオニールとなり、ジョー・ハリスへのパスを通していくので、デュラントがボールに触らないオフェンスが増えていきます。やっぱナッシュがダメだったんじゃ。
するとオニールのディフェンスリバウンドからデュラントが前を走ってロブパスフィニッシュに。デュラントがディフェンスリバウンド後に走っているなんて珍しぜ。スタミナが残っているって事だ。さらにオニールはオニールらしいプレーでリズムを生み出していきました。シュートは決まらんけどさ。
それは時にディフェンスの強化にも繋がります。特定のオフェンスに拘らないからカウンターを食らいにくいし(食らったけど)、デュラントのスタミナを奪わないからインテンシティを保てます。
さらにベン・シモンズが登場すると・・・特にこれと言って変化はないな。ただし、ウイングが多いチームの良さは出てきており、ポジションチェンジが頻繁に発生し始めました。これ、オニールがPGしていることも関係しているので、カイリー戻ってきたら上手くいかないかも。
そんな良い部分はありつつも、実力差で少しずつブレイザーズがリードを広げていきます。シーズン前は考えられなかった「実力差」だぜ。あとシャープがすげー。
こうなればデュラント先生の出番です。ディフェンスを崩せなくてもジャンプシュートで解決してしまうデュラント。しかも、ナッシュ時代と違い、デュラント自身もオフボールで動くので、裏へのパスが頻繁に出てきます。強く守りに行けば裏を取られ、普通に守ればジャンプシュートの餌食。
これがHCナッシュ時代と同じチームなのか・・・
〇パス数
ナッシュ時代 273本
11月 281本
直近5試合 290本
〇デュラントのパス数
ナッシュ時代 32.0本
11月 44.9本
直近5試合 41.8本
ナッシュ時代のアイソばっかりから パスを出すことが増えたデュラント 直近はデュラントを経由することも減ってきた。 そんなスタッツです。
これでネッツが逆転します。デュラントが点を取っているし、デュラントを囮に出来ているし、ポジションチェンジしてパスで攻略しています。シモンズ中心のボールムーブならば、さらにいいんだろうけどね。
ってことでデュラントが止められなくなってきた2Q終盤。それをリラードが3Pでアンサーします。両チームともに点を取るところが変わったわけではないけど、ベースメントは大きく変わったって感じです。
最後もリラードがドライブを決めて61-57になって前半が終わります。ウイングを増やした中で渡邊も欠かせないピースになっているのには驚くよね。シモンズがもっと機能していたら怪しかったけど、そんなでもないので起用されていきそうだ。
ブレイザーズファンです
今シーズン、揺らぐことがなくなったのは非常にポジティブなんですが、自分達のムードになった時に強度を落としてしまうのが気になります。10点差を15点差にできないというか。
まあ接戦ばっかりで大差の勝ちに慣れていないといえばそれまでなんですが、リードしてる時より追いかけてる時の方がなんか強いんですよね
あんまり爆発力のあるオフェンスではなく、かわりに堅実なので仕方ないですね。
大量リードするにはトランジションしかなく、かといってリードしている時にリスクは取りたくないし。
チームカラーとして、堅実さを優先しましょう。3P打ちまくってた頃よりマシです。
守れているようで、リラードやサイモンズレベルにはシュートを決められてしまうナベ。シューター守るのも良く失敗するので、穴にならないか心配です。レーティングはどうなんでしょうね。
ネッツがウイングいっぱい使いたい路線では、ガードを守る担当として重宝したいんでしょうね。これを出来るかが分かれ道です。
渡邊からデュラントへのキックパス。デュラント3P決めましたがそのまま行って2点もしくはアンドワンで3点プレ-狙ってもよかったと思いますが、渡邊の悪い癖がでたような場面。どう評価しますか?
あそこを決められないのはダメ
といいつつキックアウト出来るようになったのは評価したい。難しいラインですね
管理人さん的に渡邊のディフェンスはどのレベルですか?
NBAの上位3割に入ると思うのは贔屓目でしょうか
まぁ贔屓目ですね。
上位3割の考え方そのものが難しいので、もっと明確に良さを出してくれないと「上位3割だ」とは言えず。
でも、そのチャンスが今のエースキラー役にあるので、1on1ディフェンスでブロックを量産する大学時代みたいになれば「上位2割だ」と言えますね。